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まとめると香辛料
短いですが、ここまでをまとめると、支倉凍砂『狼と香辛料』は、若者達に第二ステージの論理を説くとともに、大事なものを忘れてはいけないという第三ステージ的な見地から書かれているのでした。そして、その第三ステージの抱える問題は、既に『半月』の項で述べました。そうです、本論はループします。ループしてこそ、世界なのです。どこまで考えつくしても答えが見えないのが世界なのです。私がここまで意を尽くしたからといって、結局は自分の足で歩まなければならないのが道というものなのです。




