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手のひらの一滴  作者: 狼子 由
2020年に作ったもの
496/514

狙いに来て(ファンタジー)

●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●


 黒板がぶっ飛んでくる。

 掠めた腕が抉られて、ひどく痛んだ。


 君の唱える終末論によると、終わりは僕ら人類の目的なんだって。

 このために生きてきたのなら、もうちょっと優しくてもいいんじゃない?

 君のもたらす終末を、僕は絶対に受け入れない。

 ふざけんなよ、世界のついでになんて殺されてやるものか。


 飛んできた柱を受け止めて、地上を睥睨する君の方へ投げ返した。

 君の視線がちらりと僕を見る。

 笑って返して、まっすぐ君へと地を蹴った。


 さあ、おいで。

 どうせなら他の誰でもない僕を止めに。

 その過程で死ぬなら、不可抗力だねと認めてあげるから。


●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●


2020/12/11(金) ジャンル:ファンタジー

『三題噺ったー!』https://shindanmaker.com/264399 からのお題です。

名無しのVさんは「黒板」「終末論」「不可抗力」を使ってなにかお話を作ってください。

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