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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

リンスター公爵令嬢

公爵夫人への未来1

作者: 森智

※「公爵令嬢の未来は一つじゃない!」として連載を作りました。

……生まれた時から、私の頭の中にはおかしな文字列がある。






 少女かと見紛うほど整った顔と、全ての罪を洗い流すような天使の微笑みを携えて、親戚の男の子が父の養子になった。


 私の方が半年早く生まれているので彼は義弟になった。


 きっと義姉弟になるのだろうと、私は彼の強大な魔力を知るよりも前にわかっていた。


 だって、彼に出会ったその瞬間から、私の「女公爵」という未来が閉ざされたから。そして、「公爵夫人」という未来が私の頭の中で輝き始めたのだから。







 彼と出会ったのは彼の父親の屋敷でだった。そこは現在のリンスター公爵のジェラルド家の親戚で、五代ぐらい遡ればジェラルド家本家に辿り着く。でも彼はその家の子供ではなかった。


 その時の私には大人の事情は複雑で、深く首を突っ込むのは恐ろしくて、何事もないかのように過ごしたものだ。


 義弟と出会った次の日には、私の頭で起こった一連の出来事から、彼が公爵家を継ぐのだと理解した。


 その事実に思うことは何もないし、公爵にならずに済んで胸を撫で下ろしたぐらいだ。なにしろ、私って怠け者ですから。


 彼が公爵家の養子になり、嫡男になる理由を正しく理解したのはその強大な魔力を肌で感じた時だった。


 リンスター公爵家の力を具現化した魔力。それは伝え聞く始祖、初代リンスター公爵と同じものだったのだ。


 一族の総意が、彼が当主になることを決めたそうだ。


 無駄な争いや確執に繋がるような息子が現当主にいなくて良かったのだろう。それともいなかったからの一族の総意だったのかもしれない。父がそうなるように誘導したのかもしれない。


 どちらにしろ彼はリンスター公爵へ養子に入り、長男として嫡子になる。次代の当主である。


 今までリンスター公爵令嬢として、嫡子として、公での振る舞いを望まれていた私は、早々にその役割も義弟へ譲るつもりだ。


 もう、父の顔を立てて公の場へ出なくても済む。


 と、いうのが、正直な気持だった。


 だから、出会った次の日から私は彼への好意を隠さなかったし、その麗しい微笑みを見ていれば、それだけで幸せな気分になれたのだ。それに、公爵令嬢という立場とその能力の特異性によって友人がいない私には、彼は同年代の友人という位置付けでもあった。


 後から考えれば、初めてできた友人ということもあって、嬉しさのあまり、私は少々壊れていたのかもしれない。


 出会いから二ヶ月後、彼は屋敷へとやってきた。帰る場所を失った彼は、帰る家族をも失っていた。


 彼は始めの一ケ月は朝から晩まで一緒にいた。


 いたずらをしたし、からかったし、彼の失敗を笑いの種にした。ただただ、私は一緒に笑いたかったのだ。子供同士の遊び方を知らなかったから、暇な時間は専ら彼を私の勉強や訓練につき合わせた。

 その度に、彼は何かを耐えるように俯いた後、ふわっと笑みを浮かべたものだ。


 二、三カ月した頃、私も初めほどベッタリ一緒にいることはなくなっていた。


 それに、避けられているような気がしだしたのもこの頃だ。食事の時以外は会えないという日が多くなった。


 自分でも不安に思い始めた頃、父に呼ばれた。


「自分より下の子を貶めるのは感心しない」


 第一声でそう告げられた。


 私が誰かをいじめているような言い方で、私には意味が分からなかった。


 後で判明したのだけど、父からの言葉も、あの時彼に会えなかったのも、私の暴虐非道の振る舞いに、メイドたちが怒って彼を助けようとした結果だったらしい。


 初めて、彼に嫌われているのかもしれないと思った。


 自分が好意を持っているからといって、相手もそうだとは限らない。私にとって楽しいことが、相手にとっても同じであるとは限らない。


 当時、そんな簡単で当たり前のことを、リンスター公爵の姫として育てられた私には考えることすらできなかった。


 良いと思っていた自分の行いが他の人にどう受け取られるのか、私にコントロールできることではないのだと学んだ。


 私は彼が大好きだったから、彼に嫌われているのは辛かった。


 でも、何とかしようと思っても、また誤解されるのが怖くて、今度は私が彼に近づけなくなってしまった。初めての友達を失いたくなかったのだ。


 私の気持ちなど関係なく、物事は簡単に決まって行く。どうせ毎日魔術の先生が来てくれるのだからと、彼も一緒に魔術の訓練を受けることになった。


「半年前、随分なおねだりをされたものだが、役に立っているようで何よりだ」

 

 父はそう切り出した。


 おねだりとは教師たちのことだ。


 脳裏に浮かぶ文字列の可能性を伸ばしたくなった私は、魔術と剣術と学術の一流の教師を用意してくださいと頼んでみた。


 それまでいた、基礎学力とマナーの教師では物足りなさを感じていたし、それでは可能性が広がらなかったので試してみたかったのだ。


 実際、三週間前、「下級魔術師」が「中級魔術師」に変化した。


 成果が私の脳裏にくっきりと表れるのは楽しかった。


「あれに、魔術の制御を学ばせなければならない。明日から午前の授業に連れて行きなさい」


 面倒をみるように命令されているということかな。


 私は首肯を返して次の言葉を待つ。でも、話はもう終わりのようだった。


 辞去しようと頭を下げた私へ、父は奇妙な色を湛えた眼差しを向けてきた。


「君はいくつになった?」


 自分の一人娘の年齢も覚えていないのかと、僅かに目を見張ってしまった。態度に出すつもりもなかったけれど、思いがけない問いかけだったので、素が出てしまった。


「八歳になっております」


「いや、忘れているという訳ではなくてだな。……君は年齢の割にしっかりしているが、八歳といえばもう少し子供らしくても良いような気がするのだ」


「どうでしょう? 同じお歳の方と親しくさせていただいたことがございませんので、子供らしくと言われてもわかりかねます。ですが、先生方や皆さまとお話しさせていただくと、私は子供だと痛感することもしばしばでございます」


 ちょこんと首をかしげてみる。その仕草は子供らしいだろうか?


 父は言葉を失ったようだ。何か言おうと口を開くものの、すぐに固く閉じてしまった。


 その日から、何故か父が在宅する日が増えた。


 物心付いた頃には一週間に一度でも会えれば良い方だった父が、今では二日に一度は彼と私の三人で正餐を共にするようになった。


 彼の魔力の暴走を警戒しているのかとも思ったが、どうやらそうではないらしい。


 私の頭の中から「王妃」という未来が消えてしまっていたからだ。


 これは、父が私を自国他国にかかわらず、王族に嫁がせたくないと考えているのだと推測できた。


 私は父に愛されているらしい。


 大発見である。


 今も「公爵夫人」が筆頭で輝いているというのは、きっと父にそう望まれているのだろう。次期リンスター公爵夫人になれば、父も私と離れる必要がなくなる訳だし。


 もうすぐ義弟となるだろう彼と、まだ腹を割って話せていない現状で、そんな先のことなんて考えてもいられないけど。


 ちらりと柔らかそうな金髪に近いブラウンの髪を一瞥して、私は小さく息をついた。


 切っ掛けが欲しいとは思っていた。


 この頃になると、彼の微笑みが心からの物ではないことぐらい感じ取れるようになっていた。


 では、彼がこの屋敷に来ての三ケ月、私へ向けられていた微笑みも作りものだったのかといわれると、肯定も否定もできなかった。


 あの頃は心から笑ってくれていると思っていたし、今でもそう思いたい。今でも天使の微笑みは健在だと信じたい。でも、最近は天使と言っても堕ちた天使にしか感じなくなってきた私がいる。


 ワザと? 絶対ワザとだよね。


 冷え冷えする目で一瞥されると、思わず動きを止めてしまう。


 笑ってもくれなくなったし、話しかけてもくれなくなった。


 たった一人の友達だった。そう思っていたのは私だけ。


 二人で楽しく過ごしていた。そう思っていたのも私だけ。


 気を許していると思ってた。そう思っていたのも私だけ。


 嫌われているのは分かるから、こちらから話しかけることもできなくて……こんなに近くにいるのに、とても寂しい。


 もうすぐ姉弟となるというのに。


 何てことを、毎日の魔術の訓練中にぐだぐだ考えること二カ月。


 鉄面皮の私の表情がそうそう変わる訳がなく、つんとしたお嬢様の雰囲気そのままに、冷戦は今日も続くのだと思い込んでいた。







 貴族の子女のお茶会なんて久しぶりだった。


 彼はその天使の微笑みで卒なく乗り切り、一切嫌みを言わせなかった。


 もちろん私も彼の横について他の子たちを威嚇した。うちの大事な弟に手を出すんじゃないわよってなものである。


 お茶会の席でなら彼は私に微笑みかけてくる。でも、馬車に乗れば、途端にブリザードだ。


 背もたれに凭れかかって、気を抜いた私の脳裏にいつも通り文字列が浮かんでくる。


 こんなに彼から嫌われているのに公爵夫人が一番前で輝いているというのもおかしな話だ。もしかすると、これはリンスター公爵夫人のことではないのだろうか。状況を鑑みて、父が原因だと判断したのだが、その前提条件が間違えていたなんてこともあるかもしれない。


 でも、公爵夫人も面倒で嫌なんだけど……マナーの勉強嫌いだし。やっぱり国家上級魔術師になって研究職になりたいなあ。


 前から十番目に並ぶ魔術研究員の文字に思わず溜息をついてしまう。


 あれ?


 私は目を瞬かせた。


 十一番目に女公爵が復活していた。


 そのことに私は軽くパニックに陥った。


 彼がここにいる限り、その未来は有り得ないはずだ。有り得ないはずのその未来が更に八番目に浮上してきた。


 こんな風に、リアルタイムで未来の可能性が変化していくのは初めてだった。


 私は隣に座る彼へ手を伸ばして、その手を強く握った。


 突然のことに、彼が驚いて私を見たけれど、彼の動揺なんて私の動揺に比べれば可愛すぎる。


 私の頭の中では、「女公爵」の可能性が六番目まで上がってきていた。それに伴い、「公爵夫人」の輝きが鈍くなっているような錯覚を覚える。


 私の「女公爵」の未来は、彼がいる限り有り得ないのだ。そう、彼が存在する限り……。


 何かが起ころうとしている。何かが、今起こっている。


 向かいに乗ってるナニーと侍女が私の様子に気づいて、怪訝な表情になった。彼も同様だ。


「馬車は、ちゃんと屋敷に向かってる? 街の喧騒が小さくなってる気がするわ」


 私の指摘に一番に動いたのは彼だ。


 馬車の外を確認した彼が舌打ちした。


 外見に反して、随分ワイルドだ。


「郊外に向かってる。おそらく御者が入れ替わっている」


 いつしか「女公爵」が二番手にある。これは、彼が危険な目に遭うということ?


 馬車がスピードを落として、やがて止まる。


 動かない馬車の中、四人は息を詰めて次に起こることを待った。


 私は、自分が推測している内容に恐怖するあまり、彼の左手を握ったまま動けなかった。


 その手を彼が優しく握り返してきた。まるで、大丈夫だとでも言うように。


 降りろと剣で脅され、私達は馬車を出る。反撃されることに備えてか、ナニーと侍女は降りることを許されなかった。


 追剥なら、常識的に考えて、魔法の使える私達の敵ではない。こんなに不安になることもない。


 だけど、これは追剥や強盗の手口ではない。明らかに私達を個人的に狙ったものだった。


 男達の中に老女がいた。


 若い頃はさぞ美人だったのだろう。けれど今は、血走った眼に、土気色の肌、膚艶も悪く、長い髪にハリがない。二十歳は老けて見えているのではないだろうか。


 彼が私の手をきつく握った。


 手を握っていることを忘れてしまっているかのようだ。


 呟きが風に乗って耳に届いた。「かあさん」と。


「愛しい子。さあこっちへおいで。ずっと会いたかったんだ」


 女は彼へと手を伸ばす。


 心を落ち着かせるように一瞬瞼を閉じると、彼は女を睨んだ。私を握った手はやはりきついままだった。


「あの男に俺を売った後、あんたは会いに来なかったじゃないか。俺があんたに会いに行けば、部屋から叩き出された。こんな所に攫ってきて、今さら何の用だよ」


 落ち着いているように見えるが彼の心は激しく動揺していた。


 繋いでいる手から、彼の魔力が身の内で暴れ出ようとしているのを感知できる。


 私は魔力の動きを察知するのが得意なのだ。


「公爵様にどれだけ頼んでも会わせてもらえなかった。こうするしかなかったんだよ」


「こうするも何も、あんたがあんな忌々しい屋敷に俺を売った時点で、縁なんて切れてる。あんたは他人だ」


 流れてくる激流のような魔力に、私は顔をしかめた。


 心が痛い。息が出来ないほどの悲しい怒りが伝わってきてしまう。


 彼の心を覗いているようでつらかった。


「あんたを生んだのはあたしだよ。親子の縁なんて切れるもんじゃないさね」


「あんたが俺を捨てたんだ!」


 吐き捨てる言葉が胸に刺さる。


 ああ、彼は母親を愛していたのだ。捨てられてもなお戻ろうとするほどに。


「話が違うじゃねえか」


 男が口を挟んだ。


「何も違いなんかないよ。あいつは私の子だ。ちゃんと払うさ」


 怯えた口調で女が訴えるも、男は一瞥もくれずに手に持っていた剣を彼女の背後から突き刺した。


 一瞬、彼も私も起こったことが理解できなかった。


「もっといいもんが手に入った。こんな汚い女はいらねえよ」


 剣を抜き、倒れ込んだ女を一蹴りした後、呆然としていた私に手を伸ばした。


「こいつらを使えば簡単に金が手に入る」


 下卑た笑い声が耳元で響いた。気づいた時には、私は男たちの手の中にいた。


 慌てて彼に手を伸ばすも届かない。


 男たちよりも、私自身の安全よりも、手が離れた瞬間伝わってきた、彼の感情の波が恐ろしかった。


 ゆらりと淡い陽炎が彼を包む。


 咄嗟に自分にシールドを張る。


 次の瞬間、魔力の放出による突風が、彼を中心に広がった。


 淡い炎と共に男達が吹き飛ばされ、馬車が耐えきれずに横倒しになる。そして、私のシールドが軽い手ごたえを残して割れた。


 今のぐらいなら、シールドがなくても軽い火傷ぐらいで済んでいるはずだ。


「青い炎。リンスターの炎……初めて見たわ」


 初代リンスター公爵の血に連なる者の中に、時折、青い炎を使える者が生まれる。


 通常の炎の何十倍も高温の炎を畏怖を込めて「リンスターの炎」と呼ぶ。


 彼が纏う青い炎が、どんどん大きくなっていく。無尽蔵の魔力が全て炎へと変換されているようだ。


 化け物じみた魔力という比喩は良く使われるが、これは真実化け物だ。


 リンスターの炎を纏う彼は、美しい青い獣のように見えた。


 彼の凶暴な力を、私はこの時初めて知った。


 公爵家に来た詳しい経緯を、私は彼からも父からも聞いていなかったのだ。


 ただ、彼の生家の屋敷が火事になり、帰る所がなくなったとだけ説明された。


 それがリンスターの炎の暴走だなんて、想像すらしたことがない。彼自身の魔力が彼を焼き尽くしてしまうなんて。


 すべてが胸にすとんと落ちた。腑に落ちなかった点がすっきりと収まる所に収まる。


 彼がリンスター公爵にならなければならない訳も、私と一緒に魔術の訓練を行っていることも。


 私は自分の周りに再びシールドを張った。


 弱い私のシールドでは長時間保たないのは分かってる。彼の元へ行くまでの間保てばいい。


 大丈夫私は失敗しない。


 出来ることを、やれることをするだけ。そう決心した瞬間、もう、私の脳裏へ「女公爵」の文字が浮かんでくることはなかった。


 そして、私はリンスターの炎の中へと駆け出した。


 私に得意な魔術はない。魔力だって精々下級魔術師程度だ。でも、魔術を制御すること、魔力の流れを操ること、そして、魔力を受け入れることだけは誰にも負けない自信がある。


 炎が私のシールドを舐める。


 シールドが壊れるのと、彼が驚愕の眼差しで私を見たのが同時だった。


 一瞬の熱波。


 私は彼を両腕で抱きしめた。


 青い炎に変換される前の魔力をごっそり私の身の内に取り込む。彼の内を巡る魔力が私の中で暴れようとしたが、そのまま外へと流してやる。


 そして、世界は暗闇に包まれた。彼が名を呼んで、泣きじゃくっていると思ったのは、私の願望の表れだったのか。









 起きて早々、父に叱られた。


 無茶をし過ぎだと。


 私の知らない父がいた。


 こんな風に、感情を丸出しで怒鳴られたのは初めてだったから、とても心配をかけたことは分かっているけれど、不謹慎にも嬉しいと感じてしまった。


 怒られている最中に発見したのだけれど、父は物凄く若い。いつもの父は渋面で私を見てくるし、私も父を直接見るのが恥ずかしかったので、今まで全く気付かなかった。私は父のいくつの時の子供なんだろう。


 そんなことを考えていたので、起こられていることに集中していなかったことを、また怒られる羽目に陥ってしまった。


 でも、その後ですごく褒めてもらった。


 もちろん彼にもしっかりと叱られた。


 そして、私にはものすごいご褒美が待っていた。 


 彼が私の名を告げて微笑んだのだ。


 大輪の花が咲いたような、私が待ち望んでいた天使の微笑みだった。


 ずっとお預けを食らっていた私には、刺激が強過ぎたらしい。


 あまりに綺麗な笑顔だったので、しばらくの間、私は自分の心臓が壊れてしまうのではないかと本気で心配してしまうほどだった。


 

義弟との話を書きたくなって、勢いで書いてしまった。

これを書いていて、公爵家の裏設定が出来てしまったわ。

気分が乗ったら、また書くかもしれません。

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