第2話 ヒーローは真っ直ぐで正義を拳で戦う
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俺は自分が住む図書館の自室で小説を書いていた。
「あの、鳥町さん」
書紀の宮野前菜さんが俺に声を掛けた。
「どうしました?」
俺は宮野さんを見た。
「あの、子供が来てるんですけど」
そう言って2人の小さな子供が後ろに立っていた。
「どうしたのかな?」
俺はそう言ってペンを置いて子供二人を見た。
「あの、お願いします!助けてください!」
女の子はそう俺に頭を下げた。
「はっ?」
俺はそれを聞いて腕を組んだ。
「あの、お姉ちゃん誰かに付けられてるんです!」
そうもう一人の小さな女の子は俺に言った。
「とりあえず、話を聞かせてもらおうか」
俺はそう言って戸棚からティーカップにカフェオレを入れて子供二人の前に置いた。
「お茶菓子はパウンドケーキでかまわないかな?」
俺はそう言って冷蔵庫からパウンドケーキを取り出して包丁で切り皿に置いて二人に出した。
「えっ?食べていいんですか?」
大きい方の少女は俺に聞いた。
「ああ、何が起こったか話してくれないかな?」
俺はそう少女達に聞いた。
「あの、私は中学1年生の早霧ゆいって言います!隣りにいるのは妹で小学2年の智乃と言います!」
ゆいちゃんは頭を下げた。
「それで誰かに付けられてるって言ってたけど何があったのかな?」
俺はそう言って話を聞き始めた。
話を聞くとゆいちゃんは4日前から誰かに付けられてるらしい。
確かにゆいちゃんは顔も可愛いし胸は中学1年生にしては普通ぐらいで尻は小尻で可愛らしい顔立ちで可愛さで言うならトップクラスだと俺は思う。
「何かトラブルを起こしたとかないよね?」
俺はそうゆいちゃんに聞いた。
「いえ、何もしていません」
ゆいちゃんはそう言ってパウンドケーキを食べ始めた。
「美味しい!」
そうゆいちゃんは言ってパウンドケーキを食べながら考えていた。
「とりあえず、親には相談はしなかったのか?」
俺はそうゆいちゃんに聞いた。
「私達親が居ないので親戚をたらい回しされているんです」
そうゆいちゃんは言った。
ゆいちゃんはすごく悲しげな顔をしながら下を向いていた。
「よし、なら引き受けるとしようか!」
俺はそう言って二人に笑顔で言った。
「えっ?いいんですか?」
ゆいちゃんはそう俺に顔を上げて聞いた。
「ああ、ヒーローがかわいい女の子の願いを無視するわけにはいかないからな」
俺はそう言ってゆいちゃんの頭を撫でた。
「お願いします!鳥町さん」
ゆいちゃんはそう言って俺に頭を下げた。
「ああ、任せろ」
俺はそう言ってゆいちゃんと智乃ちゃんに笑顔で親指を立てた。
ーーー夕方ーーー
俺はゆいちゃんと智乃ちゃんを家まで送って帰っていた。
すると後ろから誰かが付いてきている感じがした。
俺は片手に持っているCDディスクの形をしたサポートアイテムを空に向けて投げるとそれはカラスの形に変形して電柱に留まった。
「あの、すみませんこんな事に付き合わせてしまって」
そうゆいちゃんは下を向いて俺に謝罪した。
「気にすんな!俺はこの街に住む人を泣かせたくないからな」
俺はそう言って歩き始めた。
「ここが私がお世話になっている家です」
そこは普通の家より二周り大きな家だった。
「では、鳥町さんまた明日!」
そう言ってゆいちゃんと智乃ちゃんは頭を下げた。
「ああ、また明日な」
俺はそう言って片手を挙げた。
ーーー帰り道の途中ーーー
後ろから何かが近づいているのを俺は感じた。
「何か用か?」
俺はそう言って片手に騎士とクワガタが融合したキーホルダーを片手に握った瞬間凄まじい竜巻が起こり俺はセキュリティーソルジャーへと変身した。
「やはり、お前も俺と同じだったか!」
そう言って出てきたのはカニの様な怪人だった。
「さて、お前がゆいちゃんに危害を与えようとしている奴か?」
俺はそう言ってゆっくりと歩き始めた。
「死にやがれ!俺とゆいちゃんの愛のために!」
そう言ってカニの様な怪人は俺に殴りかかった。
俺は片手で攻撃を防いだ。
「消えるのはお前だ!」
俺はそう言って両足に力を込めて回し蹴りを連続で撃ち込んだ。
俺は体に風の力を集めて回し蹴りを放つと巨大な竜巻が起きた。
その竜巻は怪人の体を呑み込み怪人の体に傷を付けまくった。
俺は怪人に近づき片手に力を込めた。
「さぁ!ここでお前を終わらせる!」
そう言って俺は片手を力を集めて殴る準備をした。
だが怪人は片手の巨大なハサミで地面を殴り地面に巨大な壁を作った。
俺はそれを集めた力を片手に全て集めそして放った。
その巨大な壁は容易く破壊された。
破壊された壁の向こうには誰も居なかった。
「っち!逃げやがった」
俺はそう言って変身を解除して辺りを見ていた。
「バイヤーの奴がBランクのアースパーツを売りやがった」
俺はそう言って片手を強く握り拳にして地面を殴った。
その威力は地面が少し凹んだ。
俺は片手を挙げてディスククロウを片手に持ち歩き始めた。
ーーー図書館・自室ーーー
俺はディスククロウをノートパソコンで読み込み動画を見た。
そこには20代男性で太った人物が写っていた。
そしてその人物は片手に持つアースパーツを片腕に押し付けて怪人へと姿を変えた。
「こいつが犯人か」
そう言って俺は制作途中のサポートアイテムを作っていた。
「次はスズメバチだな」
俺はそう言ってスマホとスズメバチを合わせたサポートアイテムを作り出した。
ーーー次の日ーーー
俺は1日どうやら徹夜したらしい。
俺は昼間で仮眠することにした。
眠りに入った。
ーーー夢の中ーーー
俺は夢を見ていた。
それはまだ俺がセキュリティーソルジャーになる前。
俺には1歳年下の妹鳥町ありさという妹が居た。
妹は俺とは仲がよく将来の夢の話をしたりしていた。
だがそんな妹は殺人鬼に心臓を鋭利な刃物で貫かれて死んでしまった。
俺は涙を流し自分の無力さに恨みが強く感じていた。
そんな妹は俺にヒーローのコスチュームを作ってそれを俺に渡したかったらしいが俺はそれを母から高校三年の春に聞かされてありさの用に不幸な人が出ないために俺はセキュリティーソルジャーとして街の平和を守るために戦い始めた。
ーーー現実ーーー
俺は目が覚めると何か柔らかい物の上に眠っていた。
それはマシュマロの用に柔らかく暖かかった。
俺はそれに触れた。
「ひゃあ!」
どこかで聞き覚えのある声。
上を見るとそこにはゆいちゃんが俺を膝枕していた。
「うおおおおお!」
俺はそう言って起き上がった。
「あ、あの!何だか凄く寝苦しそうだったので膝枕してみたんです」
そうゆいちゃんは俺に頭を下げて言った。
「ああ、そうかありがとう」
俺はそう言ってゆいちゃんに頭を下げた。
ーーー東京・ーー
俺はゆいちゃんと智乃ちゃんと一緒に東京の街で少しおしゃれな街真野市と呼ばれる街でその人物はやって来た。
「よう、待ってたぜ!」
俺はそう言ってその人物を見た。
その人物は大柄でよく肥えた男性だった。
「貴様!僕のゆいちゃんを!」
そう言ってアースパーツを右腕に押し付けて怪人へと姿を変えた。
「二人共隠れてな!」
俺はそう言ってセキュリティーソルジャーのエンブレムを片手に持ちそれを前に突き出して胸に押した。
「セキュリティーチェンジアップ!」
俺がそう言うと巨大なクワガタが俺の前に現れて俺は片手でそれを殴るとクワガタの装甲は体に貼り付きクワガタの頭を模様した鉄面が俺に張り付いた。
「俺はセキュリティーソルジャー!お前の罪を拳で叩きのめす!」
俺はそう言って走り出した。
片手に力を込めて殴った。
怪人はそれを喰らうが全く効いていなかった。
俺は体を回転して踵落としで怪人の肩を蹴り下ろした。
「っぐ!」
怪人は巨大なハサミで攻撃を仕掛けてきた。
俺はそれを片手で受け止めて右手に強力な力を集めてそれをハサミに手刀で切り壊した。
それを喰らった怪人は腕にヒビが入った。
俺は走り出して両足に力を集めて空高くジャンプした。
俺は片手に力を集めた。
「正義の鉄拳!!」
俺は片手に集めた拳で怪人の体を砕いた。
怪人の装着者は俺の技を喰らい気絶していた。
ーーー図書館・自室ーーー
俺は依頼を終えて図書館の自室で小説を書いていた。
「あっ、鳥町さん」
書紀さんの宮野さんが声を掛けた。
「どうかしましたか?」
俺はそう宮野さんに聞いた。
「あの、ゆいちゃんと智乃ちゃんが荷物を持って来てます!」
そう宮野さんは言った。
「あの!」
ゆいちゃんは荷物を持って俺に近寄った。
「どうかしたの?」
俺はゆいちゃんに聞いた。
「私をここで雇ってください!」
そうゆいちゃんは頭を下げた。
「えっ?」
終わり
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