第8話 「私財を使うのはRPGの基本?」
ゲームセンター内
「あれぇ? なんだかナビゲーターのセリフが変わったような気がする」
「ん?、リョウタまだだったの? ナビゲーターにも好感度みたいなモノが設定されてるらしいよ」
「なんだってぇ?! それじゃ某ドキドキメモリアルみたいな? あんな展開も待ってたりするの?」
「そこまでは知らないよ、俺だってセリフ変わるところまでは来てないもん」
「そうか……これは、相当ネタになりそうな……」
「安易にラブコメ展開になるとは思えないけど?(笑)」
「まあ、ストーリーの方もある程度進んでるし、今度はちと強化だな」
「俺はもうそろそろ眠いけどね」
「いい時間だもんねぇ……それじゃ上がるかね」
「ういうい」
今日も少し、話が進みそうだな……。
「これ、家で出来たらいいのにねぇ」
「……出るらしいよ? ロープレ的なヤツが」
「あれぇ?! そうなの?!」
「もうちょい先の話なんだけど、依頼とか増やして携帯ゲーム機の方で出るらしい」
「なるほどねぇ……今なら別に回線繋がなくてもソフト売ってるような店でWi-Fiとかあるもんね」
「なんか基本無料にするとかいう噂もあるけど、出てみないとわからんね、こればっかりは」
「どうやって基本無料にするんだろう……? それって会社として儲かるの?」
「さあねぇ、儲かってるからやれるのかもね」
「買ったら家から外に出られなくなりそうだ……」
「仕事の合間に簡単に出来るようになるのなら、それはそれでいいなぁ」
今後の展開に期待してしまうな……。 RPG的な要素が増えて行くのなら、それはそれで面白そうだし。
今日だけでも、ペットに覚醒技にとだいぶ戦略から変わって来そうな要素が増えた。 これ以上なにしようというのか?
まあいい。 今のやるべき事はシルフの加護LV5を覚醒のカードに使ってしまったという事実。
これは自分でスキル獲得を目指すという事を意識しての事だ。 アルティシアの戦闘スタイル、近くに張り付いて最速で敵を殲滅するという、近接戦闘寄りのキャラクターに切り替えて行く。
近接戦闘の利点は、球切れが無い事。 中距離ももちろんそうなので、うまく使われたら中距離の方がリーチがある分だけ有利なのだが……。
近距離の方が振りが速い、超接近戦まで持ち込めれば手数で圧倒できるという事だ。
「また、休み取れそうなら教えてよ」
「ああ、今度は棚卸しとかあるけど、その前にも休みらしいやつあればね」
「棚卸しって3月末じゃん……どんだけ先の話……」
「全く、人が辞めたくなるような雰囲気作る天才が居るからね……、そういうのでも、簡単にクビに出来ない事情もあるみたいだしね」
「なんでそういうのがのさばってんのかなー」
「上司にだけはいい顔してるからね……まあ、言ってても始まらんのだけどさ」
「そうか……じゃあ、またね」
「そんじゃ、また」
こういう不条理なところとかは小説に入れたりして、何だかこう、社会的な風刺とうかそういうの出来ないもんだろうかね……。
まあ、まだ読んでる人が少ないので、俺がどうにか出来るって話じゃないんだけども。




