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4/4

“紙切れ“

「はぁ?何言ってるんですか?」

ここで僕は畳み掛けるように自分の思いを伝える。

「君は20日後には死ぬ。そのつもりなんでしょ?」

「そうですけど…」

「だったら僕が20日の間に君の気持ちを“死にたい“から“生きたい“にする!“死にたくない“って思うくらい幸せにする!だからそれまで一緒にいよう!」

どう反応されるか…ドキドキしながら返答を待つ。その返答は意外にも早かった。

「分かりました。それくらいならいいですよ。ただし、年末までに私の気持ちが変わらなかったら…分かってますね?」

「もちろん分かってる。絶対変えてみせるから!」

良かった…受け入れてくれた…とりあえず一安心だ。でも本当の目的はそれじゃない。彼女…渚を幸せにして死なせないのが目標だ。安心している場合じゃない。これからどうするか考えないと。

そんなことを考えていると、渚がぼそっと言った。

「寒……」

 今までのやり取りで、辺りはすっかり暗くなっていた。もう12月だ、流石に冬は寒い。どこか暖かい場所へ行こうかと考えていると、2人のお腹が同時になった。

「あっ…そういえば何も食べてない…」

それを聞いて僕は渚に提案する。

「じゃあまずは何か食べに行こっか!」

それに渚は戸惑いの表情を浮かべる。

「でも私、家にこもってから何もしてなかったせいでお金持ってないから…」

それに関してはもう策を打ってある。

「大丈夫!どうせ死ぬからって使ってなかったお金がここにあるから!」

「いいんですか……ありがとうございます。」

使い道のなかった“紙切れ“が“お金“になった瞬間だった。

4話目です!少し短いですが、うまくまとめるために短くしました!次からは字数も戻ると思います!引き続きこの作品をよろしくお願いします!

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