第10話 その5
11回目にしてようやくシルフの加護をゲット。
あとはスコアアタックでもやりますかね……。 SPを稼いで、サクッとレベル5まで上げちゃいたい。
スコアアタックはだいたい20万点くらい稼げるので、70ポイント必要な場合なら4回もやればお釣りがくる。
地下都市で稼いだ11回分がすでに30SPあるので、もう目と鼻の先。
とは言え、今の状態でもう上げられるだけ上げておく。
アクションゲームなんだし、素早さは必須だよね。
剣士リョウタ 剣LV5 弓LV4 HP700 コスト232
スキル 魔法の鎧LV2 バインドLV1 シルフの加護LV3
「やりましたね……!! シルフの加護取得!! おめでとうございます!!」
「いや、ホント長かったわ……最初の頃から合わせたらまあ20回以上はやってる事になるもんね……地下都市だけで」
「これからスコアアタックやりますか?」
「そうだね……あ、あのワイバーンってのまた戦いたいけど……毎回出るものなのかな?」
「どうでしょうか? 倒せなかったプレイヤーが居なければあんな風に緊急で現れる事も無いと思うのですけども……」
「って事は……無傷の状態のワイバーンを相手にする任務もあるって事だよね」
「そうなりますね」
「依頼あるかな? やっぱりやられっぱなしのままより、やれる、倒せるという事を証明したいな」
「ギルドに行ってみましょうか」
実はそんなに運が悪いわけじゃないって事は、あとでヨシテフから聞かされる事となる。
やはりシルフの加護は取得難度が高いみたいだ。
もしも、俺がこのまま20回以上かかったよ……運ないよなんて発言をしようものなら、それ以上に取れてない人にはたちまち叩かれる。
人の不幸が大好きな人ばっかりで、参ってしまうね。
素直におめでとうで、いいじゃないか……。 ゲームバランスは俺のせいじゃないんだしさ。
でも、そう言った心理も読めなくてはならないのだろうね……俺が小説家を目指している以上は。
係員
「ワイバーンね、まあ、挑戦するならそりゃあ止めないよ? 冒険者達は基本的に不死なんだしね」
リョウタ
「なんだか厄介そうな相手?」
係員
「そりゃあそうさ。 なんたって大型のドラゴン族なんだからさ」
エリシェ
「もし、逃がしてしまったら報奨金が出ないんですね……当然と言えば当然ですけど……」
あれ? そういやそうか……サマナーであるエリシェに好感度が設定されているんだから、任務の失敗は……つまり好感度ダウンに繋がるのか。
エリシェに嫌われたくないなぁ……。
安全な道を選ぶ方がいいのかな?
……エリシェを見る。 この顔は……? やっぱり女性の事なんか分かるわけないってのが結論。
散々迷った挙句に、結局やってみる事にした。
係員
「そうか、それじゃ受理の確認と……あとは、あの人達と合流してくれるかな?」
リョウタ
「あ、そうか協力プレイなのか」
エリシェ
「頑張りましょうね!!」
倒せたら報酬は良いので……エリシェに急接近だな!
なんて単純じゃないのは知ってる。 けど、そうやってテンションを上げていかないとね!!
俺はプレイヤー4として参加。 4人が2人ずつのカード戦士を呼ぶので、述べ12人での戦闘になる。
さて、俺の手持ちのカードは……とりあえず弓の最強部隊という編成で行ったらどうかな?
俺、ローガン、アシモフの3人の組み合わせだ。
他にも最近取ったカードで強そうなもの……
斧使いレティシア 斧LV5 弓LV2 HP800
スキル アタックLV3 ガードLV2 ヒーリングLV2 コスト260
ムチ使いないとう ムチLV5 弓LV2 HP800
スキル アタックLV3 毒攻撃LV3 コスト274
斧使いMUSUKA 斧LV5 ボウガンLV3 HP700
スキル プレッシャーLV2 当て身LV3 コスト246
等があるけれど。
シックザールとレティシアを組ませて、隠密&回復の長期戦も視野に入れておくか。
あとはヨシテフ&MUSUKAのダブルプレッシャーとかかな。
1回戦ってて、酷いブレス攻撃だったのを覚えてる。 かわしきれないブレスというやつだ。
まあでも、今はあの時と少し違う。
経験もあるし、スキルも整った。 勝てる要素はある……!!




