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第7話 その8

 ドワーフ

「もう終わりかぁ……また退屈になるのぅ」


 ヨシテフ

「まあ、俺はまた来なくちゃダメだろうけどね」


 リョウタ

「武器にカードの力を乗せるって言ってたよね」


 ドワーフ

「うむ……さっきの戦い自体がまあ、その儀式そのものなんじゃ」


 シックザール

「じゃあなにか? もう宿ってるのか?」


 ドワーフ

「これからは覚醒ゲージというモノが見えるようになるのじゃが、それが半分以上溜まっていれば、近距離、遠距離、ダッシュボタンの同時押しで発動が可能になったぞ」


 リョウタ

「そうか……もう、この剣に宿ってるんだ……」


 エリシェ

「アルティシアさん、強かったし、今まで随分助けてもらいましたね」


 リョウタ

「これからはカードとしては呼べないけど、覚醒する度に思い出すことになるね」


 ドワーフ

「この中では……お主だけじゃな、ちょっと来い」


 リョウタ

「え? 俺?」


 なんで呼ばれてるのか分からない。


 ドワーフ

(うむ、とりあえず、依頼とは関係ないんじゃがの)


 なにやら小声でなんの話だろう?


(なんですか?)


(お主、ノーム族に会った事があるのだろう)


(え? なんで分かるんですか?)


(まあ、その、後で分かるかも知れんがな……)


(でも、ノームは殆ど見つけられませんよ?)


(いや、いいんじゃ、とりあえず今はな)


(……なにか知ってるんですか?)


(うーむ……4属性人、4精霊が偏りつつある)


(4属性人? ってなんでしょうか?)


(土の人間、水のメロウ、火のドワーフ、風のエルフじゃな)


(それは……エリシェの方が詳しそうなんだけどなぁ)


(まあこれだけ覚えといてくれれば良いんじゃ、メロウ族の困難を救うことが、今は均衡を保つのに一番の近道なんだと)


(なんで俺だけ? 他のみんなも話せばいいのに)


(その時が来たら知ることになるだろう……まだ、その時ではないとノームが判断している限り、人間は忘れてしまう)


(そういや……まあ、そんな事言ってたかも)


(だから、まあ急な話なんじゃがメロウ族の出している依頼などあれば積極的に受けて解決して欲しいのじゃよ)


(報酬とかどうなってるの?)


(ソレは殆ど期待できんだろう……だが、これは世界全体のためなんじゃ)


(……まあ、わかった……一応覚えとくよ)


(話はそれだけじゃ)


 結局のところ、なんで俺だけノームの事を覚えてられるのかを聞かれる訳でもなく、呼ばれた原因は……ノームに知人が居るから? としか想像がつかないのだ。


 難儀な話だなぁ……バランス? 調整?


 エリシェ

「もういいんですか?」


 ドワーフ

「おお、良いぞ、エリシェちゃんじゃったか……色々心配しとるようじゃが、心配なんぞいらんぞ」


 エリシェ

「はい? 私の心配?」


 リョウタ

「なんの話だ?」


 ドワーフ

「ほっほ! 他の皆の衆もまた暇な時にでも来てくれんかの」


 ……とぼけてる、のだろうね。


 それにしても、4属性とか4精霊とか言ってたな……よく聞くところではウンディーネ、シルフ、イフリート、ノームだよな。


 ノーム……あれ、もしかして精霊なのか……?


 シルフ……シルフの加護……?


 結構名前が出てくるよな……。


 エリシェ

「リョウタさん?」


 リョウタ

「え? ああ、もう帰ろうか」


 マキナ

「そうですよ!! コーリングでパパッと!」


 ドワーフって、結構謎の種族だな……。 


 とりあえず次はメロウって言ったっけ……それだけ覚えとこう。





 ――第7話 終わり――

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