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遙かなる幻野

作者: 夕霧

眩い光だ


けれどそれは暖かい、暖かい光


どこか懐かしきあの光


眼前に腕を翳し


丘の上から一望する


大地を


私を染め上げる橙


沈み行きながら照らす


あの煌めき


さんざめくあの輝きを


広大な野原の穂が風に揺れる


寄せては返しうねりゆく


あぁ


燃えている


まるで燃えているかのようだ


眼下に広がる


幻想を前にし


私はスッと力を抜いて


トンッと飛ぶ


私は橙に染まりながら


大地へと一直線に


吸い込まれてゆく


あぁ


原野よ


黄昏よ


泡沫の如し


遙かなる幻野よ


いま神秘は此処に有り

















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― 新着の感想 ―
[良い点] 荒野の夕陽?みたいなものの イメージが鮮明に浮かびました。 実際の体験かな?と思いました。 [一言] 僕の小説も感想くださいね。(^^♪
2019/10/04 10:50 退会済み
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