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心配したんだからねっ!!

「あれ?」

光が消えたらから目を開けると、そこはさっきまでいたところ..つまり転送されてないっ!


「あれー?」

優香さんも首を傾げる。

なんで失敗したんだろ...。

色々考えてると...。


私のスマホが鳴った。和光先生からだ。

「もしもしっ夢咲ですっ!」

「あ、夢咲か。桜沢に渡した魔法陣のこと、桜沢からきいてるか?」

「あ、はいっ!転送魔法のやつですよねっ?」

「そうだ。あの転送魔法なんだが魔力の消耗が激しいものでな、あまり頻繁に使うと夢咲に比べて魔力の少ない桜沢に負担がかかる。気をつけるように。それと..」

先生がなにか言いかけた瞬間、後ろからすごい音が!

振り返ると優香さんが倒れてる!?


「ん?どうした?」

「ゆゆうかさんが倒れて...」

「言わんこっちゃない....今そっちに行く。」

電話が切れる...。


「優香さん、大丈夫ですかっ!?優香さんっ!」

優香さんの身体を触るとものすごい熱....。


「待たせたな。」

あたふたしてるうちに和光先生が転送魔法で来る、待たせたなじゃないですよっ!!!


「先生!優香さんすごい熱でっ...」


「見ればわかる...魔力を使いすぎたんだな....」

先生が小声で魔法を唱える..するとさっきまで苦しそうだったら優香さんがすこし楽な表情になった気がした。


「夢咲」


「先生!なんでこんな物優香さんに渡したんですかっ!!優香さんがこんなになるかもしれなかったのに!!」

先生の言葉を遮るように私は大声を出しちゃいましたっ...。悪気があったわけじゃないのは知ってる、私のために作ってくれたものなのに..っ!



「すまない....。あの魔方陣は夢咲のためにつくったものだったんだ。2人で同時につかうことは想定していなかった..。」


「っ....!!!」


「夢咲、そして桜沢ほんとにすまない。私の計算ミスだ。桜沢は数時間やすめばまた元気になる。」

怒りが収まらない...。けど、悪気があったわけじゃないからぐっと、怒りを押さえつけました。


「これが新しい魔法陣1人または2人用だ。前回のには無かったが発動には条件がある。」

新しい魔法陣の描かれた紙を和光先生が私に差し出してくる。


「...条件ってなんですか」

「夢咲が詠唱すること。それだけだ。夢咲が詠唱することで使われる魔力は夢咲の魔力になる。お前は人並みの数百倍の魔力を秘めているからこの程度の消費もろともしないだろう。」

なんか色々すごいこといわれた...。


「...私が詠唱すれば優香に影響ないんですかっ」

「もちろんだ。ではまた何かあったらよんでくれ。」

そう言って先生は転送魔法で帰ってゆきました。


数時間後



「?ゆづりちゃん...?」

優香さんの声がする...!


「優香さん..!!良かったっ.....」

一気に涙が溢れ出てくる。

「心配したんだからねっ....」

優香さんはごめんねっていってくれた!

その後は優香さんが汗だくだったのと心配だったので一緒にお風呂に行き同じ布団で寝ました...!!!!


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