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手のひらの一滴  作者: 狼子 由
2020年に作ったもの
452/514

過去は消えない(ヒューマンドラマ)

●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●


クリスマス前夜、コンビニバイト中の僕のレジに、君が立ち寄った。


「今夜もバイトなの?」

「ああ」


言葉少なにバーコードを読み取り、君に返す。

1人分のケーキを買って帰ってく後ろ姿を黙って見送った。


「一緒に過ごそう」と言えれば良かった。


小学生の頃から好きだった。

だけど、君といるとあの頃のことを思い出す。

あの日クリスマスイブ、煙突の中に閉じ込められた記憶。

泣いてる僕の頭をぎゅっと押していたのが君だったことまで。


憧れと悔しさを噛みしめて、遠くで光るイルミネーションをじっと眺めた。


●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●


2020/08/31(月) ジャンル:ヒューマンドラマ

『三題噺のお題メーカー』https://shindanmaker.com/58531 からのお題です。

名無しのXは「夜」「クリスマス」「最弱の記憶」を使って創作するんだ!ジャンルは「悲恋」だよ!頑張ってね!

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