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ツカキ達は花夢の捜索を始めた。そして一週間が過ぎて、


「花夢のいる所が分かった!」とツカキが言った。


「ツカキ様本当ですか?どこですか?」


「不思議な森という所だと思う。」


「では、早く出発して捜索しましょう!」


「そうだな、早く出発しよう!」


こうしてツカキ達は、森光林(しんこうりん.不思議な森と呼ばれている場所)に


出発した。「わぁ!綺麗」そこはとても綺麗で幻想的な場所だった。


虹色の湖、ふれるととても心が安らぐ木。


他にも上を見上げるとまるで宇宙のような宙が広がっていた。思わず見とれていると、


「ツカキ様ミラージュの気配がします。」と石夢が言った。ミラージュというのは、


蜃気楼の事で今石夢がいったのは、蜃気楼の幽霊みたいな者だ。


「み、皆ミラージュが追いかけてくるー!」と石夢が言い、え?「皆逃げろー!」と


ツカキは叫んだ。そして皆が走って逃げていると一人の兵士がこけて…


「うわぁぁぁぁぁぁぁ助けてくれぇぇぇぇぇ‼」と言っている。


ツカキは決心し、こう言った。「皆戦おう!」すると石夢が


「嫌です‼いくらツカキ様の命令でも…無理です‼」と言った。とその時


「あ、あそこに居るのは花夢⁉」とツカキが言い。


「ミラージュと一緒に居るみたいですね。」と石夢が言った。するとツカキは


「花夢ミラージュとは仲良くすればいいのか?」と聞いた。


「敵と同じです。」と花夢は答えた。


そして「僕のミラージュはディライトです。」と言った。


「ディライトってあの剣士だった人⁉」と石夢が驚いた。ツカキが


「でもなんで、ディライトさんが?」と言った。すると花夢は


「僕この森でディライトと仲良くなったんだ!」と笑顔で言った。


まるで、幸せになったのだ。と言っているようにツカキ達には聞こえた。


「それじゃツカキ!ラスボス倒してくるね!」と言ってワープした。


「消えた…花夢もディライトも」とツカキは言いワープの場所を見つけた。


そして、「皆ワープしよう!」と言ってワープした。


「こ、ここは?」「扉があるよ!きっとラスボスが居るよ」「よし!入ろう!」


ツカキ達が入ると花夢が戦っていた。「ツカキ⁉どうしてここに居るの?


危ないから早く帰りなよ!」「手伝わせてほしいんだ!」


「ダメだよ!ツカキにこのボスは倒せない!」


「少しでも花夢の力になりたいんだよ!俺は‼」


「僕の力になりたい?そんな無責任なこと言わないでくれるかな。それに…


なれるわけないだろうが‼ツカキにはツカキのやる事があるだろ。それをやれよな‼」


「でも、花夢はそれで大丈夫なのか?」とツカキが聞くと花夢は、


「僕なんかの心配しずにもっとツカキを頼ってくれる人の心配しろよ‼」


と、悲しそうに叫び散らした。こんなに叫ばれてもツカキは言った。


「花夢は俺を頼ってくれたよ。勇気を出してあの日言ってくれたじゃんか!


それにさ『僕なんか』なんて言うなよ。俺が傷つく、俺が初めて助けた人に


そんな事言われたくないし言わせたくない!俺にとって花夢は十分特別な人だよ!」


すると花夢は涙をぽろぽろと零した歯を食いしばってこらえても涙はこぼれ続けていた


(あの日僕が王国の外に行った時帝国に見つかり捕まってしまった。


飢え死にしそうになって牢屋で助けを求めた時、ツカキが助けに来てくれた。


僕には彼がヒーローに見えた。ツカキにもう一度会いたくて星の国の兵士になった。


だからあの日の事ツカキが覚えていてくれて、それが初めてツカキが助けた人だって


知ったら嬉しくて、嬉しくて、そんな事にも気づけなかった自分が情けなくて…


涙が止まらなかった。親も友達も居ない僕にはツカキが生きる支えだったのだ。)


ツカキはつい「えっ!俺の事ヒーローだと思ってくれていたの?」と心の声に


反応してしまった。そして「分かった。俺、他の人助けるよ!


待ってな花夢、俺はお前が助けを求めたら光の速さで助けに行くぜ!」と言い


シリウスに帰って行った。



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