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ウクライナ戦争は終わらない。ふりがなさんのNATOの中の人無能仮説

作者: ふりがな

ウクライナ戦争は終わらない。真に戦争を欲してるのは西側だから。ふりがなさんによるNATOの中の人無能仮説


皆さんこんにちは、私ことふりがなの中では、最近流行ってる陰謀論がありまして、それがNATOの中の人無能仮説です。


この仮説は、軍事産業のとてつもない衰退から説明する事になります。

例えばアメリカの軍事産業は、第二次世界大戦時でGDPの36.1%を占めた超巨大産業でした。

この超巨大産業は、その後たった30年で5%台に圧縮される事になります。

現代に生きる私の想像を絶するほどの衰退は、歴史的に見れば農業が同じ例と言えます。

かつてGDPの内訳90%を超えていた農業は、皮肉にも農業技術の発展により、1920年代の世界の列強国では日本を除いて20%半ばに至りました。

農業技術の発展は、ついには農業価格の暴落をひき起こし、誰もが食べて行けないという農業恐慌を経て、溢れた人口、即ちは失業者は第二次世界大戦の隠れた要因となり、現代では農業がGDPに占める割合は3%台まで圧縮されています。


かつて軍事産業が基幹産業の時代、超富裕層である特権階級たちは、自分たちの一族の内、トップエリートを一番儲かる軍事産業に送り込んでいました。

その後、軍事産業が急激に衰退し始めると、特権階級は他の産業にトップエリートを振り分け始めます。

例えば当時は躍進する石油産業や、金融業です。

しかし結局の所、どんなに衰退しても軍事産業と手を切るわけにはいきません。

軍事はどんな世界、どんな時代でも特別な非常手段だからです。

やがて、特権階級たちは、自分たちの一族の内、本来なら穀潰しとして生きていくしかない何も出来ない無能に、学歴とコネという泊をつけて軍事産業に送り込むようになったのです。

これと全く同じ例が日本の政治界隈で、資本家の子供の内、何も任せられない無能が政界へと送り込まれ、日本の政治は滅茶苦茶になったと言われています。


本来の産まれでは世界を動かしていたハズの、軍事産業に送り込まれた無能な彼らは、一番儲かる所に送り込まれる特権階級のスーパーエリートたちと比較され続けた重大なコンプレックス持ちであり、資本主義側の軍事界隈は、軒並み無能な彼らの溜まり場になりました。

時代と共にアメリカの軍隊の低学歴化が進み続けたのと同じようにです。


彼らが本来の産まれである世界を動かせるような身分、世界の表舞台に上がるには、世界の中心を再び軍隊としなければなりません。

第二次世界の時代のように。

即ち、彼らの青春時代を取り戻すためには、巨大な戦争の継続が不可欠なのです。


このように、西側の軍事界隈の特別な無能達は、軍の実権を握りながらも、生物濃縮のように世界を滅ぼすタカ派思想を膨らませ続けました。


もっともこれは、あくまで私の中で最近流行っている陰謀論です。


私たちは西側陣営は、戦争なんてしてどうするんだろうと思っていますが、当然ながら、戦争のニーズは西側の中にもあるのです。

これが証拠になるでしょうか、NATOがウクライナに近づけば戦争が起こるのがわかりきっているのに、近づいたのはロシアではなく、西側でした。


一方で、核の相互確証破壊による大戦時代の終了、即ち冷戦の始まりは、彼らにとって大切な軍事産業の終焉化の象徴であり、相互確証破壊の残ったまま仮想敵国、ソ連の崩壊がしたことは、無能な彼らにとっての絶望でもあったのです。


世代論で逆算してみましょう。


世代論は40年前をベースに考えますからマイダン革命の40年前、西側陣営の中でいったい何があったのかが解ります。

マイダン革命があった2014年からは1974辺りに原因があります。

そう、1975年のベトナム戦争の終焉です。

ここからGDPに軍事産業の占める割合は一気に9%台から5%台まで落ち込みました。

この時代に、超富裕層たちである特権階級は、完全に軍事産業を見捨てて、自分たちの愛しい穀潰しを入れて実権を持たせるゴミ袋にしたのです。

そしてそのゴミ袋が今のNATOの思想を形成し、正に今回のウクライナ戦争の元凶となったのです。


例えば、今回のウクライナ戦争では特別なことが起こりました。

停戦を進めるであろうトランプ大統領が当選した後、バイデン政権は何故か突如、第三国を通してとはいえ、核保有国から核保有国へ長距離ミサイルを打ち込みました。

この歴史的愚挙により、西側タカ派は、彼らの全てである軍事産業終焉の象徴、憎き相互確証破壊を根本から揺らがせ、核保有国へと侵攻、そして戦争可能な状態へと、世界を無理矢理移行させました。 

では、この歴史的な愚挙に、何故メディアが黙っているのでしょうか。

彼らには無能とはいえ特別な愛しい特権階級のコネがあるからです。

単に身内の恥は外に晒せないという事情があるからだけかもしれませんが。


これが最近ふりがなさんの中で流行っている、NATOの中の人無能仮説の全容です。


ウクライナ戦争を終えるのに、多くの人がロシアとウクライナの話をします。

しかし肝心の西側の戦争ニーズは解消したのでしょうか?


現代ビジネスの『「ロシアが侵攻してくる」と煽り軍国主義化に走る欧州の怪』という記事をご覧になった方は居るでしょうか。

政治家が簡単に手腕を発揮出来る戦争危機は、困難な立場にある政治家にとっての危険な麻薬です。

ハマれば2度と抜け出せません。

そして、西側NATO内のタカ派は、西側政治家に強力な麻薬を売ってくれる売人なのです。

彼ら特権階級のコネを利用し、ウクライナ戦争によってロシアがボロボロになっていると報道する一方で、ロシアは強力になって欧州に攻めてくると矛盾を報道して、軍拡推し進めているのです。

軍隊を再び世界の中心とするために。

それは日本も完全に同じです。


ソ連崩壊という西側タカ派にとって特別な絶望のイベントは1991年にあります。

ですから、おおよそ40年後である2030年までは彼らの中の青春の復讐の火は収まらないかもしれません。

仮にウクライナとロシアに戦争のニーズが無くなろうと、それをいつでもご破産にできる西側の戦争ニーズは解消などしようが無いのです。






第二次世界大戦の亡霊が時を経てウクライナ戦争を起こしたと言えるのかもしれない

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