魔勇者の成り上がり物語 二話
短くなるので午後5時ごろに投稿します。
宮廷魔法師団に入れられることになった俺は、まず、自分の部屋に連れてかれた。
「で、でけえ」
それはでかいなんて規模ではなかった。
父さんと一緒に暮らしてた俺は、マンションにすんでいたが、それよりももっと大きかった。
狭い部屋に押し込められるのではと思っていたから、最高だ。その後宮廷魔法師団長の部屋に連れてかれた俺は入団の手続きをした。さっそく団員の皆さんに挨拶に行くと,何故か歓迎された。
「「「ようこそ、宮廷魔法師団へ。」」」
「よろしくお願いします。」
魔法師団の団員は俺を含めて15人ほどだった。まず、団長のグレンさん、副団長のカイルさん、あとはカイトさん、リューズさん、ホミルさん、リンさん、トニーさん、リュウさん、ヒルルクさん、ミンさん、ナットさん、コイルさん、サンカさん、テリアさん、らしい。
彼らは俺の事情を知っているらしいが、優しく接してくれた。
すると団長が「では、君と私たちの実力を共有するためにまず総当たり戦で決闘をしよう。安心してくれ、決闘をした後はテリアが回復魔法を使って傷を治してくれるからな。」
「ちょっと団長!勝手に任命しないでくださいよ。」
テリアが文句を言うがいなされる。
すると、俺が入ってきた扉から体格のいい男がやってきた。
「よう、相変わらずヒョロガリばかりだな。いいぜ俺が審判をしてやるよ。」
そう言って入ってきたのは、騎士団長のガンタルさんだった。
誰も文句を言おうとしなかったので、黙って受け入れると,試合が始まった。
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