プロローグ
初めて小説を書いてみました。
みなさんに読んでいただければ嬉しいです。どうぞよろしくお願いします!!
みんな異世界トリップって信じる?ふつうは「そんなの小説かゲームの話でしょ」って思うよね。うん。わたしもそう思ってた。でもこんな事実を目の前でされたら、信じないわけにいかないんだよね…
『リュイーナ!!リュイーナ♡※※※※※※※※※!!』
あたしを膝の上に横抱きにして、顔に頬ずりしながらわたしの渾名を叫んでる金髪のイケメンを見てたらね…
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遡ること数時間…
わたし、小野瑠衣奈は高校を無事卒業して、あとは大学の進学を待つだけになった。バイトして、友達と旅行したりして…いわゆる、パリピですよ!!パ、リ、ピ!!そして今日わたしは仲の良い友達、いやもう親友と言っていいかな?栗原涼子と西園寺楓と春から使うものや洋服を買いにショッピングに、そしてその後カラオケに来ていた。栗原涼子と西園寺楓はわたしと保育園からの付き合いだ。3歳から一緒だったわたしたちはお互いの名前が上手に言えず、わたし、瑠衣奈のことを《りゅいな》。涼子のことを《よーこ》。楓のことを《しゃおん》と呼んでいた。しゃおんと言うのは(さいおんじ)→(しゃいおんじ)→(しゃおん)となったのだ。今ではちゃんとお互いの名前は言えるがなんとなくそのまま呼び続けている。
「りゅいな!しゃおん!まったねぇーん」
「よーこぉー、バイバイ!!」
散々歌いまくって疲れ果てたわたしたちは時間も遅いためお互いに手を振り合いそれぞれの家へと帰って行った。
その帰り道だ。わたしが災難にあったのは。気分はルンルン♪だって楽しかったし、また遊ぶ約束もしたからね!!暗い道をスキップしながら歩いていたのはショウガナイとおもう…。長い間履いてたわたしの体重を支えてくれたピンヒールはボキッと音をたてて折れた。まぁみなさんのご想像通りコケました。スキップの勢いもあって盛大に。でもここからは誰が思いつくのだろう…コケたわたしが「あぁ、顔面からの着地じゃん。ドンマイだわ~」とのんきなことを考え、目をギュッとつぶっても想像した痛みは来なかった。変わりに感じたのはわたしの身体を抱きとめた力強い腕の感触。ギュッとつぶった目をひらくと暗い道路にいたはずなのに、照明に照らされた明るい室内。そして明らかに日本人ではない顔立ちでわたしをだきかかえてくれている男性。そして冒頭にうつるのだ…
『リュイーナ!!リュイーナ♡』
え?なぜあなたわたしの渾名を?わたし、あなたに会ったことありましたっけ?ってかここどこよ!!
拙い文章で申し訳ありません。
誤字脱字等ありましたら教えていただけると幸いです。