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第7話 その7

 ま、これくらいは予想してた。 こうじゃなくっちゃね……!


 第1ラウンド、暇つぶしドワーフ WIN!

 エリシェMP600→326


 シックザール

「大丈夫なんか? えらく一方的にやられてたが」


 リョウタ

「まあね……アルティシアには感謝してるし、今まで助けて貰ってた分もあるしで、正直調子狂うよ」


 エリシェ

「リョウタさん、頑張ってくださいね……信じてますから」


 ベルモンド

「それにしても、相手は予想以上に動き回ってるでゴワス」


 ドワーフ

「ほっほっほ! 今更変更は無しじゃぞ?」


 リョウタ

「わかってる、まあなる様になるって」


 マキナ

「先輩の為にも、カッコイイところ見せてくださいよ!」


 リョウタ

「うん、だいたい構想は出来たよ」


 第2ラウンド 

 リョウタ VS 暇つぶしドワーフ


 ドワーフ

「手加減なんかせんからなー、暇つぶしが興ざめするでの」


 リョウタ

「必要ないよ」


 エリシェ

「リョウタさん、大丈夫ですよ、勝てます!」


 マキナ

「さて、どんな立ち回りを見せるのか……?」


 シックザール

「隠れてればまあ射撃はくらわないんだがな……ロックオンされてると場所が分かってしまう」


 ヨシテフ

「ここは隠密なんかをつけてると戦いやすい場所なんだね」


 マキナ

「しかーし! この2人にはそんなスキルは付いていない!!」


 シックザール

「……なんだ? あの動きは……」


 エリシェ

「あれ? ターゲットをロック出来てないままですね」


 マキナ

「これはどうしたことでしょうか? リョウタ選手ターゲットロックをしていない!! 動揺しているのでしょうか?!」


 リョウタ

「……これでいいんだよ……!!」


 特大の魔法を岩陰から、端と端に向かって放つ。 ロックしたままだとロックされた方向へ向けてしまうが、この場合はただまっすぐ自分の向いてる方向に向かって行くだけ。


 ……これに誘導するように相手を仕向ければ……


 マキナ

「あああ!! これは!!」


 シックザール

「なんだと?!」


 吸い込まれるようにファイヤーボールへ向かうアルティシア。


 ズガガガガガーーーン!!!

 

 命中、炸裂!!

 

 アルティシアHP533


 リョウタ

「……ダウンを取った!! このまま距離を縮めるとどうなるのか!」


 ドワーフ

「くぉ! こんな裏ワザにやられるとは……」


 相手の起き上がりに魔法を重ねる。


 マキナ

「アルティシア!! かわして突撃します!!」


 リョウタ

「焦ったね?」


 ガシン!! と魔法の鎧で攻撃を受ける。 弾かれるモーションが動きを止める。


 リョウタ

「もらった!!」


 剣撃を6発、打ち込む。


 アルティシアHP210


 マキナ

「これは前回とは全く違う展開!!」


 エリシェ

「リョウタさん!! カカシの時……あの時の攻撃が外れた事を利用したんですね!!」


 リョウタ

「エリシェに習った事だよ、忘れないって!」


 シックザール

「いや、応用力だろう?」


 マキナ

「あとはトドメの攻撃ですが……もう魔法の鎧は剥がれてしまっている……が?!!」


 シックザール

「まあ、そうなるか」


 ヨシテフ

「時間稼ぎか……隠れてれば問題ないね」


 マキナ

「アルティシア、どうしても速く動けません!!」


 シックザール

「当然だ、またあの攻撃が来れば終わりだからな」


 ……障害物を利用して相手の動きを封じる、接近戦になるまでに鎧を回復させる。


 この2つが勝敗を分けるカギとなった。


 マキナ

「勝者!! リョウタ選手ーーー!!!」



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