その他 もろもろ
・グリム
左側全体を覆う隻眼用の黒革マスク。
青灰色の右目。
ロングコートに背負う大剣。長銃も所持。
作者は、いつも隻眼用の黒革マスクが右なんだか左なんだか分からなくなってここに確認しにきている。
・チョビ髭と若い先輩隊員
チョビ髭は佐倉の腹に乗り、若い先輩は佐倉の頭を押さえた。
さり気に彼らが掲示板前で、佐倉の頭を小突いたのが作り手には萌えだった。
・白髪混じりの駅員
紳士な駅員。威圧にもめげない有能さが伺える。深緑色のロングコート丈の上着、白い手袋、深緑色の軍隊帽を着用。この作品で珍しい、丁寧な人だった。―――はずだが、祭を経て、皆様が作った設定により見事に笑顔の腹黒(カウンターと飲み仲間の可能性を模索中)へと変わった。
・昼街の鎧兜
変な黒い物体で昇天した。
・緑の変なの(イグ)
パルテノン駅で、佐倉の前を猛スピードで駆け抜けたなんか変な生き物。
見た人曰く、竜と馬混ぜたみたいなイカツイので、目は皿のようにギロッとつぶらで、足はガッシリ蹄なんかあったりして、つやっつやの鱗で、牙がびっしり鮫みたいに並んでて、はふー、と吐息で口と鼻からチョコっと火が出たり、馬と同じで視界広いけど真後ろ見えないから後ろに立ったらパカーン、グシャッとやられる、との話もあるが定かではない。
・患者(平木)
医務棟の処置室で「開かれていた」患者。どんな状況でもツッコミを忘れない男。むしろ自分の命がかかった状況ほど、ツッコミのキレが増す。にも関わらず、自分の命がかかっている状況で治療を放っておかれても、頑張って耐える(が、耐え切れず死にかける)等、ケナゲな性格なのも窺える。
別名、傭兵のヒラキ。平木も可。故郷に幼馴染のアーデルハイド(仮)と子ブタのユキちゃんがおり、祖母は三年前に亡くなっている。所属部隊については不明で、カウンターすら知らないという「もぐり」隊員。
・どえろい生物
人は通常、それを、フィフィと呼ぶ。
人差し指ほどの小さな小さな『ヒト』。翠の瞳。水の中にいるように足をくねらせ空気中を漂う。ベリーショートの銀の髪に黄金色の肌。個体差は無い模様。
形の良い胸を覆うのは面積の少ない布地。黄金色の蠱惑的なくびれた腰には布が巻かれている。腰骨下の際どいラインぎりぎりで巻かれた布は、腰の脇で結ぶ形。結んでいるほうの脚は惜しげもなく曝される。
「自然のフィフィは風の中にいる。とても目が良くて、道を教えてくれたりくれなかったり、はぐれた仲間の場所を教えてくれたりくれなかったり、大半、間違った情報をくれたりする」(モントール談)
感想欄では、小さな姐さんとも呼ばれ、佐倉にも感想欄にも大人気。作っている側は、当初、一章限りの登場でその先を全然考えてなかった子なのだが、人気ぶりに再登場が計画されることとなった。
・どえろい生物の大好物
人は通常、それを、天蜘蛛の糸と云う。
天蜘蛛という昆虫によって作られる。天蜘蛛は、蜂の巣のような球体の巣を作る生き物で、どえろい生物は天蜘蛛が作り出す糸が、大のお気に入り。お気に入りすぎて、この糸目当てに天蜘蛛狩りをし、巣を占拠、居住地にしてしまうほど。せっせと巣を作ったのに、巣に住めないとか、天蜘蛛、マジ憐れ。
・ミノさん(仮)
長い柄の斧を担ぐ肩が、異常に発達している。
異形の逆三角形。発達しすぎた肩幅。厚みのある大胸筋。引き締まった腹部。腰から下は成人一般男性よりも細身。
紺の帽子につけられた立派な羽根飾りが、常にふぁっさふぁさ。
白タイツと王侯貴族の間で流行しそうな洒落た刺繍の入ったブーツを着用している。
帽子の下の顔は猪。
鳴き声は、猪でなく獅子のよう。
――シルエットが逆三角形で……そう、ハト胸のカメムシみたい。顔は猪だけれども。(佐倉談
本編だと、頭部がぐうと天井に近づいた、という表現があるので、かなりの巨躯な様子。
そして、発散している獣臭が凄まじいらしい。
――馬糞に顔を突っ込んだ感じというか、ひょうたん池の青緑色の水面に鼻を近づけて嗅いだ感じというか、野性味溢れた香りが鼻腔を盛大にくすぐってきた。(佐倉談
作っている側にはミノさん(ミノタウロス由来)と呼ばれているが、よくよく考えたら、本編でミノさんとは呼ばれていないらしい。危ない、再登場があったら普通にミノさんと呼ぶところだったと作っている側がひやひやした。
・裏門への扉手さん
2020年イラスト祭に何故か登場することとなったダークホース的存在。いや、ほんと、なんで解禁されたのか作っている側もさっぱり意味がわからない。これ、キシ子(後述)と同一として裏門への扉手さんが推挙されたのかな、とも思うのだが、一応、本編(若干設定集のため脚色アリ)の裏門への扉手さんの容姿説明は以下の通り。
扉を閉めて、どん、どん、と二度扉を叩きましょう。
すると、トン、と内側から、小さくノック返しがあるでしょう。
きぃ、という軋んだ扉が勝手に開くのを見守りましょう。
隙間、扉の上部から、ぬ、と現れるそれが、裏門への扉手さんです。
赤黒い女の手。皮膚剥いだようなグロテスクな指先が見えたら、裏門への扉手さんの呼び出しは大成功です。
登場したら、恥ずかしがり屋な扉手さんの、美しいネイルをきっちり隅々、見てあげてください。五指全てに淡いピンクと白のローズ、そのうえ中指には大きな白蝶まで施された圧巻の3Dネイル。水仕事なんてきっとする気のない、完璧な鑑賞用の御手です。盛りに盛った乙女チックな3Dネイルと生皮剥いだような赤黒い皮膚のギャップの凄まじさが彼女の自慢です!
彼女は、死後何十時間も経ったような関節で、ぎちぎちと痙攣したり、扉の上部を掴んだり、圧巻の3Dネイルの白蝶の施された中指で扉をトン、と叩いて、中指の爪ごと白蝶を剥ぎ落としたりして我々を楽しませてくれます。
自慢の白蝶がひらりと扉に止まると、扉に溶け込み、なんということでしょう、白蝶は淡いピンクと白の掛時計になりました。
ぜひ、長針を「11223939156425251059」に合わせてください。
これで、門番のお仕事を踏み倒す裏門解錠ができました!
裏門への扉手さんも、中のミノさんも、キシ子もきっとあなたを歓迎してくれます!
さあ、裏門内へ、いってらっしゃいませ!
・キシ子(裏門のハズレ扉さん)
2020年イラスト祭には何故か「裏門への扉手さん」が選出されていたが、もしかしてキシ子のことかも、と思い、こちらの容姿設定も追加しておきます。キシ子と裏門への扉手さんが同一のものかどうかは、2020年現段階では不明となっており、もし、キシ子がイラスト祭で「裏門への扉手さん」として描かれたとしても容認する予定です。
以下、キシ子の説明
・裏門内のハズレ扉に危害を加えると現れる。
・裏門内のミノさんを始末できるほどのツワモノ。
・キシッと、静かに癖のある妙に明るい笑い声をたてる。
・猪から発せられる音が止み、啜って食事するような音がする。
「俺が一人でここに来る時は、ハズレ扉には危害を加えねえな」(H氏談)
・触手系。(本編では、暗闇で佐倉の左肘に何かが巻きついている。容易にむしり取れ、産毛があったような感触らしい。)
・数十の黒蔦のような触手を持ち、太陽の下で発火する。
・顔に口しか存在しない。
・口の中は真っ黒で何も見えない。
・顔も太陽の下で発火する。
・大きな大きな半月のような形を作った口で、きしり、と歪な音を漏らす。
・猫の舌
2020年茗荷の希望もあってイラスト解禁されました。感想欄で容姿募集がなされ、作っている側も考えたことがなかった容姿の持ち主になりました。本編ではこの容姿に準じて作られる予定です。2020年イラスト祭では、この容姿設定を知らなかった場合でも自由に描いていただいて構わないです。(感想欄出発でまとめるのが遅れたため、容姿を知らない方が多数いらっしゃると思うので)
●●猫の舌の容姿、募集後決まったこと●●
・常に無表情
・人魚の首飾りの眷属。
・丁寧な話し方
(ここまでが本編で分かること)
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(ここからが感想欄での容姿募集で決まったこと)
・チベットスナギツネの目をしたおっさん
・お面を側頭部につけている。(お面は日替わりで、竜とか鳥とか金魚とか魚とか)
・ぶかぶかの服を着用
・ひょろい
・インテリ系
初っ端のチベットスナギツネの成分が強すぎる(爆笑
ひょろい、とチベットスナギツネは共存できるのかどうかw
すげえ面白い状態になってる猫の舌、2020年イラスト祭で解禁したので、ぜひぜひ、挑戦していただけると嬉しいです。
・人魚の首飾り
人形の首飾りはこの作品屈指の容姿説明がちゃんとなされている登場人物だな、と容姿設定をまとめていて思いました。当初、作っていて、人気の子になると思っていたのですが、同時期に小さな姐さんが活躍していたので、完全にお株を取られる形となった気がします。小さな姐さん、まじハンパないって!
以下、本編に登場していた人魚の首飾りの容姿設定になります。
・声が可愛い。
・異界の美少女。
・白い肌は鱗で覆われ、貝の内側のように鈍い虹色の輝きを放ち、艶かしさを与えている。
・華奢。
・海の色にも似た髪のグラデーション。南国の海の写真を見ているのかと錯覚する見事な色。センター分けの髪は頭頂部は紫を含んだ深い深い青色。その色が空と海を区切る水平線を連想させる。清らかな水のように滑らかで癖のない髪は、鎖骨をすぎたあたりか緩やかで豊かな巻き毛へ、そして髪色は下へ下へと目で追うごとに、色が抜け、エメラルドグリーンへと変わっていく。
・滑らかな白絹のワンピース・
・薄桃色の唇。
・頬も鱗で出来ているため、頬に色味がない。
・髪の根元の色より紫の色彩が強い紫紺の瞳。
・瞳の中でも一際濃い色の瞳孔は縦にすぼまる。
・妾という一人称を使う、のじゃロリ。
珍しく、ちゃんと容姿設定だけでも文字数が伸びる子だなwとなる私w




