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こうして僕は野球部の不正を知った

いっちに、ソーレ

いっちに、ソーレ

イチニサンシ!ごーろくしちはち!

午前七時

今日もいつもの様にここ雀坂中学校では野球部朝練が行われていた。

午前八時。

「おはようございまーす」

僕は学校の門をくぐる。野球の帽子をかぶって。

僕は朝練には行かない。行けない訳じゃない。そう、僕は行こうと思えばいつだって行ける。

じゃ、なぜ行かないのか? そんなの簡単だ。

この私立雀坂中学校では朝練は禁止されているからだ。つまり、行かない方がおかしいのではなく行ってる方がおかしいのだ。雀坂で朝練が始まったのは数年前だ。熱心な顧問が朝練をさせてくれと保護者会に泣き落としをかけたからだ。

この顧問、アホである。保護者会に言ってなんの意味があるというのだろうか。校長に伝えるべきだし、届けを出すべきなのだが顧問はそれを怠った。それをきちんとすると朝練が出来ないかもしれなかったからだ。こうして雀坂中学校の朝練が始まった。入学初日。僕は朝練に行った。ランニング、体操、アップ。集中すれば三十分のメニューをダラダラと一時間かけて行っていた。

でも、一年の僕はそれに指摘をすることは出来ない。不満は募っていった

しばらくして、部活動振興会の規則が配られた。

そこにはしっかりと朝練は禁止だと書かれていた。監督に確認した。監督はなんとそれを知っていたのだ。その上で朝練を行うと堂々と宣言した。

その日から僕平古場虎之助と野球部15人との壮絶なバトルが始まった。

どうもこんにちは時苑雅義です。

これは3割現実7割虚構の体験談的物語です。

楽しんでもらえれば幸いであります

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