27話 隠し子が義妹になるちょっと前
窓のない小部屋に、仮面で顔を隠した肥満体の男が入って来た。
「……頼んだぞ」
それだけ言うと、肥満体の男は部屋に一脚だけある椅子に腰かける。そして、仮面はそのままに帽子を脱いでサイドテーブルに置いた。露になった頭部は、毛髪がかなり寂しいことになっている。
生え際が後退していて、頭頂部には残っておらずつるりとしている。
「お任せください。さっそく施術に取り掛かります」
レオディーナは踏み台に乗ると、顔も名前も、そして素性も不明な男……パウルが紹介した顧客の頭部に手をかざして呪文を唱えた。
「『再生』」
レオディーナの淡い輝きに照らされた男の頭皮から、新たな毛髪が生えだす。何にも遮られることのなかった頭皮がブロンドの髪に覆われ、後退しきっていた生え際が瞬く間に前進していく。
「どうぞ、ご確認ください」
施術を終えて手鏡を差し出すと、受け取った男は最初困惑した様子だった。
「もう終わったのか? 本当に髪が……生えているっ!?」
男は手鏡で自身の頭部を確認すると、興奮した様子で立ち上がった。そして片手で生えたばかりの頭髪に触れ、鏡に真実が映っていることを確かめる。
「お、おおっ、髪がっ、まるで若い頃のっ、少年だった時のような豊かな髪が戻って来たっ! まさか本当に、ここまで生えるなんて! 気休め程度に効けばいい方だと思っていたのに! よくやってくれた、礼を言うぞ!」
「お、お役に立てて光栄ですわ」
感激する男の勢いに押されて踏み台から足を滑らせないよう気を付けながら、レオディーナは笑顔を返したのだった。
ルーセント辺境伯家のタウンハウスでギルバートから魔石のブローチを受け取ってからしばらく、レオディーナは日常に戻っていた。魔法の研究と、その修行を含めた勉強。そして時折パウルが斡旋する仕事を熟す日々である。
その仕事に加わったのが、毛髪の再生だ。
レオディーナにとっては、割と簡単な魔法。傷で毛穴自体が亡くなっていない限り、毛根を再生するだけ。骨や筋肉、神経に気を遣う必要もない。
しかし、それは彼女が前世の知識のお陰で毛穴や毛根について知っているからだ。そうではないこの世界の魔導士達にとっては、難しい施術だ。
この世界の魔道士が毛を再生させるには、超強力な回復魔法を肌にかけるしかない。本来なら欠損部位を再生可能な魔法の余波で、毛根まで再生させているためだ。
そんな超強力な回復魔法を唱えられる魔道士は、需要に対してあまりにも少ない。そのため、客はいくらでもいる。
とはいえ、レオディーナの立場では大々的に宣伝するわけにはいかない。なので、結局施術は月に二人から三人と丁度いい人数に収まっていた。
ギルバートとはあれから何度か会い、他愛のない話をしたり、ダンスの練習に付き合ったりと、楽しい時間を過ごすことが出来た。
そして春、ギルバート達はルーセント辺境伯領へ旅立って行った。
(結局、ガラテア様ってあたしについて調べたのかな? それらしいそぶりはなかった気がするけど)
てっきり人を使って自分のことを調べるだろうと予想していたが、ガラテアやタニアにその様子はなかった。犯人探しを優先するために「レオ」について調べる余裕がなかったのか、たんに伝手がなかったのか。
もしかしたら、彼女について分かったうえでギルバートには黙っていたのかもしれない。
レオディーナの方でも誰かに身辺を調べられていないか気になって、それとなくパウルやトーラスに尋ねた。ピッタリア商会関連の仕事で、人と接する機会が増えたから気になってと言う理由をつけて。
すると二人とも満面の笑みで「大丈夫」「心配無用」と答え、「話はつけてある」と頷いてくれた。
「誰と!?」
思わずそう聞き返したが、「いずれお話しします」とはぐらかされてしまった。
後になって考えると、相手は二人の様子から推測するとパウルの商売敵かスラム街を牛耳っているギャングだろう。アルベルトやレオディーナ達を迎えに来た時、馬車の足取りを追って旧貴族街の家まで辿り着いていたのかもしれない。
(まあ、心配無用ならいいんだけど)
歴戦の傭兵として有名らしいトーラスまで出て話を付けたというのなら、大丈夫なのだろう。現時点で家の周辺に怪しい人影はなく、レオディーナが張った結界に引っかかる人物もいない。注意は必要だが、心配はしなくていいはずだ。
そして去年の春と同じように別れを惜しみながらもアルベルトが王都から去って初夏が来る頃、レオディーナが取り組んでいる研究は一応の成果をあげた。
「ピクルスを作る魔法が完成したと」
「うん、瓶に詰めて魔法をかけたら完成よ」
完成したのは香辛料を加えた酢に漬けて数時間から数日で出来るピクルスを、数秒で完成させる魔法だったが。
「この魔法を足掛かりにして、いつかは作るのに数年かかる発酵食品やお酒を一瞬で完成させる魔法や、熟成させる魔法を目指すのよ」
完成に数年、熟成に十年以上かかるワインを始めとした酒類だけでなく、味噌や醤油を魔法で作れるようになるまでまだ遠い。
そして、それが完成したら熟成肉に挑戦しようと思っている。
「なるほど。まずは目に見える一歩が踏めたことを歓迎するべきですか。うん、いい味ですな」
「そうなの。レオディーナのお陰でまた食事が豊かになったのよ。傭兵さん達も差し入れると喜んでくれて。アトリにも早く食べてもらいたいわ」
しかし、周りからはそれなりに評価されていた。
「あ、それとカカオ豆やバニラビーンズを収穫できるようになったよ」
『想起』の魔法でカカオ豆とバニラビーンズに関する前世の知識を念入りに思い出したが、それを参考にしても豆を収穫することは出来なかった。それで、この世界で手に入れた知識から思いついたことを試していたら、そのうちいくつかが当たりだった。
(土壌の性質じゃなくて、含まれる魔力量の問題だったなんて前世の知識で分かるはずないよね)
大きな問題は、魔力だった。この世界のカカオ豆やバニラビーンズはそれぞれ異なる濃度の魔力が土に含まれていないと実を付けられない植物だったのだ。
魔物が発生する魔力の偏在地よりは少ないと思うが、普通の土地と比べるとずっと濃い魔力が必要だったのだ。
それに加えて気温や日当たりなどの条件をそろえる必要があるので、栽培できる地域が限られているのも納得だ。
「大発見ではありませんか! そっちの方を先に教えてください!」
そう告げられ、目を剥いて驚くパウル。しかし、レオディーナは浮かない顔をしていた。
「でもさ、豆だけ収穫できても意味あるの? 加工の方法なんてあたし知らないよ?」
レオディーナがそう聞いている間に、袋に入れて保管していた豆をメアリーが持ってきてパウルに見せる。それは本当にただの豆。チョコレートやバニラのあの甘い香りは全くしていない。
レオディーナも前世の知識で知っていたが、カカオ豆やバニラビーンズはそのままチョコの材料やお菓子の香料に使える作物ではない。いくつもの工程を経て加工する必要があるのだ。
しかし、パウルは笑顔のまま頷いた。
「ええ、ありますとも。王国の加工業者に話をかけるつもりです。産地の不作や治安の悪化等で仕入れが不安定になることは、今まで何度もありましたから。
もちろん、将来的にですが」
儲ける算段は立てていたらしい。とはいえ、まだ収穫できただけの段階。事業化するのなら、本格的な栽培場の整備から始める必要があるだろう。
「他の香辛料はどうですか?」
「そっちはまだだけど、魔力を調整していればそのうち出来そう」
土に含まれる魔力量も関係していると分かったので、まだ成功していない作物の栽培も可能性が見えてきていた。
そして初夏が来る前にキノコ栽培場に魔力を込めに今年もオルフェ伯爵領へ行くことになった。
レオディーナは去年と同じように魔法で馬車を浮かせ、荷物を減らすなど旅程を速める工夫を行った。しかし、今回は去年には無かった予定が増えている。
「やっぱり不安だわ。ディーナ、ママが不敬罪で鞭打ちになったら、回復魔法をかけてちょうだいね」
「大丈夫よ、ママ。ラング子爵夫妻様は寛大な人達だから! ……ルクレツィア様はちょっとおっかないけど」
「君達、やはり親子だな」
それはオルフェ伯爵領の隣の領地を治める、ラング子爵の屋敷への訪問だ。
「ようこそ、我が家へ。ギュスタン師、レオディーナ嬢。初めまして、ナタリー夫人」
「立ち寄ってくれて嬉しいわ。あなた達が来るのを楽しみにしていたのよ」
コルネオとルクレツィアのラング子爵夫妻は笑顔で一行を迎えた。名目はバンクレットが夫妻に魔法の教授を行うため。そしてレオディーナに子爵の本邸にもプラベリーの木を植えるのを依頼するためだ。だが、催された晩餐では主にナタリーが質問責めにされていた。
もうすぐ二歳になる息子を持つルクレツィアが、母親として先輩のナタリーに色々と相談を寄せる。と言う体だったが、実際はアルベルトとのなれそめや夫婦仲に関して聞き出そうとしていたようにレオディーナには思えた。
(ただのゴシップ好き……な訳ないよね)
きっとナタリーを通して知りたい情報があったのだろう。
「ディーナと一緒に礼儀作法の勉強をしていてよかったわ」
「ママ、お疲れ様。プラベリーのタルト食べる?」
「食べる」
そのお礼なのか、それとも貴族の晩餐ではこれが普通なのか、催された料理は平民の身分ではなかなか口に出来ないご馳走ばかりだった。
そして翌日、夫妻に授業を行うために滞在するバンクレットを残し二人はオルフェ伯爵領に向かった。
「うわ、もうちょっとした村になってる」
到着したキノコ栽培場には平屋だが建物が増え、井戸も掘られて村としての形が出来つつあった。
「雑貨屋や馬のための牧草地やその倉庫以外には、家が何軒か増えただけですよ。領主様……伯爵家が任命した村長が就任して、正式な村になるのは何年か先になるでしょう」
そう言うパウルに、レオディーナは意外そうな顔をして尋ねた。
「もう隠さなくていいの?」
「ここがオルフェ伯爵家の治める領地であることは、もうルクレツィア・ラング子爵夫人から聞いて知っているのでしょう? なら構いません。
それよりも栽培場の結界に魔力の充填を頼みましたよ。増設工事も控えています」
「はーい、キリキリ働きまーす」
今回はバンクレットがいないが、栽培場で働くのは既にレオディーナの魔法の実力を知っている者ばかり。師匠の付き添いがなくてもトラブルなく魔力の充填や工事を進めることが出来た。
オランドも順調に働いており、彼女が治療した彼の孫も問題なく手を動かせているそうだ。
そして順調に仕事が進んだ結果、今年も休日が出来た。そうなった以上、行きたい場所は一つだ。
「いい? 森の奥に行くときはトーラスさんの言うことをよく聞くのよ。危ないと思ったら、すぐ帰ってきなさい。
よろしくお願いしますね、トーラスさん」
「はい、ママ」
「お任せください、奥様」
レオディーナが熱心に説得したことで、魔物の巣があるという森の奥への調査の許可をナタリーから得ることが出来た。トーラスとその部下の護衛から離れないことが条件だが、頼まれたって単独行動なんて御免だ。
「分かりました。去年より護衛を増やしましょう」
そしてパウルはトーラスが連れていく部下を去年の二名から五名に増員。護衛は計六名のチームで行われることになった。
「お嬢、魔物と遭遇したら基本は撤退と考えてください。巣窟の端だからって強い魔物と遭遇しないって訳じゃないんで」
魔力の偏在地から出てくるのは、魔物同士の生存競争に敗れた弱い個体である場合が多い。しかし、偏在地内では当然事情が異なる。遭遇率の高低は個体の強さではなく習性によるのだ。
例えば、それほど活発に動かない亀の魔物は偏在地の端まではあまり現れない。逆に、縄張り意識の強い狼の魔物は行動範囲が広いので遭遇率が高い。
「うん、分かったわ」
今回森の奥に行くのは魔物を狩りたいからではなく、魔力の偏在地の土や水の採取が主目的なのでレオディーナにも異論はなかった。
(この世界には、カカオやバニラ以外にも土壌に魔力が多めに含まれていないと収穫できない作物が他にあるはず。その参考になるかもしれない。……美味しい魔物にも興味はあるけど、それは次の機会でもいい)
そう思っていたが、やはり魔物には遭遇した。
「なんか、木が動いているように見えるんだけど?」
「お嬢、あれはウォーキングツリーの若木だ。人里ならともかく、ここなら無害だから今回は無視だな」
「その後ろにくっついて動いてる、大きいあれは?」
「プレートバグだ。そのウォーキングツリーの落ち葉が目当てなんだろう。草食で手出ししない限り襲ってくることはないから、これも無視でいい」
二階建ての家ぐらいの高さの、根を脚代わりにして動く木の魔物。そしてその後を付いていく牛より大きいダンゴムシの魔物。人里では前者は建造物を破壊し、後者は作物を食い荒らす害のある存在だが、魔力の偏在地では大人しく無害な存在だ。
レオディーナとしては調査を継続出来てほっとしたが、トーラス達は浮かない顔をしていた。
「……足を踏み入れた途端、無害だが大型の魔物に遭遇か。思っていたより魔物の生息数が多いな」
「伯爵家の家臣連中、ちゃんとやってるんですかね?」
レオディーナは後で聞いたが、魔力の偏在地から出てきた魔物の討伐だけでなく、偏在地の魔物の生息数の監視も領主とその家臣の仕事であるそうだ。
偏在地に生息する魔物が異常に増えると、魔物同士の生存競争の頂点に立った強力な個体が誕生。偏在地から出て新たな新天地を捜したり、偏在地そのものを拡大するために周囲を過度の魔力で汚染したりする。
数十年前に起きた魔竜大禍。アーガイル公爵領の半分以上を焼き、多くの犠牲者を出した魔竜ブラックデスロアーもそうして発生した魔物だ。
そうした事態を防ぐためには何年かに一度魔力の偏在地を見回り、魔物が異常に増える兆候が認められれば討伐隊を組んで遠征する必要がある。しかし、オルフェ伯爵家の家臣達はそれをしていないようにトーラス達は感じたようだ。
ここはレオディーナの持続的な収入源であるキノコ栽培場に近いので、彼女にとって他人事ではない。しかし――
「あたし達が勝手にやるのはダメなんだよね?」
「ダメってことはない。王国法には違反しないし、伯爵家からも禁じられちゃいないからな。ただ、やっても焼け石に水だろう」
数人の傭兵と戦闘経験のない魔道士が、何匹か魔物を討伐するだけでは効果は殆どない。
「とはいえ、十年や二十年放置したぐらいなら、そうそう大事にはならないはずだ。五十年以上だったら、拙いがな」
「五十年って言うと、魔竜大禍が起きた頃ね」
トーラスの表情から憂いが消えることはなかったが、興味深い調査が出来たのでレオディーナとしては満足だった。
その後は何事もなく普通に仕事に勤しんだ。伯爵領内の町には立ち寄らなかったし、道も荒れたままだった。
そしてバンクレットと合流するために再びラング子爵邸に寄ると――。
「やあ、レオディーナ嬢。私の友人を紹介しよう。彼はレオン・ベルメン男爵」
「お初にお目にかかる。ラング子爵から君の活躍は聞いているよ」
「こちらは私の従兄のビビオ・ポーネ子爵令息よ。実は彼の姉がギュスタン師のお弟子さんの一人なの」
「初めまして。姉も君のような可愛いらしい妹弟子が出来たと知ったら喜ぶだろう」
「お、お会いできて光栄です」
何故か貴族が増えていた。ラング子爵領に領地が近いベルメン男爵達はともかく、王都で王立学園に通っているポーネ子爵令息は何故ここにいるのだろう? 本領は王国の西側だろうに。
(ラング子爵様達が開いたパーティーと、あたし達の予定がたまたま重なったのかな? それともやっぱりピッタリア商会関連?)
そして結局再びラング子爵邸に一泊して王都に戻った。それから本格的な夏になった頃、良いことがあった。
「ディーナ、あなたはもうすぐお姉さんになるのよ」
なんとナタリーに新たな命が宿ったのだ。
「本当っ!? 最近ママに回復魔法をかけた時の手応えに違和感があるなって思ってたけど、妊娠したの!?」
「ええ、多分。神殿で診てもらったわけじゃないけど」
アルベルトと再会してから、ナタリーは彼と仲睦まじく過ごして来た。それに彼女はまだ二十代半ばだ。妊娠しても何もおかしくはない。
「パパには? パウルさんに手紙を預ければ届けてくれそうだけど」
「アトリには秋に帰ってくるまで秘密にしておこうと思うの。仕事が手に付かなくなったら大変だから」
そしてアルベルトにはとりあえず知らせないことになった。しかし二人の先生のバンクレット、そして家に出入りするパウル達はナタリーの妊娠を知ることになった。
レオディーナは生まれてくる弟妹の為にも、早くアルベルトと正妻の離婚の慰謝料を稼ごうと張り切ってパウルが斡旋する仕事や魔法の研究に取り組んだ。
「パパが帰ってくるの?」
しかし、彼女が母の妊娠を知って一か月も経たずに事態は急変した。
「ええ、そうなの。それで、オルフェ伯爵領に私達も引っ越すことになるみたいなの」
「えっ? あたし達が、あそこに引っ越すの?」
なんと、またオルフェ伯爵領に赴き、しかも住むことになったと言うのだ。ピッタリア商会経由で届けられた手紙を読んだナタリーも困惑を隠せないでいる。
「正妻さんが居るのに大丈夫?」
「それが、その正妻さんがお亡くなりになったそうなのよ」
「それは……なんて言えばいいのか複雑ね」
名前も顔も知らないから悲しくないし、かといって喜べる訳もない。アルベルトは離婚しなくても済んだが、離婚して他人になれなかった分、面倒なことになりそうな気もする。
「それで、私を正式に後妻として迎えてディーナを娘として認知するために迎えに来てくれるって」
ナタリーもそう思っているのか、アルベルトと正式に夫婦になれるのを喜びきれないでいるようだ。
「パウルさんとバンクレット先生もいないし、詳しい事情はパパから聞くまで分からないわね」
慰謝料を払わなくてよくなったのは朗報だ。しかし、伯爵家の家臣の入り婿の身重の後妻とその娘になったのは歓迎できるのかどうなのか?
「私達、お勉強していてよかったわね」
「これからも頑張ろうね、ママ」
「ええ、これから生まれてくるこの子のためにもね」
そう決意を固める母娘だったが、馬車の中でアルベルトの正妻が伯爵家の家臣ではなく正当なオルフェ伯爵の血を引く婦人であるのを知らされたのだった。
次の28話でプロローグの時間軸に戻ります。ずいぶんかかってしまいました(汗 もしお忘れの場合は、もう一度プロローグに目を通していただけると幸いです。お手数をかけます。
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