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プロロー・・・グ?

一年の時をおいて復活するかもしれない。


世界はこう・・・背中合わせになってるらしい。

「あちら」の世界が動けば「こちら」の世界も多少の振動や衝撃は受けるし、逆もまたしかり。

世界は一つと一つ、それぞれが個として存在しているが決して離れることはなく、また近づくすることもない。

二つの世界はぶつかって合体してしまうんじゃないかというほど近くにあるが決して1つになることはない、それがこの世界の常識だ。

 この世界には存在の原則と呼ばれるものがある。

「一方の世界に存在するものは同時に他方の世界には存在し得ない。」

唯一の例外としてあちらとこちら、世界というものだけが存在として確立しているだけだ。

例えばこちらの世界では科学、と呼ばれるものが1として存在している。だからあちらの世界において、科学なるものは存在しない。こちらに存在するものはあちらに存在せず、あちらに存在するものはこちらには存在し得ない、これだけが2つの世界においての絶対の原則だ。

そしてこの原則に則ってとある法則が存在する。

一般に天秤の法則と呼ばれるものだ。あちらとこちらは等しい。こちらの科学と呼ばれるものの代替に魔法というものが存在し、人類と呼ばれるものの代替に化種というものが世界の主権を握っている。


それが、一般に親しまれるこの世界の姿。


一応授業でもうひとつの世界について、は扱うものの、正直一般人とは関係のないお話だ。

一般常識として世界の有り様を知っておくのも必要だがただ人であればあちらの世界になんて関わることなんてない。生きていく上で全くもって必要ないからな。

一部の選ばれた人間と、古来より定められた一族、そして好奇心旺盛で酔狂な人間のみがあちらとこちらの行き来をしている。

時折面白い話も入ってきたりするがまあその程度だ。

ちなみにこの和の国に古来より伝わる河童であったり天狗であったりもあちらの世界の住民の方々だ。

あちらに渡った人間が”たまたま”見て、伝えたものがこちらの世界では伝説になってたりする。

昔はあちらについてもさほど理解されずないものとして扱われていたがここ100年でだいぶ状況が変わった。

神も悪魔も存在するんだよ。

あっちの世界に。


まあここまでゴタゴタ言っておいて悪い、非常に悪いんだが。

貴乃安曇(たかのあずみ)17歳。


扉を開けたら、緑の平原でした。

短文まったりであるとは思いますが何卒とよろしくお願いします。

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