第7話 その6
マキナ
「さて、どうやって切り抜けるのか……? ラウンド1、スタート!」
シックザール
「こちらは倒せば終わり、1本でも取れば勝ちってのはいいが、もしやられてしまった場合、それは当然エリシェのMPを使って復活する事になる」
マキナ
「という事は……? これはゲームとは言え本当の真剣勝負です!」
シックザール
「さっき俺が戦って感じたことだが、あの爺さん……まだ余裕あるって感じだったんだよな……」
マキナ
「もしやられてしまったら……復活の上限は2回です! つまり3回戦まではありえるという事になりますね!!」
シックザール
「まあ、その3回で勝てればいいけどな……」
マキナ
「え?! 3回やっても勝てない事もあるという予想なんですか?」
シックザール
「能力の相性が悪い……魔法の火の玉は大型で柱を避けて飛ばすのはかなり難しいが、爺さんはボウガンの単発型4連だ、隙間から打ち抜く事も出来るしな」
エリシェ
「それじゃ……負けちゃうんですか?」
ベルモンド
「勝負は時の運もあるでゴワス」
エリシェ
「……リョウタさん、自分で運には自信が無いって言ってましたけど……」
マキナ
「そうこう言ってるうちに、互がたまに見えるという状況での撃ち合いに試合は流れている!!」
ヨシテフ
「まあ、あれでも戦闘経験だけは十分だからね……やれるかも」
リョウタ 鎧が剥がされて、更にHP712
アルティシア HP800
マキナ
「これは厳しい!! ジリジリと削られていく!!」
シックザール
「唯一の救いはあの火の玉か、あれでボウガンの矢を消し飛ばすという方法を見つけて以来、ダメージをくらいにくくなってる」
エリシェ
「これは……!! リョウタさんの戦い方ですね」
シックザール
「ああ、あいつの好きな『情報』ってヤツだ」
マキナ
「さらに役に立つのか分からない程度のヒーリングも健在!!
リョウタ HP724まで回復
ドワーフ
「全く攻めて来んのかい……」
リョウタ
「まだ、情報が足りないんでね」
ドワーフ
「回復されないくらいの間合いで切り刻めばいい事だ」
リョウタ
(51、52……)
マキナ
「おっと突進します!! アルティシア突進!! そして速いー!!」
リョウタ
「くっ! ファイヤーボール!!」
ドワーフ
「おおっと危ない、だがこれでどうじゃい!!」
ズバッ!! ザクザクザクザク……!!
ヨシテフ
「やられた、1コンボでこの威力とはねぇ」
リョウタ
(ファイヤーボールのかわされる距離もだいたい掴んだ……が)
魔法の鎧 再装備!!
リョウタ HP366
アルティシア HP800
シックザール
「こりゃあ一方的な……」
ドワーフ
「鎧なんぞまたボウガンで剥がせばいいだけじゃ」
エリシェ
「この戦いは全て情報収集に努めてますね……!」
シックザール
「だが、肝心のダメージが全く当たってないぞ」
ヨシテフ
「救いは、あのダメージ補正だね、多段ヒット技は後に与えたダメージが少なくなるように調整されてる」
リョウタ
「いくぞ!!」
ドワーフ
「もうこの試合は捨てたのか?」
ボウガンをかわす、今度はファイヤーボールなしだ。 ……距離を取られている、この距離はかわせる。
距離を縮めるがこの時にはボウガンはかわせない。 魔法の鎧はまたも崩れ去る。
マキナ
「リョウタさん!! リョウタ選手……鎧を剥がされたー!! あとがありません……」




