1章 1.錬金術士 旅立つ
異世界への憧れ。
リア充でもなければ誰しももっているはずだ。
ただ人によって憧れの方向性は違うのだろう。
勇者になって世界を救いたい。モンスターと戦ってみたい。魔法が使いたい。
そんな夢みたいなことが叶うのが異世界。
チートで異世界ファンタジー。
まったくどこまで自己顕示欲が高いのだ。
俺はそんなことは求めない。
俺は
異世界で
いろんな種族のおんにゃのこと仲良くなりたい!
あわよくばアンナことやコンナことをしたい
いやあわよくばではない
アンナことやコンナことをするためだけに俺の異世界の意義があるのだ。
気持ち悪い?
馬鹿言っちゃいけない。
気持ちいいに決まってる。
ロマンだよ異世界はロマン。
ちなみに俺の尊敬する人は
諸星あたるだ。
しかし、現実世界で非モテの俺が異世界でモテモテになるなんて幻想を抱くほど
俺もお子様ではない。
そこで!
金の力だ。
別に札束で頬を叩いて従わせようなんて
ゲスなことを考えてるわけではない。
(でも奴隷にはちょっと興味はある)
まあ、それは置いといて。
何にも知らないひ弱な人間風情が異世界で少なくとも生きていくためには
何かしらの力が絶対に必要だ。
かといってどんなモンスターも倒せる装備や、世界の理を覆すような魔法などいらない。
俺は争うのが嫌いだし。痛いのもゴメンだ。
なんで異世界まで行って何かと戦わなければいけないんだ。
勇気を誇りたいやつは勝手にやってくれ。
俺は俺のやるべきことをやるだけだ。
そう
金の力で。
そこで
錬金術士というわけだ。
文系だけど。
まあそこはなんとかなるだろう。
たぶん。
少なくとも手に職もってれば飢え死にするようなことはない
はずだ。
エルフ、獣人、ドワーフ、サキュバス、人魚
うふ、うふふふ
まあ、うだうだいっててもしょうがない。
さあ旅立とう!
俺のハーレムワールドへ!




