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65.錬金術士袋叩き


俺たちはローザンヌさんの護衛をする給仕さんと合同訓練をすることにした。

猫猫犬狐兎の5人だ。

普段のメイド服と違い完全武装だ。

といっても防御力より素早さ重視らしく、全員揃いの銀装備だ。

銀の鉢がねに銀の胸当て。銀の丸盾に武器は刺突剣。垣間見える腹筋が美しい。

軽装ではあるが俺の中では女騎士ということで決定だ。

ということで模擬戦をすることになった。

武器はゴム製のものを作って渡してある。


彼女たちの強みは素早さと連携。

逆に言うとそれさえ抑えてしまえばなんとかなる、気がする。

なぜかローザンヌさんも見に来ている。

きっとメイドさんたちは、俺のことをただのスケベな人族くらいにしか思っていないだろうからここは俺たちの実力を見せつけてやろう。

でもファルコンはまだ内緒だ。


「では、はじめ」

ローザンヌさんの合図で模擬戦が始まる。

獣女騎士が整列したまま、一糸乱れぬ動きでこちらに向かってくる。

「ザクロ!石つぶてで牽制!」

「はいー」

ザクロの石つぶてを避けて獣女騎士たちが散開。

したと思ったらすぐに横一列に戻りそのまま横に広がる。

「ピピ、ミケ、囲まれないように注意しながら各個撃破!」

「ん」

「にゃ!」

2人で右端の狐女騎士に向かう。

「ザクロは魔法で援護!」

「はいです!」

よく訓練されているとはいえ、獣女騎士は魔法への対応は慣れていないようで少々戸惑いがみえる。

2対1では不利とばかりにすぐさま狐女騎士の救援に集まろうとするが、ザクロの魔法で思うように動けないようだ。

すると女騎士5人が一旦後退。

今度は縦一列に並びなおし、突っ込んできた。

これは!

ジェットストリームアタック!

それも5体だ!

「連続攻撃くるぞ!」

最初の猫女騎士がピピに攻撃。

攻撃をいなしたピピの隙に次の犬女騎士の攻撃。

それをミケがはじく。

すぐさま猫女騎士が飛び上がり上から攻撃。

そこにザクロが魔法を打ち込む。

猫女騎士は魔法を受けるが盾で防御したまま後方に飛ばされる。

その隙間から狐女騎士が飛び込んでくる。

よけきれずにピピが攻撃をくらう。

そのピピを踏み台にして兎女騎士が一気に俺のところまで飛び込んできた。

ヤベ、これが狙いか。

「こっちはいいから、そっちの4人を対処!」

「司令官を潰せば、こちらの勝ちですわ。ちょっと痛いけど我慢してくださいね」

兎女騎士さんが華麗に刺突剣を突き出して突進してくる。

「粘土鉄壁!」

兎女騎士の攻撃が柔らかい鉄壁に突き刺さり、その勢いで態勢を崩したところで鉄壁固定。

ちょうどおなかのあたりで壁に嵌ってお尻だけ壁から突き出す形で浮いている。

「くっ!抜けない!」

そのままお尻に方に向かう。

「大丈夫、痛くしないからー」

そのまま銀装備は分解して格納。

「え!イヤ」

ペチペチとお尻をたたく。

「きゃー!やめてください」

他の獣女騎士がこちらの光景にギョッとして、すぐさま救援に向かおうとするが、そこはピピたちに阻まれる。

優秀なピピたちに任せておけば、これ以上こちらに獣女騎士がくることはないだろう。


女騎士の凌辱といえば、

そう

触手である!

「甘いですね。俺なら倒せると思ったのでしょう」

そういって鉄壁を格納。

「くっ!」

装備がなくなってほとんど肌着だけになっているにもかかわらず兎女騎士さんが俺に向かって来ようとする。

ところを鎖で拘束。

女騎士に敬意を示して、鉄ではなく銀の鎖にしました。

「きゃ!」

そして動けなくなったところに

「ムチムチソード!」

兎女騎士さんの全身にムチムチソードを這いまわす。

「イヤ!やめて!やめてください!」

まだまだ終わらんよ。

ムチムチソードからローション放出!

「え?なにこれ!きゃー!」

ぬるぬるになる兎女騎士さん。

「いや、ぬるぬるする。お願い、やめて」

ゴンッ!

いきなり後頭部を殴られた。

「痛っ!」

そのまま殴る蹴る、まさにボコボコにされた。

「ちょ、痛い痛い。やめ」

ピピさんたち負けたのか。

顔を上げるとピピさんはじめ全員に囲まれていた。

あれ、なんでピピさん。

「ん!やり過ぎ」

一通り殴る蹴るをしたあと、獣女騎士さんたちが白い目で俺を見つめている。

ああ、やりすぎました。すいません。つい興奮してしまって。

「はい、模擬戦は終了ね」

そこにローザンヌさん。

やばい。これはやばい。怒らせちゃったか。

「もっとうちの娘たちは鍛錬が必要ね」

シュンとする獣女騎士たち。

そ、そうだよね。俺が悪いんじゃないよね。

「あなたは後で私の部屋にいらしてね」

あー、やっぱり怒ってるんだ。


夕食のあと、俺は一人でローザンヌさんの寝室に呼ばれた。

部屋に入った途端

「すいませんでしたー!やりすぎましたー」

俺はすぐに土下座したのであった。

「え?あれはうちの娘たちが未熟なのがいけないのよ。別に怒ってないわ」

あれ?そうなの?じゃあ、なんで呼ばれたのかしら。

「それよりあれ、私にもやってくれない?」

ローザンヌさんと一晩中触手ゴッコをやることになった。

うすうす感じてはいたが、ローザンヌさんは筋金入りの変態さんだ。

あと思ったよりエムだった。


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