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いつか、どこかで  作者: 眠る人
73/86

人物紹介(70話時点〕

身長、体重は70話時点のものです。


尚、描写していない情報や本筋とは余り関係の無い事も含まれています。

(イーオの読書家設定や、個々人の悩み等〕


70話辺りまでお読み頂いて居ない場合、ネタバレを多量に含みますので、ご注意下さい。


幕間の人物は除外しています。

○イーオ 初登場時16歳(現17歳〕

身長182センチ 


主人公。白髪、瞳の色も白い青年。

田舎の代官の息子として育てられ、猟師として村に貢献する傍ら、畑作業や子供達の世話を自ら買って出る事もあり、一部の村人から髪の色で疎まれている以外は、慕われていた。


筋力が普通の人に比べて倍程は強く、身体もかなり頑丈で、目立った病気にすらかかった事がない。

悩みの種は、女顔である事と、自分の出生の秘密等様々。


苦手な事は、特になし。

天才では無いが、頭でっかちな優等生タイプ。


一見すると剣術に秀でているようにも見えるが、その実高すぎる身体能力でのゴリ押しである。

技術そのものは長く剣術を学んだので本来そこそこ高い筈なのだが、大抵は身体能力のみでどうにかなってしまう為、それに頼りきった結果、現在まで本来の実力を発揮した事はない。


事実、それを見抜かれているマーサやキース相手には一切通用しない。

身体の使い方を教えてもらう為に、マーサから最近になって体術を学び始めた。


温和だが、感情が表情に出やすく真面目すぎる為、周囲によく心配されている。


読書家で、暇があるとキースやエリアスの蔵書を読み漁っていた。主にキースの蔵書で代官の後継として、応急手当や、農作業、酒造りの知識、動植物の知識を、エリアスの蔵書では、自身の秘密を探る目的で方舟教についてや、領地運営、貴族の在り方について学んだ。



一月生まれ。




○サリーナ 初登場時16歳 (現17歳〕

身長172センチ 


エメラルドグリーンの瞳と髪を持つ女性。

幼い頃に、村の子供達に御伽噺を読み聞かせているイーオを見て、一目惚れをする。

鉱石が扱えなかった為騎士団の入団試験に落ち、行儀見習いの女中として叔父であるアーネストを頼り、館で働く事になった。

働き始めてから少しして、イーオと出会う。


前世の記憶と呼べるモノを持っている。

性格はやや短気だが思慮深く、引っ込み思案な一面もありはするものの、他者を気遣う事が出来る。


超常現象の類いが苦手。


悩みの種は、イーオやマーサとの訓練で腹筋が割れてきた事と、その所為で胸が少し小さくなった事。(下着を買い直すかどうかの為〕

割と嫉妬深い。


胸はDからEぐらい。


好物は、イーオの作る料理。


認証を受け、鉱石が扱えるようになった為と、イーオに求婚をされた為、侍従として働き続ける訳にいかなくなり、自分の意思でイーオに付いていく事となった。


また最近になり、前世の記憶がはっきりしてきた為か、マナとの会話の際にイーオが理解出来ていない事も理解しているように見受けられる。


誕生月は、一月。




○ディラン 初登場時 15歳

身長132センチ 


青い髪に、青い瞳を持つ。

ウィンザー伯爵の最初の子供(書類上はイーオが長男〕として生まれたのだが、幼い頃から二つ下の妹であるリゼットより小さく、記憶を取り戻す以前はその事をずっと気にしていた。


その事と、周囲の大人が話していた事を聞いてしまった事もあり、男らしさに強い憧れを持っていたのだが、10歳の時に高熱を出し、前世の記憶を取り戻して以降、身体の事もありその憧れを捨ててしまう。


悩みは、自らの身体の色々な所が前世と同様に全く成長しない事と、諦めた筈なのにイーオが目の前に現れてしまった事。


貴族の為自分で作る事はないが、料理が苦手。


記憶が戻った時、前世を思い出した人間は前世と同じ年齢までしか生きられないという迷信を信じ、数年程それに怯えながら生活していた。(前世は享年13歳〕


それと前世の記憶も相まって、超常現象も苦手である。


ごく一部の男性以外は、表情には出さないが接するのが苦手な為、侍従は女性となっている。



十二月生まれ。




○マナ 年齢 2万年以上

身長 可変 


討伐戦の際に、イーオとの邂逅を果たす。

名前はイーオに貰ったモノで、漢字表記だと真名。

古い言葉で、食物やよくわからない物と言う意味のマナから採られているが、本人は知らない。


身体は、環境に存在するナノマシンの集合体だが、その精神は何処から来たモノなのかは、本人ですら理解してはいない。

恋愛に憧れを持っているようではあるが、その本質を理解はしておらず、その為かイーオには余り伝わっていない模様。


過去(前作〕に観察者と呼ばれた内の一体らしいのだが、その目的は本人もよくわかっていない。


気の向くままに行動する。


悩みは、イーオと形だけでも恋人のように振る舞いたいのに、それをサリーナに邪魔される事。



誕生日という概念はない。




○リゼット 初登場時13歳

身長145センチ 


伯爵家二人目の子供。愛称はリズ。

紫の髪と、青い瞳をもつ少女。

イーオに恋心をもち、イーオが倒れた際に父であるエリアスの冗談を間に受け既成事実を作り、公表はされていないが、婚約者となった。

尚、当初エリアス自体はそこまで本気ではなかった模様。


会話をしている時の柔らかな物腰と、剣を握っている時の真剣な表情とのギャップが恋に落ちた理由なのだが、言葉では上手く伝わっていない事に彼女自身も気づいてはいる。


箱入り娘で、そんな素振りは余り見せないが、基本男性が苦手。偶に父親と似たような行動をする事がある。


悩みの種は、イーオに自分の気持ちの伝え方を間違えた事と、ディランの事。


胸はA〜B。


好きな食べ物は、甘いもの。


九月生まれ。




○マキ 初登場時 13歳 (現14歳〕

身長145センチ


ねずみ色の髪と、白い瞳を持つ少女。

大司教の娘であり、何故か目元がイーオと似ている。

第一王女と面識があり、彼女をお姉様と慕ってはいるが、両親から王女を見習えと言われる事が辛い模様。


第一王女が学院に入学して以降は、余り会う事が出来なくなり、寂しく思っていた所、マキがお祖父様と呼ぶ人物からイーオの話を聞き、イーオに会いにウィンザー領を訪れる。


立場からか、深く人と関わってきた経験がなく、自分と対等に接してくれる友達が今までにおらず、人との距離感の計り方がわからない。


将来有望らしい。


悩みは、両親との事と、イーオに口付けをして以降、頻繁にイーオの事を考えるようになってしまった事。


胸はA。


四月生まれ。




○アルド 初登場時 16歳

身長175センチ 


金髪、碧眼の青年。

イーオと同じ村出身であり、親友。愛称はアル。

最初は、大人に混じって狩りをするイーオが、妬ましくもあり、憧れでもあったが、偶然遭遇した黒化猪とイーオが戦う姿を見てそれらを自覚し、自分でなくてよかったと安心をしてしまった事を後悔し続けていた。


そして、そんな弱い自分と訣別する為に、騎士団入りを志願して、イーオと共に村を守る為にキランに師事を仰ぐ事となる。


イーオが村で一番の弓の名手であった為、弓に対しての執着とも呼べる思いがあり、その為か鉱石を直接使用する際は、弓が真っ先に思い浮かんだ。


鉱石の適正が非常に高い上に認証も受けた為、小さな鉱石でも規格外の破壊力を生み出せる。


身体能力は高く、騎士団で鍛え直した結果、小隊長になれる程にまで急成長を遂げた。


尚、最近恋人が出来た。


五月生まれ。




○キース 初登場時 37歳 (現38歳〕

身長179センチ 


元ウィンザー騎士団長。子爵位。

赤茶色の髪と、赤い瞳を持つイーオの育ての親。

片足を過去の戦闘で失い、騎士として働く事が出来なくなった為、村の代官としての役割を与えられ、半ば隠遁生活を送っていた。


剣聖と名高いが本人は無欲で、名声に興味はない。

義理堅く、かなりの堅物の為、一度思い込むと誰が何を言ったとしても聞く事はない。


剣術の師匠については、幼い頃教えられたのはエリアスだった。


悩みは、イーオの剣の腕が向上しない事と、その原因が自分なのではないかと考えている事。


討伐戦の際にイーオを庇った結果、ナノマシンの侵食を受け、現在昏睡状態。


十一月生まれ。




○マーサ 年齢 不詳(キースよりは年上〕

身長145センチ


橙色の髪と、黄色い瞳の見た目は少女。

傭兵時代にキースに敗れて以来、キースに求婚していたが受け入れられる事が無く、側に居る事が辛くなった為、エリアスの知り合いの貴族に客将として迎えられる事となる。


その後長らく、ウィンザー領に訪れる事はなかったのだが、討伐戦の前にキースからの呼びかけに応じる形で、イーオと出会った。


見た目より遥かに筋力が強く、体術を好むのだが、どうやら力の強さは遺伝らしい。

大体アルドと同じぐらいの腕力がある。(尚、まともに組み合うと体重差で負ける〕


イーオの体術の師匠だが、過去に色々とあったらしい。


悩みは、保護した娘の事と、キースの昏睡状態について。


胸はAA。


誕生月も不明。




○キラン 初登場時 37歳 (現在38歳)

身長 188センチ 


現騎士団長。男爵位。

茶色の髪と瞳を持つ男性。


筋骨隆々とした大男で、多少粗野ではあるが野蛮という程ではない。

やや抜けている所もあるが公明正大な為、騎士団員からは慕われている。

キースの幼馴染なので、共に幼い頃はエリアスに剣術を習っていた。


過去に、王都で行われた各地の騎士団から選抜した者達による武芸の大会で幾度か優勝した経験がある。(現在は後進に譲っている為に、出場していない。〕


二月生まれ。




○エリアス 初登場時 49歳

身長183センチ 


現ウィンザー家当主。伯爵位。

濃い赤の髪と、瞳を持つ男性。

イーオが伯爵と呼ぶ場合、基本エリアスの事。


若くして伯爵家を継いだ傑物で、その手腕は王国内に広く知られている。


一時的に税率を下げ、街道整備に貧民を雇い入れたり、灌漑事業に力を入れて穀倉地帯を広げたり、砂糖の原料であるテンサイ栽培を推し進めたりする等をした結果、時間はかかったが領地内から貧民街を無くす事に成功している。


その間の足りない税に関しては、伯爵家の備蓄から捻出していたようだ。(先代がかなり溜め込んでいた〕

領地内の外れにある村々に、税収から得た利益の一部を物品という形で還元し、領民が困らないよう行商人に手配をする等物流にも気を配りながら、領民あっての貴族だと言う事を実践している。


元々は騎士団で勤めていたため、剣に覚えがある。


悩みの種は、イーオを含めた子供達が素直すぎる事と、ディランとどう向き合ったらいいかについて。


有力な貴族だが、第二夫人は娶っていないぐらいに、一途。


誕生月は六月。




○ノエリア 年齢44歳

身長158センチ


紺に近い濃い青の髪と、青い瞳を持つ女性。

エリアスの妻。ウィンザー伯爵夫人。

市井の出だが、エリアスの考えに賛同し、尊敬もしている。柔らかな性格だが、頑固な一面も。


生まれの為か芸術関連には疎いが、自ら伯爵邸の庭を管理する等、自分に出来る事は極力自分でこなす。


悩みは、夫が子供っぽい事と、ディランの生き方。


胸はC。


五月生まれ。




○フィオナ 初登場時10歳

身長138センチ 


エリアスとノエリアの三番目の子供。愛称フィー

箱入り娘で、リゼットやディランとは違い、幼いが故か異性への恐怖心を隠せてはいない。


また、そんな自分の苦手な男を、綺麗な顔をしたイーオが一方的に打ち倒したのを見て、尊敬に近い憧れを持つようになった。


なので、口に出してはいないが、リズとは違い恋心ではない。本人もそれを自覚している。


八月生まれ。




○アーネスト 

ウィンザー家家令

サリーナの叔父にあたる。

子供がおらず、姪であるサリーナを可愛がっている。


○ファン 

ウィンザー家騎士団副団長

幸が薄く、影も薄い。


○マイ

リゼット専属の従者。割といい性格。


○トレントン

サリーナの父。アーネストの歳の離れた弟である。早くに妻を亡くしている。館に預けてはいるが、娘が粗相をしないか気が気ではない。


○ニーナ

エリアスが直接治めるクラマールの町にある、一般向け大衆食堂の看板娘。おさげが特徴。

実はイーオ達より二つ年上だが、そんな風には見えない程童顔。

客に言い寄られている所をアルドに助けられて以来彼に恋心を抱き、彼が客として何度も一人で訪れた際に幾度となく交流した末に、思いを告げた。


○タイロン

騎士団の小隊長。イーオに投げられて気絶した事があるが、それ以降イーオに教えを請うようになる。若干20歳で小隊長なのは、本人の努力の賜物と鉱石が扱える為。


○バーナード

タイロン同様、小隊長。タイロンより一つ上。鉱石が扱える。タイロンと仲がいいと言う訳ではない。


○ジーナ

タイロン達同様、小隊長。日に焼けた肌と、ポニーテールがトレードマーク。サリーナの幼馴染の一人。

鉱石が扱える為、タイロン達と同様に討伐戦に参加した。恋人募集中。


○ニール 初登場時40歳

身長172センチ


フランドル家騎士団長。 子爵位

弟であるトマスを経由して、学院時代にキース達と知り合った。

過去の戦場において、キースやキラン、マーサらと共に肩を並べて戦い抜いた戦友。


眼鏡。既婚者。

鉱石を扱う事が出来る。冷静なように見えて、実際はそう振舞っているだけなので、たまにボロが出る。



○トマス 初登場時38歳

身長168センチ


フランドル家騎士団副団長。

ニールの弟。

認めた者には軽口をよく叩くのだが、それ以外の人間には冷たい為、かなり人を選ぶ性格。

兄同様に鉱石を扱う事が出来る。


学院時代から抜きん出ていたキースの剣の才能に、対抗心を燃やし、自らの努力も怠らなかった。

だが、結局届く事はなく、未だに執着に近い感情を抱いている。



○シュウ


王都で義肢装具士として店を構えていた技師。


戦災孤児で、沢山の人が腕や足を失った姿を見て、それらの人々が不自由なく暮らせるようにと願い、技師となった。

師匠の元から独り立ちをしてから、フランドル伯の依頼で隠れ里を訪れ、そこでとある人物と出会い鉱石の制御装置の知識を得る。

その後は、鉱石の話が広まってしまった為に、第一人者として祭り上げられ、一部貴族に研究成果を狙われる事となり、エリアスに庇護を求めウィンザー家に雇われる事となった。


制御装置とは、鉱石が発する信号を減衰させ、特定パターンに変化させる事で、暴発の危険を下げ、扱いやすくする為の物ではあるのだが、結局の所適正のある者で無ければ扱う事が出来ない。


その為、彼自身のライフワークとしていずれは誰にでも扱えるようにと、色々と研究をしているのだが現在まで成功した事はない。

一部加筆と、体重関連を見直してみました。8/16


体重の項目を削除致しました。 8/17


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― 新着の感想 ―
[一言] うわー、超懐かしい名前がいっぱい……。確かシュウが出てきたときに、日本人みたいな名前の人だとか言った気がする……。 サリーナが試験落ちた理由は鉱石が使えないからでしたよね? ディランの体重低…
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