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手のひらの一滴  作者: 狼子 由
#ふぁぼくれた方を主人公にして140字小説を書く
378/514

星灯りのフェアリーサークル(fさん)

●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●


伸ばした手は、透き通る羽をかすめてすり抜けた。

微笑む君に魅せられて、夢遊病のように追い続ける。


フェアリーサークルはくるくる回る。

君の瞳は夢か現か。

微笑みさえも幻か。


簡単に抜け出せる。魔法を打ち破る方法は知っている。

だのに、試そうとも思えない。この心こそが囚われたのか。


朝は遠い。

薄暗い夜はいつまでも続く。

僕が君を諦めるまで。


●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●


2019/06/19(月)

fさんことぎねびあさんの作品は、とても美しくて、まるで夢か幻を見ているような気持ちになります。

音の楽しさ、風景の楽しさ、言葉の並びの楽しさ。

幼い頃の悪夢のような、楽しくてもがきたくなるような、そんな世界が目の前に広がります。

隠すつもりも騙すつもりもなく、うっとりと謳う声だけで男達は競って海中に飛び込む、そんな物語の主人公です。

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