WEB小説は人間が殺される小説は人気が無いようである。
WEB小説は人間が殺される小説は人気が無いようである。
……が、反面、魔族が殺されるのはOKらしい。
これは少し疑問を持ちえないだろうか?
昔、米国でとても賢いチンパンジーが現れたら、人権を付与するかどうかが議論されたらしい。
つまるところ、人権付与の一因は、人間であることの他に、理性や知性の保有といったことが重視されるのだ。
チンパンジーはさておいて、人類が知性ある宇宙人に遭遇したら、きっと彼等の人権を擁護する雰囲気はきっと出ると思う。
そう考えれば、オークやゴブリンなど、ある程度知性を持ち得る魔物に対し人権を擁護し、なおかつそれを虐げる人間側に法の鉄槌が下されるべきである。
知性ある魔物相手にレベル上げなんて、もはや人知を超える虐殺である。
動物愛護団体もビックリである。
現地主人公ならいざ知らず、転生者の魔物虐殺は今すぐにでも止めねばならない。
早急にレベル上げと狩りでの金策を禁止し、魔物の保護と人権を守るべきである。
さらに転生勇者に自首を促し、ジェノサイドの罪で告発すべきである (`・ω・´)シ
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【備考】
異世界の話は冗談としつつも、新しい知的生命体と遭遇するであろう未来を考えると、その危険性を鑑みない訳でもない (´・ω・`)
これからの未来を担う若い世代が、想像世界内と言えども、知的生命にある程度の尊敬を抱ける社会像を、創作者は提示する道義的責任があるのかもしれない (。´・ω・)?