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夜空の果ての世界

作者:灯璃
君が教えてくれた。

君が私を救った。

だから、私も誰かを救うんだ。


温室の前、日向の中、自然に囲まれた、その場所に文芸部は存在する。
この世とあの世を繋ぎ、隣人たちの側で過ごす生活。
忌み嫌われ、行き場を失った3人の生徒に差し伸べられた手は、この世の者ではなかった。

魔法を使い、穏やかな生活を送る3人。
新しい住人と、過ぎ去る住人。

開かずの扉の向こう。
君の鍵は、その扉の錠に差し込まれた。

さぁ開いて。


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