表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
さんさん日和!  作者: 杉本咲
1/1

さんさん日和

松坂みお

:みおちゃん

主人公。小学5年生。11歳。5月23日生まれ。

茶髪。セミロング。茶目。

女子怖い。




新橋まり

:まりちゃん

小学5年生。11歳。12月3日生まれ。

黒髪。天パ。黒目。

冷めてる。




木口りい

:りーちゃん

小学5年生。11歳。6月14日生まれ。

茶髪。ポニーテール。茶目。

かわいい通り越して狂気。




花村つきみ

:つきちゃん

小学5年生。10歳。2月6日生まれ。

黒髪。ボブ。茶目。

ノリが良い。





「はーあーあー……」


 夕暮れの帰り道、松阪みおは溜め息を吐きながら、重いランドセルの持ち手をぎゅっと握り締め、歩いている。真下に向いている顔は、どうにも不安や色々な感情が混じりあった、微妙な表情だ。


「おー。どうしたのさ、みお君よ」


 新橋まりがみおの顔を覗き込むようにして身体を丸める。すると、ランドセルが開いていた為、中の教科書やら何やらがボロボロと落ちていった。


「……ちょっと」


 教科書を見つめるまりは、ランドセルの中の教科書が落ちてから、出来ていない口笛をしている木口りいに、静かに口を開いた。


「りーちゃんでしょ!?私のランドセル開けたの!」


「……えー?私開けてないよー」


 口を尖らせてまりから目を反らすが、逆にそれがまりのランドセルを開けたのがりいだと言うことを炙り出している。


「……りーちゃんがランドセル開けてた」


 すると、静かに喋った花村つきみの言葉に、みおが乗ってきた。


「あーもーりーちゃんダメだよー?まりちゃんのこといじったら。ぷっ」


「えっちょまてみお?何だ?何なんだ?その鼻で笑うのは?」


「あー、早く帰りたい……」


「むー!だから私、ランドセル開けてないんだってばー!」


夕暮れの帰り道、四人の騒がしい声が、響いた。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ