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手のひらの一滴  作者: 狼子 由
#ふぁぼくれた方を主人公にして140字小説を書く
372/514

ギャップ萌えアンドロイド(テキイチさん)

●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●


『オニイチャン、オナカスイタ』


あどけない合成音声。

自然に甘えるその仕草と言ったら。


彼の作ったアンドロイドは完璧だ。

完璧な外見、完璧な動き、完璧な知能。


たった1つ、内面と外見のギャップを除けば。

アンドロイドの外見は、落ち着き払った大人の女性を模している。


「何よこれ」

「ギャップ萌えだよ、分かるだろ」


どこか得意げな彼の表情に、私はあえて口をつぐんだ。

ギャップ萌えって多分、そういうことじゃないと思うんだけど。

けどまあ、今の私が彼に抱いてる感情はギャップ萌えのような気もするので、一周回って成功してるのだろう。多分。


●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●


2019/05/22(水)

可愛い犬と幼女がきゃっきゃしていると、テキイチさんを思い出します。

いつも明るくて、昼下がりのお日様みたいな愛らしさ。

そんなテキイチさんの筆による物語は、大人のままならなさとその狭間から滲み出す愛らしさにあふれています。

素直なだけが大人の魅力じゃないのです。自分では気付かぬ愛情が、うっかり漏れ出す大人の恋。

心の中に純真な幼女を住まわせたまま大人になった、そんな物語の主人公です。

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