早とちり..
「ええと...?」
誰だっけ、見覚えはある気が...!
同じ色のリボンの子「ああごめんなさい、私から聞いておいて、はじめまして、同じクラスの月並朱音です、貴方壁に穴開けちゃった子よね?」
胃がキュウッと痛くなる、また劣ってると思われて.....
「ゆづりちゃんを馬鹿にしないで!!!」
その瞬間、ざわついていた食堂が優香さんの大声で一瞬にして静まりかえった。
「なんだなんだどうした!」
偶々そばに居たのか和光先生が近くに来た…。
「夢咲、桜沢、月並、何があった?」
先生は流石に怒っているみたい、でもなんて説明したらいいんだろう.. 。
「...我に真実を見せよ、タイムスケープ!....何がったかはわかった、桜沢、はやとちりは、慎め!」
ゴン!!という鈍い音と共に優香さんにはたんこぶが出来上がっていた...
「あ、えと、、、」
月並さんは流石に困惑しているようだった..。
だって何もわるいことはしていないからね…。
「と、とりあえずご飯食べましょ!、ほらあそこ空いてるみたいよ!」
ちょうど三人分席が空いている所めがけて月並さんは走って行った。
「優香さん、ごめんね、私のせいで....」
「ゆづりちゃんは悪くないよ!ほら、月並さんのとこ行こう!」
片手でお盆を持って月並さんのところへ優香さんはダッシュしていった、あのバランス感覚欲しい..。
人を掻き分けやっとのことで、月並さんと優香さんがいるテーブルまでたどり着いた...
「ゆづりちゃん押し流されたよね..人波に」
「運動神経なくて、あ、いただきます」
空腹が限界だったので、食べ始める、ふつうのパンに見えるけど何味がチーズ...!
「さっきはごめんなさい、決して貴方達を軽蔑したりするつもりはなかったの、でもそう捉えられる発言に聞こえてしまったみたいで...」
月並さんがそういうとさっきまで食べながら聞いていた優香さんが食べるのをピタッとやめた。
「私こそごめんなさい、早とちりしてしまって」
「いやいや、悪いのは私だから、桜沢さんは謝らなくて大丈夫よ」
優香さんは不満げでなにかいいたそうだったが
「さっきわたしがホントにお話しようと思ってたことは、体調、大丈夫?ってことだったの、前に立っていた時顔は蒼白だったし、足はガクガクしていたし...」
メンタルが弱すぎてそんなんなってましたなんて言えない ..
なので
「ちょっと、前の日徹夜で....」
嘘をついた。
「あら、そうだったの?ちゃんと寝なきゃだめよ、でも今の時点で壁壊すほど魔力があるなんて、コントロールできるようになったらかなり強くなれると思うから、頑張りましょうね!」
そういうと月並さんは手を差し出してきてくれた。
「あ、うん!がんばる!えへへ」
「あ、月並さんこの後何があるんだっけ」
「ええとこのあとは...」
このあとは雑談などをしたりしながら、楽しくご飯を食べて寮に戻りました。




