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推理小説の妖精(ファンタジー)
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目次の段階で既に気付いていた。
ページの端からチラチラ僕を見る黒い影。
ページをめくってもついてくる小さな妖精。
声は聞こえないのに、僕に何かを伝えようと口をぱくぱく動かしている。
僕は絶対に彼を見ないようひたすらページを睨みつける。
……イヤだよ、推理小説のネタバレなんて。
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2018/02/25(日) ジャンル:ファンタジー
私自身はネタバレは結構好きです。




