新たなる出会い
…えっっ?俺は暗闇に覆われたしかも息苦しい…俺はここで死ぬのかと思いながらも手や足をバタバタさせた
「いたた、(>_<)」
「息が、、、」
ってか重たい
俺は、手でその顔にあるものをどかした
「……クッ、ハァハァハァ…」
そして目を開けて見ると、ん?と思いつつ少し上を見上げると顔を赤くした女の子が俺を見ていた
「~~~~~~!」
バチン!!
俺は、何も言われず一発右頬を平手打ちされた
「おーーい、大丈夫か昇梨?」
大羽は俺を半分心配し半分笑っていた
とりあえず今の状況を整理すると、女の子が俺の上に落ちてきて、たまたま女の子のお尻に俺の顔が埋もれてしまったそして、恥ずかしくなり、とりあえず平手打ち、、、
「おい、大羽ちょっと、来い」
俺は小声で大羽を呼んだそして頼み事をし、怒ってそっぽを向いてるあのバカ(初対面の女の子)に話してこいと伝えた
大羽は、フツーに頼み事を聞いてそのバカ(初対面の女の子)に歩いていった
「あの、すいません」
大羽が話しかけた…が、女の子はすごい形相をしている
「……あの」
大羽はその顔を見ても、冷静にいつも通りの話し方で話を続けた
女の子はその怒りの顔のまま、何?という顔をしていた
「先程のあれは僕が謝らせて頂きます、本当にすいませんでした…」
……え?なに?まさかだけど俺のこと謝ってんのーー!!
「ええ、あの変態ドスケベ痴漢魔のしたことを、とりあえず謝ったことは認めるわ」
…え?誰??その変態ドスケベ痴漢魔とは?まさか俺のことですか?いやいや、そんなはずはないでしょ、だって落ちてきたのはあっちなんだからさ被害者は誰がどう考えても俺だろ、と俺が心の中で叫んでいると
「本当にすまない、あの変態ドスケベ痴漢魔の'昇梨'がしたことは悪いと思っている!」
………意気消沈、yuimura shori ノックアウト!!
俺は身体全身を真っ白くして魂の抜けた木のように立っていた
「ん、まぁ謝ってくれればいいのよ、しかもあなたあそこで白くなって魂抜けてる奴とは違って少しは礼儀もあるし、まともな話が出来そうじゃない?」
とても上から目線で言われた
「ええ、まぁそうですね。では、そんな僕から質問が3つありますよろしいですか?」
「待って、まず慰謝料の請求と裁判でどうせ私が勝つのだから、そのお金を出してもらうわ」
その言葉に俺は顔を横に振り
「待て、何故被害者であるこちらが払わなきゃならねぇんだ?」と言った
すると、大羽は俺に水落を入れた勿論俺はうずくまった
「すいません、今僕らは手持ちがゼロですのでどうかお許しください」
「使えないわね、まぁローンでも何でも払ってくれればいいことにするわ、お金で許されてよかったと思いなさい」
そのバカ(初対面の女の子)は全てのことを上から目線で言ってくる、その話に大羽は了承し
「わかりました、では、そのかわりと言ってはなんですが先程の聞けなかった質問をしても構いませんか?」
と言うと嫌々首を縦に振ったように見えたが了承をしてくれた
「では、失礼してまず1つ目僕の言っている言葉はちゃんと理解できてますか?2つ目ここはどこだかわかりますか?3つ目、3つ目はお願いという感じになってしまいます、近くの街まで連れていってくださいお願いします」
3つの質問を大羽は出したそして女の子は
「えー、コホンまず1つ目あなた私をバカにしてますか?それは私に向かってこの星の言語がわかっていますか?と聞いているのと同じようなことなのよ?まず、この私が誰かも知らないの?」
その質問に大羽は丁寧に知らないと答えた、知るよしもないことだ、なぜなら俺達はさきほどここに来た、というか飛ばされたのだから(多分)
すると、女の子はムカッとしたが、ため息をつきしょうがないという顔をし、俺らに風格を見せつけるようにし、こう名乗った
「私は、この列島にある1つの城デアルーチェ城の第三王女アオナ・ヘルディン・アルテよ!」