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くだらない…くだらない…

私はなんて愚かでバカだったのか……。


悔やんでも 悔やんでも 時間は戻せない……。

それなら…絶対…乗り越えてやるんだ……。



意味もなくショッピングセンターをうろついていると

いろんなカップルとすれちがう。



この中に純真に愛し合ってるカップルは

何カップル中 何カップルなんだろう……。



そして私のように男に騙されてる痛い女は何人いる?



男なんて…男なんて…もう絶対安易に信じるもんか……。



  今きっと私 眉間に深い縦じわできてる……。



情けなくて泣くと 自分をさらに追い詰めるからね・・・・・




あいつとはキレイさっぱり すっぱり別れてやるんだ~~~!!

こんなに痛い子を自分自身で追いこまないように……

私だけしか私を守ってあげられなからさ……。



傷がいえるまで 恋なんてしなきゃいい……。


自分だけを愛してくれる人に出会うまで じっくり一人でいればいいよ……。




塾は…やめさせてもらおう……。

こんな後で 騙した男に勉強を教えてもらうなんてバカでしょ…



地方の四年制大学はあきらめて 専門学校か短大か……




三階の専門店街をぶらついていると 本屋で立ち読みしてる秋杜を見つけた。

一段と背の高い秋杜は 一般にまぎれてても

そこだけオーラーがあった。


中学生なんてきっと誰も思わないだろうな…

私服の秋杜はどこから見ても大人びて 高校生でもいい…

大学生でも通るかも知れない……。



『俺のところに戻ってくる』自信たっぷり言いきったのは去年だった。

一年しかたってないのに今では とても

まだそう思ってたりする?なんて声もかけられない……。


相変わらず冷たそうな横顔……

どんな学校生活を送ってんだろう……



冷た過ぎてきっと敬遠されてて浮いちゃったりしてて……。



秋杜は…嘘をついてまで性欲のままに生きる男にはならないでね……



そう祈るしかない……。




さ…ぁ~残りの作戦を…決行するか~~~。




いざ決戦

真実をありのまま受け止めてやる…私はまーくんの部屋に向かった。

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