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やぎのうた♪  作者: こゆき茜
起ノ弐 栄光の鍵を握るのは
10/23

8

 閉じられた瞼を開くと、そこには見慣れぬ天井があった。

 一瞬、自分が何処に居るのか理解できず当惑する。俺は状況を確認しようと、身体を起こし、辺りを見渡した。

 窓から差し込む月明かりによって照らされた部屋は、俺のよく知る寝室ではなく、気品を漂わせるモダンなテーブルやクローゼットなど、上品な家具が置かれたものだった。視線を落とせば寝心地の良い弾力のあるベッドと、滑らかな肌触りの掛け布団(コンフォーター)が俺の身を包んでいる。

 一通り見渡して、俺はようやくここが何処かを思い出した。

 そうだった…真柴の家に泊まってるんだっけ……

 俺はベッドから抜け出し、部屋に置かれている鏡台へと歩み寄る。安い造りでは決してない、しっかりした木製の三面鏡…だが今は閉じられ、本来の役割を果たしてはいない。俺はそれを静かに開き、その奥に佇む人物の顔を覗き込んだ。

 暗闇でも映えるその紅い瞳は充血し、頬には涙が乾く事無くそこに在った。

 ──…あぁ、今晩も泣いていたのか。

 予想通りのその姿に、俺は思わずため息を洩らした。

 今から一月程前になるだろうか?…俺は変わった夢を見た。

 内容は実に現実離れしたもので、俺が魔王…そして訪れる人物の手によって、殺されるという殺伐としたものだ。

 最初は明晰夢を見れたと浮かれていた俺だったが、その気持ちも今では完全に萎えてしまっている。何故ならその日を境に、毎晩同じ夢を見るようになったからだ。

 さすがに30回近く殺られっ放しというのは、気分のいいものじゃない。少しは抵抗しろよとか、ちょっとぐらい違う展開は起きないのか等と思うのだが、その夢は常に、同じ出来事を繰り返すばかり。

 そして目覚めた時は何時も、言いようの無い悔しさに胸が締め付けられる。夢の中の自分にもどかしさを抱いているからだと思っていたが、果たして本当にそうなのか、それとも夢の中の自分の想いを、目覚めてからも引きずっているか、最近では自分の気持ちが、よくわからなくなっていた。

 因みにこの事は誰にも相談していない。保護者である小野先生や、幼馴染みの吉村にもだ。真柴兄妹が現れた今となっては、尚更言えるわけも無く。

 だってこの事をあの二人が知ったら、それこそ前世の記憶だなんだと言い出すだろうし──

 そこに考えが行き着き、俺は疑問を浮かべた。

 果たして本当に違うのだろうか?

 もしかしたら、前世というものが本当にあり、これがその時の記憶であったとしたら……

 俺は瞳を閉じ、先程見た夢を思い出す。

 それは今までと変わらず、不鮮明ではあったが…ひとつだけ何時もと違い、はっきりとわかる事があった。

 ──それは俺自身…『魔王』と呼ばれていた人物の姿。

 俺は最初その肩書きから、凶悪な異形の化物だと思っていた。だが先程知ったその姿は、畏怖を抱くようなものではなく。

 そう…瞼を開けば、すぐ目の前にその姿を確認できた。

 紅の瞳、漆黒の髪、透き通る白い肌……

 その髪こそ、太股に掛かるほどの長さという相違点はあるものの、その姿は…まさに俺だった。

 ……いや、俺の姿をした『少女』だったのだ。

 何て事だ。あの物語の女主人公(ジュリエット)が、まさか俺の方だっただなんて。

 しかも敵役も兼ねていて、想い人の手に掛かり果てる結末とは……

 俺は鏡に映る涙を指でなぞりながら、言いようの無い切なさに心を痛める…そして思わず、鏡の中の人物に囁いた。

「……Who are you?」

 相手はその問いに、答えてはくれなかった。

 ……………。

 ……アホか俺は。

 俺は鏡を閉じ、手で無造作に涙を拭った。

 まったくもって小恥ずかしい…横文字なんか使って何浸ってんだか。

 寝起きの頭でやらかした、ナルキッソスばりの自惚っぷりに、俺は思わず頭を抱えた。

 今時こんな乙女な陶酔、少女漫画でも稀にしかやらんぞ?

 脳味噌ふやけ過ぎてる…確かに今年の夏も暑いですからな。

 エコだ省エネだCO2削減だといっても、その成果は未だ微々たるものですし、日本の夏は蒸し暑いですから。

 カビますから。

 温暖湿潤気候ですから。

 ……うん、顔が赤い。決して手で擦ったせいじゃないだろう。

 冷静になろうとすればするほど、羞恥心が掻き立てられ、負のスパイラルにはまり込む。

 ここはひとつ、物理的に頭を冷やす必要がありそうだ。

 しかし……

 俺はそこで改めて、自分の今の恰好を確認する。

 今俺が着ているのは、黒を基調にしたワンピースのナイトドレスだ。

 ……うん、説明はこれで終わらせてくれ。

 胸元が大きく開いてるとか、脇も開いてるとか、生地が薄いとか、際どいスリットが入ってるとか……

 あぁそうだよ! ネグリジェですよ!!

 八雲さんのバカァッ!

 寝室にシステムバスがあって、安心して入れると気を緩めてる間に、制服どっか持って行きやがって。

 風呂から上がって見てみれば、着替えがコレしかないときたもんだ。

 因みに下着の方は自前のブラとブリーフです。わざわざ持って来てくれたようです。

 しかも俺の手持ちの中で数少ない、マルチウェイブラを持ってくる辺り、俺を着せ替え人形にして遊ぼうとでも思っていたのかもしれない。肩紐(ストラップ)が取り外しできるので、色々なトップスに合わせられるからな。

 ……そんな知識は欲しくなかった。

 いや、男として役に立つ日が来るかもしれないけど、今現在、自分自身に活用してるだけに、情けなさで涙が止まりません。

 てかそんな事はどーでもいいんだよぉ~っ!

 とにかく今の恰好じゃ「ちょっと夜風に当たってくる」って行動自体、恥ずかし過ぎて出来ないじゃないか!!

 けどだからといって諦めたら、なんか負かされたような気がして嫌だ。大体もう一度寝るにしても、気が高ぶってて寝付けそうにないし。

 俺は何か方法はないかと辺りを見渡し、クローゼットに目を止める。もしかしたらこの中に、何か羽織れる物があるかもしれない。

 俺はそんな淡い期待を胸に、クローゼットを開いた。

 ──…閉じた。

 何故なら中には、身体に張り付くようなボンテージとか、身を包み隠すなどできよう筈の無い代物ばかりが納められていたからだ。

 ……うん、忘れてたよ。だからこそ今コレを着てるんだったっけ。

 俺はその場で膝を折り、手を地に突いて頭をうな垂れた。

 その姿勢をとった事で、俺はテーブルの下にある木箱を発見する。それを見て、俺は八雲さんが退室する時に言った言葉を思い出した。

「部屋から出るような事がありましたら、テーブルの下に用意した物をご利用ください」

 風呂のカーテン越しから掛けられたその言葉…その時は何気なく聞き流していたが、もしかしたら彼女は、初めからこうなると、わかっていたのかもしれない。

 まぁ、それを今更詮索しても仕方がない。それより中身が何なのか気になるし、ああ言ってたからには、この状況を打開できる何かが入っているのだろう。

 それならばと、俺は箱に手を伸ばし、蓋を開け中身を確認した。

 中に入っていたのは、滑らかな黒のウイッグと、パーティーグッズでよく見かける、赤鼻に髭の付いた、プラスチック製の眼鏡だった。

 ……HAHAHAHA…HA!!

 俺は窓を開け放ち、手にした眼鏡を力任せに投げ捨てた。

 人をからかうにも程があるぞ!

 俺を虐めてそんなに楽しいのか? 楽しいんですね?

 先生、ここにイジメがあります!!

 もう泣きたい気持ちで一杯です…まぁ既に泣いた後だけど。

 俺はその場にへたり込み、手元に残ったウイッグに目をやった。

 ……つまり『変装したらいいじゃない?』って言いたいんだろうな、コレは。

 ……………。

 もういいや…ぶっちゃけ、考えるのが面倒だ。

 俺は掴んでいたそれを手の中で玩び、少し躊躇うも…意を決して頭にかぶる。再び鏡を開き、それで確認しながら髪を整えると、そこには件の魔王様がご降臨なされていた。

 これなら俺が男だって、一目見ただけじゃわからないよな?…胸なんて自前だし。

 とは言え…願わくば誰にも見られませんようにと、俺は心の中で祈った。


   *


 外に出ると、やはり山の中という事もあり、夜風は身を刺すように冷たかった。

 やっぱこの恰好じゃ薄着過ぎるな。

 俺は肌寒さに身体を震わせながら、屋敷の中庭を散策していた。

 今『中庭』と言ってみたものの、その広さは呆れる程あり、もはや庭園と呼べるものだった。

 こりゃ油断したら遭難しちまうな。

 比喩や誇張でなく、実際そうなりそうで怖かった。

 しかし内心の恐怖とは裏腹に、その足取りはしっかりしたもので、俺は迷う事無く、庭の中央を目指し歩いていく。まるでそこへ到る道を、知っているかのように。

 ……既視感という奴なのか?

 初めて来たという実感が、あまりにも乏しかった。

 そうこうしている内に、俺は開けた場所へと出る。そこには大きな広葉樹がそびえ立っていた。

 俺はその樹の下へと行き、腰掛け幹に背を預ける。見上げると茂る枝の合間から、星々が覗き込んでいた。

 だがその中で一番に存在感が在るのは、自ら光りを放つそれらではなく、満ち足り円を描く月だろう。その柔らかな光りは、辺りを優しく照らしていた。

 ──…今夜は満月だったのか。道理で明るいと思った。

 日や街の灯りとは異なり、その柔らかな光りを浴びていると、ざわついていた心も、何時しか落ち着きを取り戻していた。

 まるで夢を見ているかのような幻想的な風景に、俺は感嘆を抱く。

 小説とかならば、ここで叙事詩のようなイベントが起きそうなものだが、現実はそんな物語の定石など理解していない──ただ静かに時は流れていく。

 まぁそれはそれで、この神秘的な空間を、独り占めにできて良いのだが…やはり感動というものは、誰かと共有してこそだという思いもあるわけで。

 部屋を出る時は、人に会うのをあれだけ嫌がっていたくせに、ここに来て無性に人恋しくなった。

 月を望む──

 彼は悠久と呼べる時をそうしてきたように、まったく同じ面を俺へと向けていた。

 ──…感傷的に月を見つめ、どれくらいの時間が経っただろう。

 静まり返るこの場所に、芝生を踏み締める音が響いた。

 自分以外、このような夜更けに、このような場所へと訪れる人物は居ないと思っていた俺は、空耳であろうと思いつつ、足音の方へと首を向ける。しかしそこに佇む人物に、俺は思わず目を見開いた。

 金色の髪をなびかせ、静かに立つ異邦の剣士。

 純白の革鎧に包まれた身体は、素人目に見てもわかるほど、しなやかで力強く引き締まり、男性だからこそ許される麗容を、惜しげもなくその場に晒していた。

 細面で美しい、少し幼さの残る顔立ち。月明かりを返し輝く碧眼は、まっすぐ…俺を見つめていた。

 俺は立ち上がる。

 言葉が出てこない……

 何故彼が此処に居る? どうして今、俺の目の前に。

 今まで…どうしても『思い出す事が出来なかった』その姿…だが間違いない。

『私が彼を見間違える筈が無い』

 誰の言葉かはわからない。だがそれが聞こえた直後、俺は彼に向かって一歩を踏み出す。最初は緩やかだったその歩みは、近づくにつれ早まってゆき、遂には走り出していた。

 そして彼我の距離が僅かとなった所で、俺は力強く地面を蹴った。

「くぉんのぉっ大呆気(おおうつけ)がぁぁぁぁぁーっ!!」

「ごめんなさ…ブッ!!」

 俺の放った跳び蹴りを、男は避ける事もなく顔面で受け止める。俺はそれを更に踏み台にし、高らかと上空に舞い上がると、仰向けに倒れた相手の腹に、膝から綺麗に着地した。


 ゴスッ。


 ヒキガエルが鳴いた。

 ……って、俺何やっちゃってるの!?

 何で走り出したんだ? 何で跳び蹴りしたんだ? しかもキッチリ止めまで刺してるし。

 何でそうしたのかわからない…何で謝られたのかもわからない。

 それに何で…何で『俺は泣いているんだ?』

 溢れ出す涙を止める事もできず、俺は子供のように男にすがり付く。俺のとは明らかに違う、厚い胸板に顔を埋め、ただひたすら咽び泣いた。

 ギュッと拳を握り締める。手に握られたそれは、触り心地の良いカッターシャツだった。その事に気付いた俺は顔を上げ、抱き竦めていた相手の姿を確認する。

 俺の下敷きとなり呻き声をあげていた人物は…真柴兄だった。

 それを見た瞬間、涙で汚れた俺の顔から、血の気が一気に引いていく。締まりなく開いた口からは、喘ぐようなか細い声が零れた。

 ……………。

 ……え、何?

 よりによって一番ありえない人物相手に、抱きついて泣きじゃくってたってのか俺は!?

 俺は弾かれるように相手から身を剥がした。だがそんな俺の行動にも彼は反応せず、ただ苦しそうに声を出し痙攣している。

 何か…やばくないかコレ?

 さすがに心配になった俺は、恐る恐る相手に手を伸ばす。頭を強打したのに動かしたら不味いかなと思いつつも、何もしないよりはと考え、膝を枕代わりに貸してやった。

「……お~い、大丈夫か?」

 俺は彼の顔を覗き込み意識を確かめる。しばらく「あ~」だの「う~」だのと唸っていたが、程なくして意識を取り戻した。

 だが彼はすぐに起き上がる事はなく、驚いた顔で俺を見つめ続ける。何時までも膝枕をしているのは嫌だったが、意味もなく蹴り飛ばしてしまった手前、はい終わりと切り上げる事も出来ず、俺は相手の行動を待つ事しか出来なかった。

 どれだけ待っただろう…もしかしたら数秒だったのかもしれないが…ようやく奴は口を開いた。

「……魔王…なのか?」

 予想もしなかった言葉に、今度は俺の意識が飛んだ。

 ──…今こいつ、何て言った?

 ……魔王…だって!?

 夢の中で幾度となく呼ばれた名前。

 それを今…目の前の人物が、俺に向かって言っている。

 前世を騙るこの男が──夢と信じていた記憶に、意味を与えるかのように。

 俺の中で何かがかみ合うような音がする。だが回りだしたそれは、不快な音を立て俺の心を乱した。

 俺は立ち上がる。

 後頭部でも打ったのか、彼は痛みに声を洩らす。だがそれに気を遣る事もなく、俺はその場を駆け出そうとした。

「!? ま、待ってくれ!!」

 俺の行動に気が付いた彼は、慌てて立ち上がり手を伸ばす。肩を掴もうとした手は目測を誤り、そのすぐ下にある膨らみを握り締めた。

 俺達はその姿勢のまま、硬直して動けなくなる。だがしばらくして奴は、何かを確認するかのように、手にしたそれを揉みしだいた。

「……ヤワラカイ」


 ブチッ。


「死ネッ!」

 俺は怒りに任せ、真柴兄に後回し蹴りを放った。こめかみに踵が見事突き刺さり、奴は勢いよく吹き飛ばされる。2・3横転した彼は、すぐ傍の木に激突し、その活動を停止した。

 白目を剥き泡を吹いている…二枚目が台無しである。

 俺は捲れてしまった服の裾を正し、朽ち果てた不埒者を見下した。

「貴様の死因はただひとつ…テメェは俺を、怒らせた!」

 どこかで聞いたような台詞を吐き棄てる。

 ……とは言え、今度こそ本当にヤバイかも知れない。自分でも信じられないぐらい吹き飛んだし、木に衝突する時も打ち所が悪そうに見えたから。

 さすがに不安になって、俺は思わず援けを呼んだ。

「……え~っと、誰か居ませんかぁ…」

 真夜中の中庭に、間抜けな声が響き渡る。だが俺のそんな言葉に、間を空けず返事が返ってきた。

「はっ、此処に」

 ……やっぱり居ましたか、執事さん。しかも当然のように人の死角から現れるのは止めてください。

 そんな俺の気持ちなど構わず、彼は主の元に歩み寄る。そして気絶した真柴兄を、彼は軽々と背負った。

「ではわたくしは勇様を、寝室へとお運び致しますので。天城様も風邪を召されぬ内に、お部屋の方へとお戻りくださいませ」

 彼はそう言い立ち去ろうとする。俺はそんな彼を呼び止めた。

「あの、ちょっといいですか?…執事さんは何時からここに?」

 まさか一部始終見られていたとか?

 俺がその事を問い質す為、更に言葉を続けようとした時、彼は微笑を浮かべこう口にした。

「細事にございます」

 ……全然、細かい事じゃないだろうが。

 執事さんの言葉に不愉快を抱く。だが彼が背負っている真柴兄の顔に、死相が浮かんでいると気付いた俺は、確かにそうだと気持ちを切り替え、彼の身を案じた。

「……あの…彼、大丈夫ですか? 死んじゃってないですよね?」

 気持ちがそのまま言葉に出てしまう。

 それを聞いた執事さんは、今までに見た事もない、最高の笑顔でこう答えた。

「細事にございます」

 ……誰でもいいから、この二人の主従関係について、詳しい説明を俺にください。

 俺は複雑な表情を浮かべる。執事さんは俺に背を向けると、傍の茂みに向かってこう言った。

「八雲、天城様をお部屋へとご案内しなさい」

「はい、畏まりました」

 ガサリと茂みを掻き分け、迷彩服を纏った八雲さんが現れた。

 アンタ何時からいたんだ!?

 それと手に持つそのビデオカメラは何なんですか!? 詳しい説明を求める!!

 言いたい事は山ほどあれど、思考に身体が追いつかず、俺が打ち揚げられた魚のように口をパクつかせていると、彼女は満面の笑みを浮かべ俺にこう言った。

「天城様…良い画が撮れましたわ♪」

 喜々として騒ぐ彼女の姿に、俺は立ち眩みを起こした。

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