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第一話 行動
大変遅くなりました。申し訳ありません。
それから私は動いてみた。
いろいろな所。そして実家。さらには親戚の家まで。
幅広く動いてみた。
だが,なんの結果も得られなかった。
私はそれでいいわけがない。
行動したかった。もっと行動したかった。
だけど,もう,体が言うことを聞いてくれないのだ。
「もう私は動きたくない。動かないで。」そう言っているように聞き取れるのだ。
なぜだろう。私には到底分かるわけがない。
私はこれからもそれをずっと背負い続けて生きていくのか?
背負い続けておかないと行けないのか?
ーいいや,そんなことはない。
そのような答えがふと耳元で聞こえた。
私が振り返るとそこにいたのは私の学校で転校生として入学をしてきた斉朝君だった。




