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手のひらの一滴  作者: 狼子 由
2020年に作ったもの
485/514

悪徳は純心の前に(微ファンタジー)

●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●


羽をしまった彼の背後から、少女が近寄ってくる。

「お兄ちゃん」

「おっと? 何かな、お嬢ちゃん」


にこやかに答えた彼の背をじっと見て、少女は答えた。


「お兄ちゃん、天使? さっき背中で羽がぶわってなってたよ」

「錯覚だろうよ、お嬢ちゃん」


彼は苦笑で首を振る。幸い、ちゃんとは見ていなかったらしい。


羽は羽でもこりゃあ別の方サ。

君と契約したいともまさか言えないし。


●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●


2020/11/17(火) ジャンル:微ファンタジー

綺想編纂館(朧)@Fictionarys さんの企画「#novelber」

11月の間、各自で毎日1題の物語を作っていく企画です。

Day17のお題は「錯覚」。

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