前へ目次 次へ 3/9 海と共に 潮風を感じ 月明かりに照らされた海辺を眺め あなたの面影を探す 追いかけても 追いかけても 届くことのなかったその手 今度こそ握って離さない 今も残るあなたの温もり 確かにこの手に感じて 想いを巡らす 静かな波の音 優しく夜空に浮かぶ満月 微かに香る潮の匂い 貝殻を耳に当てれば あなたの声が聞こえてきそう 悲しみが頬を濡らし 悲しみで肩は震えた 呟く言葉は波の音にさらわれ 叫ぶ言葉は虚しくどこまでも響いていく あぁ いっそこのまま海に溶けてしまいたい