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そこに眠るは夢か希望か財宝か  作者: 青空
第七試練:引かれるは少女の撃鉄
192/221

再演・響くは獣王の雄叫び

 

 項垂れたまま座り込む獣王の姿はかつてと変わっていない。だからこそ、次に何が起きるかこの場にいる探索者達は想像できていた。


 五人がそれぞれの得物を構えると、それに反応したかのように獣王が顔を上げてゆらりと立ち上がる。


 立ち上がった獣王は一言も発さずに深く、息を吸い込んだ。

 獣王の名を冠するにふさわしい巨大の胴体が大きく膨らみ──


 咆哮。

 大気が震え、耳にした者を恐怖に陥れる。獣王が放つ音の鉄槌だ。


 かつては五人ほぼ全員が機能停止に追いやられた獣王の洗礼。

 だが、数多の試練を乗り越えた彼らの足が竦むことはない。


 むしろ懐かしさに口角を吊り上げ、微笑を浮かべるほど。

 獣王が(おのの)くどころか微笑む彼らを見て、困惑したように低く唸った。


「ビビっている奴はいないな?」


 不敵な笑みを浮かべたままボイドが皆に尋ねる。

 返ってきた答えは嘲笑うが如く小さな鼻息。何を聞いているんだといわんばかりの余裕の表れだった。


 勿論、昨日戦った処刑人(エクスキューショナー)と同じく強化されていることは承知の上。

 だが、ここまで来て無様な敗戦を期すつもりなどさらさらない。

 ましてや、あの時は少年一人に一時的に負担してもらっていたが今回はそんなこともない。


 手も、足も震えてなどいない。

 

 むしろ、槍使いの少年を除く四人は汚名返上の機会を貰ったことに、そして少年ことチェシャは強敵との再戦に、


 胸の奥で高揚感を滾らせる。


「ソリッド! デカいの一つぶちかませっ!」

「あいあい……さっ!」


 開戦の口火を切ったのはボイドの指示、もとい指示を受けたソリッドの爆炎の魔術。

 錬金砲の力を借りた炎ではない。彼自身の力で生み出した──彼の性格を思わせる雑ながらも荒々しい炎だ。


 対する獣王は燃え盛る炎を目の前に再び息を深く吸い込む。

 そして咆哮。


 それは先程とは気色が違った。

 ただ大気を震わせ、遠くへ伝播させる音の鉄槌ではない。


 大気を伝う速度こそ遅い。しかし、一度震わせた空気がしばらく荒れ狂い、振動する大気の壁として余韻を残し続ける──まるで音の防壁と呼ぶべき咆哮だった。


 赤き炎と色無き壁が激突する。

 何もないはずの場所で炎が突然止まるのは随分不思議な光景だった。

 だが現実では獣王の咆哮は炎を退け、打ち消すに至っている。


 五人は驚きこそすれ、動揺はしなかった。


 ──それでこそ、獣王だ。


 倒さなければならない障害だが、簡単に倒れられるのも不快という共通認識。

 挨拶代わりの一撃で傷を負うなどと、誰も思っていなかった。


 だからこそ、槍を構えた少年はすでに獣王の前で槍を引き絞っていた。


「──ッ!」


 無言の気迫を乗せて、引き絞られた腕と共に超硬金属の槍が突き出される。

 獣王も即座に反応し、槍の穂先へ拳を振るう。


 拳と槍では面と点で力の集中具合で槍が勝る。


 しかしそれは同じ力を込めた時の話。もともと込められている力の差は歴然だ。


 弾丸の如く駆け抜けた勢いのまま振るったチェシャの槍は拳と衝突した途端槍の持ち主ごと動きを止めて、

 弾丸如き速さで吹き飛ばされた。


 血が噴き出す。チェシャの血ではなく、獣王の血だ。


 獣王が頬を伝う血を感じ、忌々し気に唸ると自分の身に傷を作った相手を睨む。


 視線の先に居たのは銃を構えた少女の姿。チェシャの攻撃と合わせてアリスが銃弾を飛ばしていたのだ。


 強靭な肉体を持つ獣王だが顔周りの筋肉は薄く、防御面は外皮のみに頼っている。

 そこを狙った一撃は小さくとも確実に傷を負わせた。


 血塗られた頬を震わせ、獣王が吠える。怒りのこもった猛々しい雄叫びがこだまする。


 耳にしたものを恐怖に陥れ、戦意を失わせる声。


 反響し響くその声に応えるように辺りの茂みが一斉に音を立て始め、揺れ動いた。


 この行動には五人も見覚えがあった。相違点と言えばこの行動を獣王がとるには早すぎるということだ。勿論一筋縄でいくなどと誰も考えていない。


 むしろこうでなくてはと全員が無意識に微笑を浮かべた。


「こちらはクオリアと私で持たせる。君たちは奴らの相手を頼む」


 ボイドが前線で獣王の剛腕を受け止めているクオリアの元へ駆け寄りながら叫ぶ。

 支持を受けた三人は散開し、茂みと相対する。


 緑に染まった樹海から飛び出してきたのはかつては苦戦した黒虎。

 記憶にある動きよりも早くなっている計十二体が散開した三人にそれぞれ四体ずつ襲い掛かる。


「思ったよりっ──」


 多い。言い切ることなくチェシャが最初に接近してきた黒虎に槍を振るう。

 六つの試練を乗り越えて得た身体能力と経験を乗せた槍は風を割き、黒虎の頭蓋を突き穿つ。


 二体目。チェシャが槍を突き出した隙を狙い、牙をむき出しにして飛び掛かって来る。


 しかし、横に薙ぎはらう回し蹴りが黒虎を宙へと打ち上げる。


 そのまま宙へ縫い付けられるように顔、腹に刺さったナイフが息の根を止めた。


 三、四体目。息を合わせて飛び掛かってくる二体の黒虎をチェシャは体を地面へ放り出し、仰向けに倒れる。

 寸前まで彼が立っていた場所を二体の黒虎が交差しながら通りすぎる。


 大口を開けたまま通り過ぎた黒虎の口から唾液の雫が落ちていった。


 それを皮鎧で受け止めながらチェシャが通り過ぎた二体の黒虎の尾を掴み、叩き落とした。


 強烈な慣性を受けながら地に落ちた黒虎を四つ足を地面に伸ばし切ったまま倒れ込み、無様に隙を晒したところをそれぞれ槍で貫かれた。


 僅か数秒。


 それを成した槍使いの少年は汗も流すことなく軽い息を吐き、獣王と戦っている二人の元へと駆けて行った。

 彼にとって四体の黒虎などさしたる障害ではなかったのだ。


 彼が地を蹴ると同時に大爆発が起きる。


 ちらりと彼が横目で元凶を確認すると、露出した肌と防具を黒に染めたソリッドがにやりと口角を上げて力なく項垂れる黒虎を見ている姿が映った。


 チェシャにとって黒虎が障害出ないと言えるならば、彼の仲間も同じこと。


 後衛であるが故に余裕とはいかないだろうが、不可能ではないことは分かっている。不安など一片たりとも抱いていなかった。


 そんな彼はもう獣の声も聞こえないアリスの方は気にも留めず、クオリアが受け止めていた獣王の拳に槍を突き立てる。


 腕に痛みが走り、獣王が低く唸った。

 その顔がまた飛来した銃弾を受けてさらに苦痛で歪んだ。

 銃弾を放った主は四体の黒虎の死体が魔力に還っていくのを背景に銃口から煙を登らせていた。


「流石だな」


 ボイドがぽつりと呟く。苦労するとも思っていなかったが、数秒で片付くとも思っていなかった。

 一応錬金砲を構えて誰かが危険に陥ればカバーに入る準備をしていたものの、相手が居なくなったので苦笑しながら銃口を獣王へと戻した。


「あったりまえ──よっ!」


 怒りに震える獣王が再び拳を目の前のクオリアに振り下ろす。


 ボイドの呟きを鼻で笑った彼女はそれをあっさりと弾いてしまう。

 全力を出さずとも成し得た結果に我ながら人間離れしているとクオリアもまた苦笑するも、感慨深さに僅かに目尻を下げた。


 攻撃は目の前の盾に弾かれ、吹き飛ばすために溜めを作ればぐさりと込めた力を手放させる痛みが走る。


 一度仕切り直そうと咆哮のために息を吸い込もうとすれば膨らんだ肺が銃弾で叩かれ、息が漏れる。

 そうしてどうにも出来ず、防戦一方になっていると全身を炎で焼かれますます動きが鈍っていく。


 自身を鼓舞するため、相手を威嚇するための声も上げられず、痛みに悶える声しか口から出せない。


 しかし、この連携も延々と続くわけではなかった。

 アリスの弾切れのタイミングで獣王がついに息を吸い込む隙を手に入れ、大気を震わせる咆哮を上げた。


 びりびりとした衝撃がこの場の全員に走り、攻撃の手が止む。

 すると、獣王はまた息を深く吸い込んだ。

 五人の目には気球の如く膨らんだ獣王の胸が映るも、それを止める時間はなかった。


 再びの咆哮。


 地の底から這い出るような低い声。怒りをむき出しにした感情の発露。

 それに応えた存在が茂みを揺らす。同時に空を暗雲が覆い始めた。


 この変化にチェシャとアリスがピクリと頬を揺らした。

 忘れもしない厄介な仇敵。チェシャにとっては三度目のそれ。


 ──あいつだ


 茂みから黒い影が飛び出し、宙へと昇っていく。


 ゴロゴロと不穏な音を立て始めた暗雲が一瞬白に染まり、極光が辺りを覆ったと思った瞬間に、影に向けられた激しい落雷が音と共に命中した。


 極光が収まると、そこには凛とし佇まいで獣王の横に並ぶ大鹿の姿があった。

 特徴的な大きな角には落雷を凝縮させたような電流が迸っている。


「ボイド、三人であっち頼める?」

「……ああ。任せておけ」

「お願い──」


 要件を告げたチェシャが大鹿の元へと疾駆。

 懐かしい仇敵。初めて会った時に負け、二度目に勝利した。


 戦績は一勝一敗。故にここで決着を決めたいという彼の闘争心が膨れ上がっていた。

 ひた走る彼を銃を構えたアリスが追随する。


「頼んだ」

「任されたっ」


 あまりにも短い会話。

 何を示しているかも分からない頼みを受けたアリスがチェシャを追いかけるのをやめて、大鹿に向けて発砲する。


 ──今度は、やらせない……!


 確固たる意志を胸に秘め、アリスの思いを乗せた二発の銃弾が大鹿の角を叩く。

 しかし、銃弾は紫電が弾ける角の目の前で何もできずに融解してしまう。

 それを目にした彼女は小さく舌打ちをして、残りの弾を角以外の場所を狙って発砲。


機能変化(modechange)黒騎士(odin)


 プロトグングニルを仕舞い、体を黒の異形に包ませながら同時に生やした黒槍に武器を変える。


 悠然と立っている大鹿はチェシャの槍を睨んだまま動かない。その意図は読めないものの、真っ向勝負なら面倒なこともない。チェシャも望むところだった。


「──ッ!」


 槍が閃く。同時に紫電が走った。


 電流が迸り、チェシャの黒槍を通じて彼の体が帯電する。

 しかし、異形に包まれた彼の体は電気を通さず怯むことすらない。


 流れのまま何度も黒と白が交錯する。

 そのたびに火花が散り、紫電が走る。

 一拍遅れて硬質的な音が何度も響く。


 ──焦っちゃだめ。焦っちゃ……だめ。


 黒騎士と大鹿の閃撃に手を出す隙を見つけられないまま銃を構えたアリスが小さく唇を噛んだ。

 何かしなければならないという焦燥が彼女の背を通り過ぎては冷や汗を噴き出せる。


 募る苛立ち。


 しかし彼女は一歩も動かず、腕と共に突き出した銃口を微動だにせず構え続ける。

 信頼されることの重責に押しつぶされそうになりながら、その緊張を嬉々として受け入れている。


 甘く苦い恋のような毒が彼女を蝕み、集中力を高める。その代償とばかりに彼女の銃の引き金を引く指が重くなっていた。


 加速する思考の中、高められた集中力はわずかな音の違いも、空気の違いも見逃さない。


 アリスの目が赤く染まる。


 黒と白が何度も交錯しているようにしか見えなかった視界がはっきりとする。


 チェシャが槍を救い上げるように跳ね上げる姿と、そんな彼を地に伏せさせようと前足を浮かせて角を叩きつけんとする大鹿の姿がアリスにも知覚できた。


 ──今ッ……!


 重くなっていた引き金にかけた指を全力で動かす。

 毒に蝕まれた人差し指は重々しさを感じさせない素早さでかちりと音を鳴らして、銃口から一条の弾を飛ばした。


 彼女の仕事はまだ終わっていない。

 アリスの目がさらに赤く輝く。


「──」


 声にならない息が漏れる。

 同時に弾の軌道上に数えるのが億劫になるほど何重もの円が重なる印が現れた。


 スカーサハのデータベースから引っ張り出していた魔力強化(charge)の魔法──その魔術版。


 魔法ではいくら強化したアリスの思考速度でも銃弾の速度には間に合わない。

 速度をとるため、二次元で出来た印だけで発動する魔術を創り上げていた。


 効果こそ落ちているものの、その印をくぐった銃弾は白い光を帯び、軌跡を残して宙を駆ける。

 それは角を振り下ろさんとしていた大鹿のした顎を叩いて力を失わせる。


 黒の閃きは止まらず、白の閃きが停止する。


 黒槍が大鹿の体躯を切り裂く。

 傷は浅いもののようやく隙を晒した大鹿を逃さず、チェシャが大鹿の首めがけて深々と槍を突き刺した。


 *


 チェシャ達が大鹿と戦っていた頃。ボイド達三人と獣王の戦いが続いていた。


 こちらは拳が大盾を叩く音が豪快に響いていたものの、戦況自体は変わり映えのない状態が続いていた。


 細かな動きを封じるチェシャとアリスが抜けたせいで、ボイドとソリッドの攻撃は獣王に避けられている。

 この状況をどうにかしようとボイドが考えを巡らせるも、やはり隙が必要だった。

 ボイドの脱力の魔術さえ当てられればソリッドの攻撃も命中する。


 既に獣王は満身創痍。しかし、詰みへの手が足りない。

 ソリッドの攻撃を当てるというゴールから逆算するとどうしても脱力の魔術を当てるための隙が必要だった。


 しかし、クオリアでは拳を弾いたところでそれ以上の隙は作れない。

 大きくよろけるか、後衛を見ている暇がない状況を作るには至らない。

 どうしてもクオリアの攻撃力の低さが表出する状況だった。


 ──攻撃の瞬間を狙うにもただの拳では……


 獣王がクオリアの大盾に拳を阻まれ低く唸っている。長いリーチ故にあそこまで接近すると相手もやりにくいようだ。


 その様子を目にしたボイドがいつの間にか俯けていた顔をはっと上げた。


「クオリア! そいつから距離を離すな! もっと近づけ!」

「……!」


 ボイドが指示を出した相手からの返事はなかったが、獣王の腕の間合いに入っていた彼女は自身のショートソードが届くほどの距離にまで接近する。


「ソリッド、腕輪で溜めろ!」

「……? おうよっ! 駆動(drive)──|開始(start)……」


 意図を理解できずとも、迷うことなくソリッドは腕に嵌めた増幅器に魔力を溜め始める。


 そして、二人に指示を出したボイドは錬金砲を構えて、チマチマと獣王に攻撃を始めた。

 彼の錬金砲では大した傷を負わせることは出来ない。

 血を流させることは出来ても、それ以上はどうにも火力が足らない。


 しかし、この場ではその鬱陶しいと思う程度の些細な攻撃が必要だった。

 チェシャとアリスが担っていた相手の動作を阻害する細かな攻撃。それを担う形だ。


 危機は感じないが、十分な痛みを伴う攻撃に苛立った獣王がボイドを狙うのクオリアが立ちはだかる。

 俊敏ではない獣王はクオリアを無視して後衛を狙うことは出来なかった。


 故にどうにも崩せない彼女を狙う拳を再び振るい始める。


 しかしそれではボイドの攻撃は当然止まない。

 瓶の装填には時間がかかるものの、目の前で妨害してくる女騎士含め鬱陶しいことに変わりはない。

 先程と同じように仕切り直そうと獣王が距離を開けて息を深く吸い込んだ。


「ソリッド──!!」

「そういうことかよっ!」


 増幅器に魔力を充填していたソリッドへ振り返り、ボイドが叫ぶ。

 彼もようやく指示の意図を理解して口角を吊り上げると、左腕に嵌めた腕輪の円環を展開した。


 空いている右手で描くのは書き慣れた魔術印こと、爆炎の魔術。


 ──二度目は負けねぇよ。それがオレの仕事だからなッ!


 丁寧に描かれた印は洗練された炎を吐き出し、円環をくぐると、炎の勢いは何倍にも膨らんで獣王へと迫る。


 迫りくる炎を見た獣王は肺に貯めた空気を吐き出して咆哮する。


 ゆっくりと大気を伝い、一度震わせた空気がしばらく荒れ狂う。

 振動する大気の壁として余韻を残し続ける音の防壁だ。


 一度目は彼の炎はこれに打ち消された。

 だが、二度目は負ける気など毛頭ない。それが彼に課せられたパーティの大砲としての役割だからだ。


 それ以上の理由は必要ない。考えるのは純粋で頭の悪い一途な思いだけでいい。

 その単純さがソリッドの強みだからだ。


「見えない壁は壁じゃねぇよ!」


 深紅の爆炎は音の壁をものともせず貫いて、獣王の身を焼き焦がす。

 もがき苦しむ苦悶の声も、燃え盛る炎にかき消されていく。



 炎が通り過ぎた跡には魔力の残り香しか残っていなかった。

 あまりにもあっさりとした獣王の死に様にソリッドは不満げに鼻を鳴らす。


「よくやった」

「……こんなの朝飯前でしかねぇよ」

「それは頼りがいのある言葉だな」


 チェシャ達が大鹿を倒したのを横目にボイドがソリッドに声をかける。


 用意された舞台で自分の仕事を果たしただけ。そう思っているソリッドは誉め言葉を素直に受け取れず、顔を他所に向ける。彼の髪から覗く耳は朱が混じっている。


 そんな彼を見てボイドは静かに微笑んだ。


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