番外 真宮菖の調査ファイル(1)
冴「どうも、冴崎真琴です。
本日はお日がらがうんたらかんたら、
日本経済がどうたらこうたらと色々前フリはございますが……
ここはもうシンプルに、単刀直入に行きましょう!
細かいスピーチ考える脳みそもありませんし!
ユニークアクセス10000HIT、ありがとうございます!
ドンドン、パフパフ〜♪
と、口で言ってみる。
鳴り物手元にありませんので!
てわけで、本日はいつもと違う方式で、
いわゆる地文なしのギャルゲテキスト風に、
ダラダラと書き連ねていこうと思います。
んでもって、相方はこちら──」
菖「永遠の18歳、真宮菖が仕切らせて貰うわね〜♪」
作「勝手に仕切るとか言いやがるな、こんの年増!」
菖「年増とか!
言ってはならん事を!!」
作「ていうか、チョイ役のつもりで出したっていうのにさ。
3話ラストで意味深な事宣いやがって……
どうしてくれるのさ!
どうしてくれるのさ!!」
菖「あぁ、そこ大事な事なのね」
作「しれっと無関心!?」
菖「いいじゃないの?
私とあんたの付き合いなんだし。
…チョイ役で終わるだなんて嫌だったしね」
作「さりげに本音がだだもれです。
ま、確かに今まで無駄に妄想して生み出したキャラの中で、
お前さんは最古株に入るからな」
菖「そうそう、今から十数年前に産声あげて幾年月。
このまま身内の間で語られるだけで終わると思ったら、
まさかこんな形で日の目を見る事になろうとはね」
作「因みに当時で28歳って設定。
本作品ではリアルタイムに年食わせてるから……」
菖「それ以上言うな。
それ以上言うな!」
作「大事な事なので二度言いました」
菖「大体、こんな楽屋ネタはいいっての!
ダラダラやってないで、本題に入りなさいよ」
作「ごもっとも。
では早速発表致しましょう!」
菖「勿体振らずに」
作「ずばりっ、
『やきのうた♪ キャラクター設定大公開』
ダァァァ──ッ!」
菖「結局、楽屋ネタじゃない」
作「アッサリ企画趣旨全否定!?」
菖「別にやるなとは言わないけど……
そもそも、公開できるような設定や裏設定、あるの?」
作「アリマセン!」
菖「居直りやがった……」
作「だって、俺って話やキャラ作る時、ます針金のような芯を組んでから、
感性にまかせ適当に肉付けしていくタイプだもん」
菖「回りくどい言い方ね。
フィギュアに例えたつもりでしょうが、
そもそも作った事もないでしょうに……」
作「一度やってみたいとは思うんだけどね。
色々手間暇かかるし、用具一式そろえるとなると──」
菖「んな事どうでもいい」
作「自分から話題振っておいて、それヒドス」
菖「もう無駄な掛け合いはいいからさぁ、とっととはじめなさいよ?
軽く千文字越えちゃったし、空白・改行含んだら1200字よ?」
作「え、もうそんなに?
つい勢いの任せてだらだら書きすぎたか……」
菖「わかったら、さっさと、する!」
作「はいはいはい。
では今回はキャラクター設定…と言っても、
既に劇中で明かしている部分が殆どですが、
それらを整理して公開しようと思います」
菖「因みに公開するキャラは、
天城羊一、真柴勇、真柴いさみ、吉村隆樹の四人よ。
他のキャラが好きという方は、残念ながら次回に期待して頂戴ね♪」
作「では早速ですが」
菖「早速でもない」
作「余計な事言うなYO…もとい、
まずは羊一の設定から公開です!」
菖「以上まで読み飛ばし推奨!」
天城 羊一
性別:男
年齢:17歳(1994年8月13日生まれ)
身長:165cm
体重:53kg
3S:84B/61/87
柏木高校3年B組在籍の男子高校生にして、本編の主人公…と言うかメインヒロイン。
母親譲りの顔立ちと、もって生まれたクラインフェルター症候群と呼ばれる病気により、そこいらの下手な女子よりも女の子…むしろ美少女な外見を持つ。その上胸まで発達しており、その事がコンプレックスになっている。
男らしくと常日頃から勤め、目立たず平凡に過ごしたいと願って生きてきたが…その内面と言うか根底にある部分は、外見を裏切らぬ乙女チックなもの。それ故周りは父性母性をくすぐられ…結果、本人のあずかり知らぬ所でファンクラブが結成され、密かに活動が展開されていたり。
そんな注目を集めていた事など知りもせず、平穏に過ごしていた彼だったが…ある日、思わぬ転機が訪れる。
家族構成は養父・小野久美のみ。だが同居はしておらず、実父の残した自宅にて一人暮らしをしている。
菖「あら、あんたにしては珍しいわね。
誕生日まで決まってるじゃない」
作「作中で必要になってくるからね。
ホラ、1話目で『誕生日も近いし~』って話してたろ? 吉村と。
今回の章…『起』は、一応彼の誕生日までの話を予定しているから」
菖「あ~なるほど……
と言うかあの話の頭の奴、やっぱり『起承転結』から来てたのね」
作「捻りのないとか言う苦情は受け付けないぞ」
菖「うん、まぁ…それよりも男の子なのに、
スリーサイズの設定がキッチリある事の方が驚きだわ」
作「中々のプロポーションだと思わないかね?」
菖「そうよね…男なのに」
作「うん、男なのに」
菖「後、生年月日から逆算すると、この話って2012年が舞台って事になるのね」
作「一応本編でも、年代が何となくわかる会話を入れてはいるんだが……」
菖「『史上最も成功したエンターテイナー』って奴?
正直あれってわかり辛いし、何よりも不謹慎だと思わなかったわけ?」
作「思った!
だが反省はしていない!!」
菖「しろ」
真柴 勇
性別:男
年齢:18歳(1994年4月1日生まれ)
身長:182cm
体重:73kg
日本最大級の財閥『真柴グループ』の現総帥にして、天城羊一に告白する為だけに、阿呆の一念で柏木高校に転校してきた好青年。
もっとも彼との面識は、転校する直前までない。
実は彼には前世の記憶…異世界の勇者『ノイス』の記憶があり、その前世の思い人である羊一と、結ばれる事が彼の悲願であった。
相手が同姓だろうとへこたれない、何があろうと動じない、とてつもなく唯我独尊な性格。その上文武両道のチートキャラ。
超大富豪という事もあって、微妙に一般常識が欠落している。
菖「エイプリルフールとか」
作「考えるのが面倒だった」
菖「いい加減ねぇ……。
まぁ誕生日がどうと言うよりも、私としては
彼の出番が少ないって事の方が気になるかしら?」
作「もっと出番増やしたいけれど、こいつより周りの方が動かしやすいし」
菖「それだけの理由で出番削るかね」
作「いや!
ちゃんと彼メインの話も書きますよ!
後々に……」
菖「はいはい」
真柴 いさみ
性別:女
年齢:18歳(1994年4月3日生まれ)
身長:164cm
体重:特秘事項
3S:88D/63/89
真柴勇の双子の妹。もっとも難産であった為、兄より47時間遅れでその産声を上げる。そんな常軌を離れた出産であったにもかかわらず、母子共に健康と言うのだから、母親は化物かもしれない。
彼女は肉体的にそうであるだけでなく、魂も兄と分かち合った双子であり、前世は勇者ノイスである。故にその目的も兄と同じくしている。
表面的には清楚で、いかにも大和撫子といわんばかりの性格に見えるが、実は負けず嫌いで意地っ張り。しかも本質的に、兄と同種と言う困った性格をしている。
前世の記憶のせいで、性自認が肉体のそれと異なり苦労を強いられてきたが、羊一という存在が、それを素直に受け止める切っ掛けとなりつつある。
やはりこちらも文武両道のチートキャラ。
作「本作品の準ヒロインです!」
菖「メインは一未ちゃんなのね」
作「それは譲れん!
だが、作者としては勇よりいさみに頑張ってもらいたいなと。
羊一とくっ付け…百合的な意味で」
菖「最後の一言で台無しよ……
けど、彼女が負けず嫌いなのも納得できなくないわね。
やっぱり女扱いされる事に、コンプレックスを抱いているって感じ?」
作「そゆ事。
…後付け設定だけど」
菖「最後の一言で台無しよ……」
吉村 隆樹
性別:男
年齢:17歳(1994年たぶん山羊座)
身長:172cm
体重:58kg
羊一のクラスメートにして、小学校以来の幼馴染。羊一に胸がある事を知る、数少ない人物でもある。
無駄口は叩かず物静かで、顔立ちのキツさから冷たい人物と思われがちだが、実際は別にそうでもなく、それなりに親しい相手には、気配りや面倒を最低限はする律義者。だがそれもその他大勢に対してであって、こと羊一が関る事になると、過保護なまでに尽力を尽くすという一面も。故にクラスメートからは、密かに『パパさん』とか『保護者』とか呼ばれていたりいなかったり。
学年主席を常にキープする秀才君。しかし天は二物を与えず、女子平均を下回る体力と運動神経の持ち主だったり。
作「チェリーボーイです!」
菖「その紹介哀れ。
と言うか、誕生日『たぶん山羊座』ってなによ?」
作「いや、考えてないけどたぶんそのあたりかなぁと」
菖「そのあたりかなぁって、ホントいい加減なんだから」
作「因みに吉村の『パパさん』『保護者』のあだ名は、
本編では殆ど出て来ないと思います。
あくまでこの作品は『天城羊一視点』を貫くつもりでいるので、
羊一が聞き見知るまで、いかに状況が激変していようと、
わかりませんからねぇ」
菖「その最たるものは『見事には』よね……
因みに『は』て?」
作「鼻血」
作「以上で、第一回キャラクター設定大公開を終わります!」
菖「あ、続けるんだコレ」
作「そりゃ続けなきゃダメだろ?
まだまだ他にもキャラいるんだから!
もっとも、次回は20部(前書き・番外除く)行くか
ユニーク50000HITするまでやらない気でいますがね」
菖「それって何時になる事やら……」
作「まぁこんな作品ですが、これからも皆さん、
生暖かく応援よろしくお願いします!」
菖「それでは、『捜査ファイルその2』でまた会いましょ♪」