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      020

全てをまーくんにリードされて 羞恥心が快感につながるのを知った。



初めての経験なのに……私は喘ぎ続ける。



  慣れてるって…思われちゃうよ……


そう思っても出てしまう声を 手でおさえた。




「どうしておさえるの?」まーくんの声は甘くて 色っぽい



「だって…慣れてるって…思われちゃうから…」


言い終わるとまた まーくんが背中がのけぞるほどの

攻撃を容赦なくしかけてきた。



「まー…ハァ…くん…ンン……」



「男はさ…自分のテクニックで女の子が感じてくれるのが

めっちゃ…興奮する生き物なんだ……最後の瞬間までは…

女の子がどんなに自分に感じて たくさんいい声を出してくれるのか…

それが男にとっての…快感だから…もっと…もっと声出していいんだよ……」



まーくんの甘い声に私の我慢は限界に来た。



感じれば…感じるほど…それを素直に表現すると

まーくんは


「春湖…めっちゃ可愛い」と言ってくれてうれしかった。



一つになる時も まーくんのリードで友達から聞くほどの

激痛も苦しみもあまり感じなかった。



「大丈夫だよ…春湖はしっかり用意が整ってるから…

俺につかまって……一緒に行くよ……。」




次の瞬間だった。



体全身に 何かが破けた音がした。




  ブチン……


その鈍い音を忘れられなかった。




私は…大人の女になった………。

大事なものを…まーくんに捧げて……私はまーくんにしがみついて



一緒に大きな快感の波の中で泳いでいる……。



  いいんだよ…これが…これが……


私のいるべき場所だから………。


秋杜とのキスにときめいた心が まーくんによって修正されていった。

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