テンプレ展開に遭遇したそうですよ?
あらすじ
アイリスとスキルを共有して街に向かった。
ディランとアイリスはしばらく魔力のステータスを上げるために魔法をぶっ放したり魔物をぶっ潰したりしながら歩き(3分の1位走ったが)街に到着した。
だがその街の門には門番がいて・・・
「身分証明書を出してくれ」
・・・と言われた
「すいません、魔物との戦闘をしているときに落としてしまったので・・・」
「そうか、じゃあ仮身分証を作ってやるからこっちに来い。」
「一人1000リエルだ。」
ディランは盗賊を全滅させた後に盗n・・・借りた大銅貨(1000リエルの価値がある)を二枚出す。
「・・・よし、名前は?」
「俺はディランでこいつはアイリスだ」
「ディランにアイリス・・・ね、よし、通っていいぞ。これは1週間しか使えないから冒険者ギルドにでも入ってギルドカードを作ると良い。」
「ありがとう」
ディランはそう言って街の中に入った。街は中世ヨーロッパっぽい感じで沢山の人がいる。
「お~人多いね~マスター、冒険者ギルドってアレじゃない?」
そう言ってアイリスは一つの大きい建物を指差す。
「そっぽいな、よし、行くか」
「うん」
そしてディランとアイリスは冒険者ギルドに入り、一人の受付のもとへ向かう。
「すいません、冒険者登録をしにk「ぎゃはははは!依頼じゃなくて冒険者登録だぁ?ここはお前みたいな貧弱なガキが来る場所じゃないんだよ!早く帰ってママのおっぱいでも吸ってな!」
「・・・なんてテンプレな・・・」
「あぁ?ビビって声も出ねぇか?」
「それで冒険者登録しに来たんですが登録料っていくら位ですか?」
「え、えぇと、1500リエルです」
ディランは後ろでなんか叫んでいるテンプレ冒険者(仮)をナチュラルにスルーしながら3000リエルを取り出して冒険者登録を進めていく。
「そうですか、じゃあ私とこいつの二人で登録します。」
・・・と冒険者登録進めていたが
「てめぇっ!いい加減にしやがれ!」
そう言いながらテンプレさんがディランの頭目掛けて拳を振るい・・・
ゴン!
拳は直撃、だがディランの頭部は少し動いただけで膜にヒビも入っていない。ディランの個人的な感想としては「ゴブリンの攻撃より誤差レベルで強いかな?」位な感じだった。むしろテンプレが拳を抑えて悶絶していた。
そしてディランは受付に向かって。
「すいません、この人潰しちゃってもいいですか?」
「は、はい・・・基本的にギルドは冒険者同士の諍いには関与しませんので・・・流石に殺してしまった場合は関与することもありますが・・・あとできれば隣りにある訓練場を利用していただけると助かります・・・」
「そうですか、ありがとうございます」
ディランはそう爽やかな笑みで言い、今度はテンプレに向かって
「さっきからうるせぇよ、テメェのせいで冒険者登録ができねぇんだよ。訓練場行くぞゴミ」
「ぶっ殺すっ!」
そしてディランとゴミは訓練場到着しお互い武器を構えた。
すると冒険者ギルド内にいた冒険者が見に来たようで
「俺はあいつに10000リエル掛けるぞ」
「いやお前あのガキあいつの攻撃受けても無傷だっただろ、俺はあのガキに10000リエル掛けるぞ」
「私もマスターに10000!」
「お、嬢ちゃんあいつの奴隷なのかい?」
「うん!」
(おいなんでアイリス混ざってんだ、あと余計なこと喋ってんじゃねぇよ)
内心ツッコみながらもディランはゴミに
「おい早く来いよ、こっちは早く冒険者登録したいんだ」
「安心しろ、テメェは今ここで死ぬから冒険者登録なんざ一生できねぇよっ!」
ゴミ、略してGMが剣を抜いて突っ込んでくる。ディランより少し速い位だがディランは『身体強化魔法』を使用、GM、略してG以上の速度で動き、Gの腹を切り裂く。
Gの腹は鎧や服が切られていて肉体は切られていなかった。
暴食刀の新しい能力、切った対象の意識のみを喰らう事が可能。という能力を使ってみたがいい感じだ。Gは意識だけを切られたことでかなりふらついている。
「てめぇ・・・何、しやがった、っ!」
「てめぇの意識だけを切り裂いた。」
「なんでだっ!この鎧には防御魔法が付与してあんだぞっ!」
「その魔法ぶっ壊したわ」
「ふざけんなっ!うおおおおおおおっ!」
Gがまた突っ込んでくる。だが意識にダメージあるのでさっきよりかなり遅い。
ディランはGの剣を暴食刀で弾き飛ばし、Gの腹を蹴った。
Gはふっ飛ばされた。そして・・・
「チェックメイトだ。盗賊のほうがまだ手こずったぞ」
そう言ってディランは暴食刀でGの意識を切り裂いた。
安定のリエル通貨