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第6話 その5

 リョウタ

「エリシェ、街に連絡って出来るよね?」


 これは以前、スコアアタックの時の事だが、その時どこから連絡をもらったのか、「緊急連絡です」という風にワイバーンの出現を知らせてきたことがあった。


 これはナビゲーター用の回線みたいなものがあると考えていい。 そんな考えがボヤっと頭の中にはあったのだ。


 エリシェ

「あ、はい、出来ますよ!」


 急に話を振られたエリシェは多少ぎこちなく答えた。


 リョウタ

「それじゃあ街のギルドに増援の手配と作戦の時間を伝えて」


 エリシェ

「分かりました。 増援は街のコーリング先で待機ですよね……時間はいつ頃になるのでしょうか?」


 リョウタ

「時間かかるだろうけど、そうだね、深夜0時には揃えて欲しいかな」


 エリシェ

「結構遅い時間なんですね、それなら増援も期待できますね」


 リョウタ

「冒険者を捜すってのは、明るいほうが捜しやすいけど、見つかりやすいというデメリットもあるからね」


 プレイヤー2

「パーティを2つに分ける意味はあるのかい?」


 リョウタ

「メインで戦うのと、逃走経路を潰すのとで2パーティ……と、考えてます」


 アシモフ

「……なるほど、逃げる前提なのか……」


 プレイヤー5

「相手はそれほど強くなかったからね、ただ隠密使われたらキツイかなぁって」


 リョウタ

「狙うのは隠密を使っているであろう冒険者が最優先という事になるのかな」


 プレイヤー2

「……なるほどね……私はどちらに?」


 リョウタ

「正面からお願いします。 ターゲットを発見したらそこから大きく迂回しながら本拠地を捜すのは俺達のパーティでやりますね」


 プレイヤー2

「そうか……それなら構わないよ。 暴れる方が性にあってるのでね。 ……編成は?」


 リョウタ

「まあ、偶数と奇数で分けましょう。 1、3,5,7の人は俺とで、残りの人はプレイヤー2の人をリーダーにして、出来れば挟撃したいところですね」


 ……こうして、ギルドに来ているイベント参加者を巻き込んで、悪しき冒険者を確捕するという大事に発展するのだった。


 夜を待つ。 その間にも作戦の練り直しや所々のサインなども決めておいた。


 いよいよ、作戦決行となる。


 リョウタ

「では、お願いしますね、前方に敵影です」


 プレイヤー2

「ああ、任せてくれていいよ」


 冒険者らしき人影を感知スキルを使って察知する。 この進行方向の遥か先の方へ回り込む。 それがアジトへの帰還の途中なのか、それともこの先にいるかも知れない、感知+隠密のパーティと出くわすのか。


 どう出るのか……?


 プレイヤー2

(……うまくいったかも知れない、隠密持ちらしき人影発見だ)


 リョウタ

(出来るだけ近づいて、一瞬でカタを付ける必要があります)


 プレイヤー2

(わかってますよ、この巻物は近接じゃないと効果が出ないのですからね)


 ……こちらはこのまま偵察の冒険者を監視する。


 プレイヤー2

(……っく! 悲鳴が少し漏れたかもしれません!)


 ……どうなる? 偵察の冒険者は……? 方向を変えて奥方向へと逃げていく。 よし、だいたい計算通りだ。


 リョウタ

(プレイヤー5、7もそちらの部隊に入れて、正面から突撃してください)


 プレイヤー2

(了解した!)


 ちなみにプレイヤー3はアシモフさんだ。 俺よりもベテランの冒険者。 多分こちらに逃げてくるであろう冒険者の残党がりにこれ以上ない助っ人が隣に居るのだ。


 アジトを押さえれば、サマナーに対して王国軍を名乗って魔力の供給を止めるという前に使った方法も一応、案として作戦に組まれている。


 成功は間違いない。




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