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手のひらの一滴  作者: 狼子 由
#ふぁぼくれた方を主人公にして140字小説を書く
379/514

ようこそ、猫天国へ(たびーさん)

●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●


「お、起きたか、新入り」


目覚めると、背中に翼のある三毛猫が僕を見下ろしていた。


「ここは……」

「猫天国だよ。知らなかったのか? 愛されて生きた猫は猫天使になるんだぜ」


そうだったのか。じゃあ、実家で一緒に暮らしたあいつや、隣んちに毎日通ってた半ノラのあいつも、もしかして。

いや、でも僕はパーティの仮装で、猫耳付けててそのまま死んだただの人間なんだけど。


「どうした、そんなとこで立ち止まんなよ。さあ、こっちだ。仲間に紹介するぜ」


肉球がちょこんと掌に触れる。

ああ、もう良いや。この感触だけでここは天国。

僕が人間とか、猫天使って何すんのとか、ほんともうどうでも良いです。


●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●


2019/06/28(金)

サークル『猫島珈琲』を運営されているたびーさんは、文章の美しさもさることながら、その猫好きなご様子についても、見ていてとても楽しいです。

ずっとずっと先の話ですが、たびーさんならきっと猫ちゃん達が連れてってくれるんじゃないかしら。

それまでは狼子の肉球も握ってて欲しい、僕の大好きな物語の主人公です。

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