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太陽の貴公子番外編  作者: みずっち
7/14

舞ちゃんが酔っ払いました

大谷さんをお借りしております。

2018年1月中旬、外は既に夜だ。

新年会と、陽輔と舞と戒斗の成人祝いを兼ねて、都内の居酒屋でオフ会が催されていた。

<エルダーテイル>内でいつも一緒に居る<太陽兵団(ヘリオポリス)>部隊に、<ホネスティ>の本部が数名、そして<三月兎の狂宴(マッド・マーチ)>のメンバーが、奥の座敷で料理をつついている。


「ぐわっはははははははは!」


上座の一歩手前で笑いながら酒を呷っているのは、相も変わらずの早苗だった。

一番の上座に陽輔と舞を座らせ、豪快にビール瓶を掴んでラッパ飲みしている。

両手で。


「レオ丸の野郎も誘えば良かったなぁ~!まあいいか!うわっはっはっはっは!!!」


そんな事をしたらこの店が地獄と化す。

それを知っているメンバーたちは一様に苦笑いを浮かべた。

正確に言えば陽輔と舞は普通に止められるのだが、そんな状況になった事が今まで無かったため、本人たちも周囲の者たちも自覚は無い。


「舞と陽輔の成人式じゃあああああああああ!!わはははははははははははは!!!」

「ついでに戒斗君もね」


「ジョージ」のネームプレートを付けた三十半ばのサラリーマンが苦笑しながら付け加える。

すっくと立ち、両手にビールの大瓶を持ち、ラッパ飲みする早苗の姿からは、いつも通り女子力が全く感じられない。

周囲に酒を半ば強引に勧め、陽輔と舞と、ついでに戒斗のグラスにも注ごうとする。


「叔母さん、私たちまだ未成年だよ」

「え~、たった数ヶ月じゃねーかよぅ」

「それに舞ちゃんは愛子さんの娘さんですよ。お酒弱いかも知れないじゃないですか」


周りから姉の名前を持ち出されると流石に腰が引ける。

早苗は「ぶー」と不満げな顔で渋々引き下がった。


「俺、次のクエスト制覇したら告白するっす!」

「それ死亡フラグじゃねえか?」

「ちょっ、止めて下さいよ~」


先輩(ヤッホー)たちに弄られ、戒斗が慌てている。

他にも雑談に花が咲いているようだ。


「ごめん、ちょっとトイレ行ってくる」

「あっ、うん」


舞が陽輔を見送ったのを見計らい、早苗がすすすっと忍び寄って行った――。





~4分後~





陽輔が手を拭きながらトイレの扉を開ける。


「うえええええええええええええええええええええええええええええええええん!!!」


開けた瞬間、さっき自分の居た座敷から甲高い鳴き声が木霊した。

この声は舞か。

陽輔は慌てて駆け戻った。


「い、一体どうしたんですか!?」

「あぁっ、陽輔!良い所に!」


襖を開けた陽輔の前で早苗がおろおろと慌てふためいている。

こう言う飲み会の場で早苗が取り乱すなんて珍しい。

皆の視線の先に、ぺたんと座って泣きじゃくる舞が居た。


「うえええええええええん!よーすけくんがいないいいいいいいい!!うわあああああああああああああん!!!」

「…えっ?」


陽輔の目が点になる。

さっきちゃんとトイレに行くと言った筈だが。

よくよく観察すると、舞の顔が少し赤い。しかも、舞のグラスにビールが少し入っていた。


「あの、舞ちゃん…?」

「ふぇ?」


片膝を着くようにしゃがみ、舞の肩を叩いて振り向かせる。


「どうしたの?大丈夫?」

「…よーすけくぅ~ん!」


声を掛けた瞬間、舞が陽輔の首に跳び付いた。


「ぐえっ!」

「よーすけくんだぁ~♡」


全く以て油断していたため、勢いそのままに押し倒される。


「えへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへ♡」

「ま、舞ちゃん!?」

「えへへへへへへへへへへへへへ♡」


陽輔の首に腕を巻き付けたまま、舞が胸板に頬を擦りつけている。

反射的に抱きしめ、舞の背中と頭を撫でる。


「あの…」

「えへへへへへへへへ♡」


スリスリスリスリスリスリスリスリスリスリスリスリスリスリスリスリ…


「舞、ちゃん…?」

「えへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへ♡」


それを脇で見ていた早苗がポツリと呟いた。


「舞が…壊れた…」


今まではしゃいでいたのが嘘のように目を丸くして驚いている。


「早苗さんが飲ませたんでしょう」

「い、いや、だって、さぁ…ここまでなるなんて…」


早苗の言葉に、皆が溜息を吐く。


「舞ちゃんは愛子さんの娘ですよ?お酒弱いかもなんて想像出来るでしょう?しかも未成年ですよ?」


カメラを片手に、「土方歳三」のネームプレートを付けた三十代後半の男が呆れた様子で抗議する。

早苗はその剣幕にタジタジだ。

大谷和博(土方歳三)が事務所への定時連絡のために席を外していた間にこんな事になっていたとは。ほんの4~5分だったのに。

そもそも早苗自身、あんな少量(グラス1/5ほど)のビールで舞がここまで酔うとは思わなかったのだ。


「あの、これ、どうしたら…」

「えへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへ♡」


陽輔が困ったように周囲を見回した。

ボリュームの有る二つの膨らみが容赦なく陽輔の胸板に押し付けられ、身動きが取れない。


「よーすけくんだぁ♡」

「うっ…」


上を向いた瞬間に、舞が首筋まで上がって来た。

鼻息が喉元に掛かってくすぐったい。


「ねぇよーすけくぅん♡」

「な、何?」


とうとう耳元まで顔が迫って来た。囁くように陽輔の名前を呼ぶ。


「えへへへへへへへへ♡」

「あの…舞ちゃん…?」


再び聞き返すが、どうも要領を得ない。

確実に酔いが回っているようだ。


「ねぇよーすけくぅん♡」

「えと…な、何…?」

「赤ちゃん欲しぃ~♡」

「えっ!?」


陽輔が驚き、部屋の空気が凍った。

しかし舞は、蕩けたような表情で、潤んだ瞳で陽輔をじっと見つめて来る。


「ねぇ~え~、よーすけくぅ~ん♡」

「い、いや、あの、舞ちゃん!?」

「赤ちゃん欲しぃ~♡」


どうやら聞く耳を持たないようだ。

耳元で囁くようにねだり、胸をグリグリ押し付けて来る。

更には、足を絡めて来て思うように動けない。


「さ、流石に今はちょっと…」

「え~?なんで~?赤ちゃん欲しぃ~♡」


周囲に人が居るにも関わらず催促して来る。

息を耳に吹きかけるように囁くので性質が悪い。


「い、いや、だってほら、ここ居酒屋だし、皆居るし…」

「ほえ?」


陽輔の指差す方を舞が振り向いた。

今回の飲み会に参加した面々が、おっかなビックリと言った表情でこちらを見つめている。


「…」

「ね?」

「…」

「…あの…舞…ちゃん…?」

「…」

「あの…もしもし…?」


陽輔が何度か呼びかけるが返事が無い。

皆も固唾を呑んで舞の反応を見守っている。

当の舞は、相変わらず焦点の定まらない目で周囲を見回していた。

だが、暫らくして、漸く上体を起こし、陽輔の腰の上で半回転した。


「お、おい…舞…?」


早苗が恐る恐る声を掛ける。

すると、突然舞の表情が険しく変わり、目が据わり、皆を睨み上げた。


「なんれみんないるのよぅ」

「…えっ?」

「ろっかいきらさいよ~」

「あの、舞、ちゃん?」


舞は頬を膨らませ、皆を指差し、ぶーぶーと文句を垂れている。

僅かな量のビールで、呂律が回らないほどに出来上がっているらしい。

皆が唖然とする中、舞はゆっくりと皆を見渡し、早苗の顔で視線を止めた。


「おばさん…ちょっろいい?」

「えっ、な、何…?」

「ここ、すわっれ」


舞が目の前の席を指差す。

早苗は訳も分からず、そこに座った。

すると、舞が陽輔の腰から離れ、早苗の前に正座した。

泥酔している筈だが、ピンと背筋を伸ばし、早苗を見てにっこりと微笑む。

それを見た瞬間、早苗の肌がぞわりと粟立った。


「ま、舞…?」


早苗が恐る恐る声を掛ける。

声がプルプルと震え、若干掠れ気味だ。

汗が大量に吹き出し、本能が訴えかける。



――黙って正座しろ――



早苗は無意識に正座し、舞と向き合った。

極度の緊張が場の空気を凍らせる。

皆が言葉を失い、ゴクリと誰かが唾を飲みこむ。その音でさえ、今は部屋に響き渡るほど静寂だった。

そして、舞が口を開いた。


「ねぇ叔母さん、今年幾つになるの?何時までもそんなはしゃいでて大丈夫なの?どうして私にお酒飲ませるの?いつもゲームの話聞くけど、どう考えても周りの人たち迷惑してるよね?去年だって、連絡貰って迎えに行ったら、たまに暴れてるって言うし、康介先生も朝香さんも言い辛そうだったし、昔陽輔君と付き合い始めた頃、紹介したら脅すし、そうかと思ったら私と陽輔君の仲を強引に取り持とうとするし、ねぇ、何なの?何考えてるの?私が子供の頃だって、風邪引いたら…」


さっきまでとは打って変わって、淀み無く言葉を紡いで行く。

皆ポカンと呆気に取られるが、大谷だけはその状態を知っていた。

数年前、愛子が早苗に説教した姿がダブり、彼は思わず目を(しばた)かせる。

陽輔も、上半身を起こしたまま、舞の変貌ぶりに固まっているらしい。

その後、舞の説教が終わるまで十分ほどの時間を費やした。


「…ねぇ叔母さん分かってる?」

「う、うん…」


相変わらず笑顔が張り付いた舞に、早苗は燃え尽きた様に真白く項垂れて頷くだけだった。

説教が終わると、舞がくるりと向きを変え、陽輔に再び抱き付いた。


「よーすけくぅ~ん♡」

「ぐえっ!」


また押し倒されそうになり、慌てて抱きとめる。

胸を惜しげも無く押し付けて来る辺り、羞恥心も理性の範疇である事が証明されている。


「ねぇ~?」

「な、何?」

「あのねぇ~」

「う、うん…?」


耳元で囁かれ、どうにもくすぐったい。


「胸が苦しいのぉ」

「えっ…?」

「ブラ取ってぇ♡」

「ちょっ!?」

「ねぇ取ってぇ♡」


陽輔の腰の上で体を揺さぶる。主に前後に。


「ぐあああああああっ!ダメ!ちょっ!揺らしちゃ!」

「あんっ♡」


揺れを止めようと焦って抱きしめた結果、揺れは収まったが、体を更に密着させる結果となってしまった。

舞は陽輔の体温を感じ取り、ふにゃりと相好を崩している。


「えへへへへへへ…へ…へ……」

「…あれ…?…舞、ちゃん…?」


急に静かになり、陽輔が声を掛ける。

口元に耳を近づけると、寝息が聞こえてきた。


「あっ…」

「すー、すー、…」

「ね、寝ちゃった…」

「よー…す、くん…」


流石に主賓がこれでは宴会を続けられないだろう。

本来の幹事である早苗が燃え尽きているので、幹事補佐である大谷の音頭で解散となった――。





~30分後~





大谷の車に陽輔と舞と早苗を乗せ、家路に着いた一行は、舞の下宿先でもある早苗の家の前で、見慣れた人影を捉えた。

ヘッドライトに、艶やかな黒髪が浮かび上がる。


「あ、舞ちゃんのお母さん」

「俺が連絡しておいたんだ」

「なるほど…」


運転席の前後で陽輔と大谷が話す最中、助手席に居た早苗のセンサーが敏感に働いた。

愛子が車の方を向いた瞬間、早苗の顔が蒼褪め、手がプルプルと震え出し、汗を大量に掻きだした。

陽輔が舞を背負い、車から這い出す。

大谷も早苗を促すが、当の本人が一向に動かないため、怪訝な顔をして覗き込んだ。


「早苗さん…?」

「…ね…姉さん…な、何で…」

「…あぁ~…俺が呼びました…」

「な…なん…だ、と!?」


申し訳無さそうな顔の大谷と、目を見開いて驚愕の表情を見せる早苗。

二人に構わず、愛子がにこやかな顔で(・・・・・・・)陽輔に近づいた。


「ごめんなさいねぇ」

「あ、いえ…」


舞を背負った陽輔に愛子が付き添う。


「今日はありがとね」

「あぁ、別にこれくらいは構わないですけど」

「そぉ?じゃあ、もう一つお願いが有るんだけど」


家の玄関を開けながら、愛子が眉をハの字に下げる。


「今日は泊まってってくれないかしら?」

「えっ?」


陽輔の頭に疑問符が渦巻く。

まだ電車は有るだろうし、愛子と早苗が居れば舞の世話は出来る筈だが。


「早苗と大谷君に話が有るのよ。ちょっと長引きそうだから、舞の事頼みたいんだけど…」

「はあ…分かりました…」


一体何の話か知らないが、重要な事なら致し方無い。

多分、叱ったりするのだろう。

早苗は常々、愛子にだけは怒られたくないと言っていた。

心の中で手を合わせると、勝手知ったる二階に上がり、舞の部屋に足を運んだ。

それを見届けた愛子は、車の方に歩みを向ける。


「早苗さん、一応降りてくれないと俺車庫入れも事務所に帰るのも出来ないんですけど」

「ね、ねねねねね、ねねね姉さんが居るんだよぉ、どっか連れてってくれよぉ」

「何をバカな…あっ、愛子さん」


ドアを開けた助手席の内と外で押し問答をしている二人の傍に愛子が到着した。

その瞬間、二人の全身に鳥肌が立った。


「大谷君、ご苦労様。動画は有るわよね?」

「は、はい…所長に言われて撮って有りますが…」

「そう。じゃあ、家の中で見せてくれる?」

「は、はい…」


張り付いたような笑みには、有無を言わせぬオーラが纏わりついている。それもかなり凶悪なレベルだ。

早苗の人生で、これほどまでに恐ろしい怒気は味わった事が無い。


「早苗?何時までも座って無いで出てらっしゃい?大谷君に迷惑よ」

「ぅ…ぁぅ…」

「さ な え ?」

「…ひゃい…」


観念した早苗は、これまた観念した大谷に引きずり出され、愛子に手を引かれ、和室の方に連れて行かれた――。





~翌日~





舞は不快な気持ち悪さを伴って目を覚ました。

視界に映るのは見慣れた天井…どうやら自分の部屋らしい。

窓から差し込む朝日が目に痛い。

むくりと上半身を起こし、昨日の事を思い出す。と言っても記憶が途中までしか無い。

確か、早苗に強引にビールを注がれて少し飲んだ。



――大丈夫だって!ビールなんてアルコール少ねえんだからよ!一口や二口ならイケるって!


将来の事考えてみろよ?陽輔は多分飲めるぞ?晩酌付き合えなかったらアイツどう思うかなぁ?


予行演習だよ、グラス半分とかなら舞だってイケるって!――



そう言われて口をつけたのだが。

その後、ぽわぽわとした気分になり、陽輔が居なくて寂しい気分になった。

陽輔を見て嬉しくてつい抱き付いてしまったのは覚えている。


(はああああああああああああああ!!!!!私…あああああああああああああああ!!!)


舞は溜息を吐いて頭を抱えた。

何せ、抱き付いた後、陽輔に迫った事を思い出したのだ。

確かに願望は有る。将来的に陽輔と家庭を持ちたいとは思っている。

だが、あんなに直接的に積極的になるなんて。

でも、その後は何をしたのだろう。そこから先の記憶が無い。

そして我に返る。今着ている服は、昨日と同じだ。

コートは脱がされているが、それ以外は一緒だ。皺が寄っているのが少し残念。


「うぷっ」


そこまで確認して、吐き気が競り上がって来た。

これが二日酔いと言う物か。人生初の感覚だ。もしこれが悪阻なら大歓迎なのだが。

舞は慌ててベッドから跳ね起き、階段を駆け下りた。


「あ、お早う」

「あぅ…陽輔君?何でここ…うぷっ」


挨拶よりも先にやらなければならない事が有る。緊急事態だ。

トイレよりキッチンの方が近い。蛇口を捻る陽輔のアシストも有り、何とか床に残骸をぶちまけずに済んだ。

陽輔から渡された水を飲み、人心地つく。

ふと横を見ると、お鍋がコンロに掛けてある。

湯気が立ち上り、たった今作ったように思われた。


「あら、舞起きたの?」

「あっ、お母さん」

「お粥作ったから、皆で食べましょ」

「えっ、あ、うん…?」


返事をしながらも周囲を見回す。


「舞ちゃん?どしたの?」

「叔母さんは…?」

「あぁ、そう言えば…大谷さんも見ないなぁ…」


二人して顔を見合わせるが、答えはここには無いようだ。


「大谷君は帰ったわよ。早苗は仏間の方に居るわ」

「えっ?叔母さん仏間なの?自分の部屋じゃ無くて?」

「えぇ、昨夜ちょっと話が長くなっちゃってね」

「あぁ、そうか…僕が泊まった部屋は早苗さんの部屋だったっけ…」


陽輔が頭をポリポリ掻きながら呟く。

昨夜、愛子の許可を得て、陽輔が早苗の部屋に泊まったのだ。

話が長くなるから大丈夫だと言われた。

それにしてもまだ起きて来ないなんて、一体どうしたのだろう。珍しい事も有るものだ。

陽輔と舞は、愛子に促されてダイニングテーブルに腰掛けた。





丁度その頃――





「ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい…」





正座をしたままで虚空を見つめる早苗の呟きが、仏間にお経の様に広がっていた――。

お酒はほどほどに。


無理やり飲ませると強要罪とか障害罪、かな?

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