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先生のために咲く花  作者: ムラカワアオイ
20/23

yoko

ああ砂丘の夕日がきれいだ。バシャバシャ、と連写。そこに子猫が一匹。

『ミャー』

とあくびを残しては、去っていった。鳥取、ええところやあ。月夜もデッサンするか。パーフェクトを目指して。のどが渇く、ジュースが飲みたい。私、私、凡人ですよ。時計は17時46分。暑いなぁ。残暑おも舞い申し上げます。日本の皆さん、喉は乾いていませんか。私、凡人。すると、我聞がカルピスウオーターを持って走ってきた。

「あんた、後ろから怖いよ」

「す、すみません」

「走らなくてもいいの。もう、警察を辞めたんだから」

「は、はい。陽子さんのファンなもので」

笑う我聞と私と吉本さん。カルピス飲んで、月夜を待つか。やっぱり、私、変人なのか。小泉純一郎さんだ。首相だ。総理だ。日本のボスだ、郵政民営化だ。日本の総理を知ってるかい。古くからあるのさ、総理、総理、旅はやっぱり、砂丘だろう、砂丘を描いて、オオイエー、デッサンをしたのだろう、知っていくのさ、日本の旅行を、安く上げていこう。私が姫路城に行ったとき、変人が、いっぱいいてたよ。そんな変人に言ってやったんだ、カルピス飲んで、栄養取れよって。神奈川県逗子市から来ました。初めての新幹線。ウオウウ王。弟子入りしたことはあるかい。弟子に取るならいい師匠。絵をずっと描いていたい。どんなときも。私は、月夜を見る。きれいに満月だ。砂丘に月夜に猫に画家。写真をバシャバシャ。撮って、デッサンして。本物の画家になりたいな。師匠、私たち元気に旅してますよ。ご安心ください。月明かりに照らされて。よっしゃ、前田陽子。

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