夜の文化祭でのドキドキ初恋の予感♡
夕暮れが深まり、校庭には学園祭のライトが優しく光を放っていた。かがやくランタン、色とりどりの屋台、楽しそうに行き交う生徒たち——その中にいる自分の姿が、まるで夢の中の一コマのように感じられる。腐敗した体での参加はまだ不安もあるけれど、胸の奥にはワクワクが広がっていた。
「わあ、すごいね!」
隣に立つ栗色の髪の友達も目を輝かせる。私は小さく笑い、「本当に、夢みたいだね」と答える。腐敗体でも、この瞬間だけは普通の少女として楽しめる。友情の温かさが心を満たし、ぎこちなさも少しずつ消えていく。
屋台を回っていると、少しドキドキする出来事が起きた。クラスでよく目立つ男子が、私の前に立ち、笑顔で声をかけてきたのだ。普段はちょっと怖そうに見える彼が、柔らかい笑みを浮かべている——そのギャップに、胸の奥がぎゅっとなる。
「一緒にかき氷、食べない?」
突然の誘いに、思わず頬が赤くなる。腐敗体での恥ずかしさと、胸キュンの混ざった気持ちが一気に押し寄せる。私は小さく頷き、「うん、いいよ」と答える。友情だけじゃなく、ちょっとした初恋の予感——それが心をワクワクさせる。
屋台のかき氷を片手に、私たちは並んで歩く。ライトに照らされた彼の横顔、優しく流れる風、笑い声——すべてが胸にじんわり染み渡る。腐敗した体の不器用さで手をぶつけそうになったとき、彼はさっと手を添えてくれる。その優しさに、胸が熱くなる。
ふと、友達の笑顔も目に入る。彼女も楽しそうに隣で笑っている——友情も、初恋の予感も、両方が同時に胸に溢れる瞬間だ。腐敗体でのぎこちなさや不安も、この夜の魔法のような空気の中で、少しずつ和らいでいく。
夜の校庭に広がる光景は、まるで映画のワンシーンのよう。屋台の明かりが揺れ、風に乗って笑い声が響く。その中で、私は初めて自分の気持ちに少しだけ正直になれる瞬間を感じる。友情も、初恋の予感も、どちらも私を輝かせてくれる宝物だ。
「腐っていても、私はこんな夜を楽しめるんだ」
小さくつぶやき、胸に手を当てる。笑いあり、胸キュンあり、少しの切なさあり——そんな夜の学園祭は、ゾンビお嬢様の学園生活に、新しい輝きと希望を与えてくれた。初恋の予感が心にそっと芽生え、私は未来を少しだけ楽しみに思える——そんなエモエモなひとときだった。




