第7話 その5
ヨシテフ
「じゃあ俺はこれで」
斧使いキングス 斧LV3 投石LV2 HP400 コスト92
ドワーフ
「これは……良いのか?」
リョウタ
「あら、まあそりゃあ忙しいしな……」
ヨシテフ
「いや、ホント、マジでカードとか全然ないからさ」
ベルモンド
「しょうがないでゴワスな」
これは戦闘シーンとか要らないよね。
もちろんヨシテフの圧勝で終わった。
……残るは俺だけだ。 俺の選ぶカードは……。
剣士アルティシア 剣LV4 ボウガンLV2 HP800
スキル 連撃LV3 連射LV1 シルフの加護LV5 コスト260
エリシェ
「え? このカードは……一番使用頻度が高いアルティシアさん……」
ドワーフ
「こりゃあまた……最後はまた良い試合が出来そうじゃが、良いのか? これに使ってしまったら2度と元には戻らんぞい」
リョウタ
「迷ったんだけどね……どうしても、カードの状態で呼ぶと性能がカードの能力よりも弱くなってしまう」
ヨシテフ
「まあ、人が直に操るとなると……命令コマンドではやらない行動とかあるしねぇ」
リョウタ
「そういう事、俺は、このカードを出して、この戦いに勝ちたい」
エリシェ
「リョウタさん……」
これは、自分の中にある何か見栄のようなものなのかも知れない。 実際にこのキャラを使いこなしている人が居るとすれば……。
素早さに重点を置き、手数で押して、更にどんなモンスターだろうと寄せ付けない、何か孤高の戦士といったイメージが見えてくる。
強く、速く、美しい女剣士、アルティシア。
俺はこのカードでしか知らない戦士に強く憧れていたのだ。
リョウタ
「近接戦闘の利点は、攻撃に隙がない事、そしてこのキャラは離れた間合いを一瞬で詰めるだけの速さがある」
ヨシテフ
「連射もレベル1だけど持ってるもんね、オールラウンドってやつか」
シックザール
「うむ……これは、相当分が悪いと思うぞ?」
剣 LVが上がる毎に、攻撃回数が増える、攻撃力も少しずつ上がる。
ボウガン LV1 1発ずつ発射
ボウガン LV2 2発連続発射
ボウガン LV3 3発連続発射
ボウガン LV4 2発同時発射、2連発
ボウガン LV5 2発同時発射、3連発
シルフの加護 LVに応じて移動速度とジャンプ力が上昇。
連撃 LVに応じて、通常攻撃を繰り返す回数が増加
連射 LVに応じて、射撃攻撃を繰り返す回数が増加
アルティシアは剣LV4なので、5回攻撃(LV1で2回攻撃)、そして連撃がLV3なのでそれを3回繰り返す……5回×4回の20回攻撃。
ボウガンもLV2で連射LV1は4連続発射。
リョウタ
「このカードに勝ちたい」
ドワーフ
「ま、簡単にはやらせんがな」
かくして、またもバトルシーンが続く……。
エリシェ
「リョウタさん……頑張って……ください」
リョウタ
「行ってくる」
真剣勝負……!!
マキナ
「何だか……実況しにくい空気になっちゃいましたねぇ」
シックザール
「ま、キツイだろうな……」
マキナ
「解説に来てくれたんですか?」
シックザール
「悪いかよ」
マキナ
「……では、気を取り直して……行きますよ!」
魔剣士リョウタ 剣LV5 魔法LV5 HP800 コスト274
スキル 魔法の鎧LV2 ヒーリングLV2 ガードLV2
魔法の鎧 LV毎に無効化出来るダメージが変わる。 耐久値内であれば何度でも無効化。 近接攻撃を弾く事が出来る。
魔法の鎧 LV1 HP20
魔法の鎧 LV2 HP50
魔法の鎧 LV3 HP100
耐久値を超えても、鎧が崩れ落ちるモーション中はダメージを受けない。
破壊後、1分で再生。
この鎧が俺の切り札だな。




