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手のひらの一滴  作者: 狼子 由
2020年に作ったもの
469/514

神様ありがとう(恋愛・GL)

※GLです。

●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●


 毎日、優奈は私を迎えに来る。

 なんで朝からそんなに元気なのって苦笑しながら、さらさらの髪を撫でて、出発。


 小柄な優奈はまるでお姫さまみたいで、私はこの子を世界中のあらゆる災厄から守る騎士役。

 だけど、騎士の仕事は橋の袂まで。

 そこには優奈の王子さまが待っていて、笑顔でおはよう、なんて声をかけてくる。


 そこからは三人で高校まで向かう訳だ。

 王子さまも姫も優しくて本物の良い子だから、絶対に私を邪険にしたりはしないけど。


 私は適度に相槌を打ちながら二人の背中を眺める。

 神様、私にこんな過酷な脇役を振ってくれてありがとう。

 朝のたびに胸が張り裂けそうでも全然構いません。

 優奈の幸せそうな姿が見られるなら、なんでも。


●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●


2020/10/07(水) ジャンル:恋愛・GL

『三題噺のお題メーカー』https://shindanmaker.com/58531 からのお題です。

名無しのXは「朝」「橋」「過酷な脇役」を使って創作するんだ!ジャンルは「百合レア」だよ!頑張ってね!

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