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Origin〜最強のデッキと神のカードで無双する〜  作者: 山科独名(やましなひな)
第二章 異世界のデッキ
18/23

最強の兵装、大鎧起動!

「これで場はガラ空き!この2枚で終わりですわ!(手札2→0)」


闇妖精(やみようせい)

メインカード

戦闘力:1


《ステルスアタッカー》

メインカード

戦闘力:1


 妖精ボテンと男カツラのバトル。その2ターン目にして、ボテンは1キルの形を作った。ボテンの場には戦闘力0の《おとぎ話》、カツラから奪った《農民騎士(のうみんきし)》、そして上記の2枚のカード。戦闘力1以上の3枚の直接攻撃が決まれば、ボテンの勝ちである。


「《闇妖精》で攻撃!」


「待ちな!」


 これに待ったをかけたのはカツラ。何もできることはないでしょう!と憤慨するボテンだが、これを窘めるようにカツラは喋る。


「さっきカードを使った後にカードの使用をするか聞かなかったのはお前のミスだぜ。そのせいで、俺はその攻撃を()()()()事ができるんだから!」


「どういう事ですの!?」


「つまり、その攻撃の前に俺がカードを使えるんだよ!手札の《大鎧起動(だいがいきどう)!》を使用するぜ!このカードは相手ターンにも使用できる!(手札4→3)」


「何ですって!?」


 カツラはこのカードの使用タイミングで悩んでいた。相手が攻撃を行う直前がベストであったが、ボテンのプレイングによってはそのタイミングはシビアであっただろう。ボテンがカードの使用をするかを1度も聞かず、しかも勝ちを焦って手札リソースを使い切ってからの攻撃宣言であったため、カツラは最高のタイミングでこのカードを使用できた。


「場の《農民騎士》を手札に戻し、デッキから《大鎧(だいがい)騎士(きし)》を使用する!(手札3→4)」


《大鎧起動!》

サポートカード

条件:場に存在する元々の持ち主が自分となる『騎士』メインカード1枚を自分の手札に戻す。

効果:自分のデッキ、手札、墓地のいずれかから、戦闘力10の『大鎧(だいがい)』メインカードを使用する。

特性:自分の場のメインカードが1枚以下の時、このカードは相手ターンにも使用できる。


「え!?《農民騎士》は相手のカードですよ!?」


「ベニテの譲ちゃん、良いところに気が付いたな。このカードの使用条件は、()に存在する元々の持ち主が自分となる『騎士』メインカード1枚を自分の手札に戻す、だ。()()()()とは書かれていないから、相手の場のカードでも良いんだ。」


 高さ5mはあるだろう、巨大な白い全身鎧の騎士が大地から出現する。農民騎士がその胴体部分に入り込むと、全身の模様が青く輝き、大鎧が起動した。この巨大なカードの半実体化に、カツラはかなりの魔力を持っていかれたようだが、まだ余裕はありそうだ。魔力ポーション一気飲みの理由はこれだろう。


《大鎧の騎士》

メインカード

戦闘力:10


「でっかーい。」


「戦闘力10…神にも匹敵する強さです…」


「な、な、な…!」


「これで攻撃は無理になったな。」


「何よ!ステルスアタッカーは直接攻撃できるわ!」


「でもそれ使ったらステルスアタッカーは墓地に行っちまうぜ。壁残さなくて良いのかよ。」


《ステルスアタッカー》

効果:自分ターンに発動できる。このターン、このカードは1度だけ直接攻撃できる。この効果を使ったターン終了時、このカードは墓地に送られる。


「ぐぬぬ…ターンエンドよ!」


「まあ意味ないけどな。」


「え!?」


3ターン(カツラのターン)


「俺のターン、ドロー!(手札4→5)」


「意味ないって…どういう意味ですの!」


「見てりゃわかる。手札から2枚目の《大鎧起動!》を使用!《大鎧の騎士》を手札に戻し、デッキから《大鎧(だいがい)狂戦士(きょうせんし)》を使用する!」


 大鎧の青ラインが赤色に染まっていき、鎧全体の色も黒っぽくなっていく。装甲の一部が変形し、トゲトゲしたフォルムに変化する。関節部から煙を吹き出しながら雄叫びを上げる姿は、暴走しているようにも思える。


「魔力がヤバそうだが、《大鎧の狂戦士》の効果発動!手札の《大鎧の騎士》を墓地に送り、《ステルスアタッカー》を墓地に送る!(手札5→4)」


《大鎧の狂戦士》

メインカード

戦闘力:10

効果:自分ターンに手札の『大鎧』メインカード1枚を墓地に送って発動できる。場のメインカード1枚を対象に取り、対象としたカードを墓地へ送る。その後、このカードに暴走ポイントを1つ加算する。


「更に追加で効果発動!手札を2枚捨てて《闇妖精》と《おとぎ話》を墓地へ!(手札4→2)」


「ぐうう…まずいですわ…メインカードをあと2枚出されたら…」


「ついでに狂戦士で直接攻撃!」


「ぐぅぅ…(ライフ3→2)」


「追い詰めたー。」


「後ちょっとです!」


「残念ながら暴走ポイント2以上の狂戦士がいると、俺の場の他のカードは墓地に送られてしまうんだなあ…しかも暴走ポイント5以上で強制的に負けになる。」


「えぇ!?」


《大鎧の狂戦士》

特性:このカードに乗っている暴走ポイントの数に応じて次の特性が適用される。(0以上)このカードの効果を使わなかったターン終了時にこのカードに暴走ポイントを1つ加算する。(1以上)このカードの効果以外で自分のカードが墓地へ送られる度に、このカードに暴走ポイントを1つ加算する。(2以上)このカード以外の自分の場のカードは効果特性が無効となり、墓地へ送られる。(5以上)自分はこのバトルに敗北する。


「だが問題無い。墓地に送ったカードの中に、墓地から使えるカードがある。《大鎧覚醒(だいがいかくせい)!》を墓地から除外して使用!」


《大鎧覚醒!》

サポートカード

効果:自分の場の『大鎧(だいがい)』メインカード1枚を手札に戻す。その後、自分のデッキ、手札、墓地から戦闘力11の『大鎧(だいがい)』メインカードを使用する。

特性:このカードは墓地から除外することでも使用できる。


「これで《大鎧の狂戦士》を手札に戻しつつ、デッキから戦闘力11の《大鎧(だいがい)決闘者(けっとうしゃ)》を使用するぜ!(手札2→3)」

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