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手のひらの一滴  作者: 狼子 由
2019年上半期に作ったもの
314/514

迷子の天使(微ファンタジー)

●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●


迷子だ。人生の迷子。

僕はどこから来てどこへ行くんだ。

いや、迷子じゃ伝わらないなら、記憶喪失と言っても良い。

とにかく、ここはどこで僕は誰で、これからどこへ行けば良いのか分からないんだ。


ふらふら街を歩いていると背中からポンと肩を叩かれた。

「よ、探したぜ」


おお、いかついおにーさん。

強面だけど、僕のこと知ってる人なら、今はどんな人でも天使に見えちゃう。


目をキラキラさせる僕に、強面天使はにかっと笑ってこう言った。

「あんたが戻ってきたなら安心だ。俺の方も思い残すことはねぇ。じゃあ、連れてってくれよ、あの世へ」


えっ!? 待って、天使は僕の方!?

ちょっとー!? 記憶さん戻ってきてー!


●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●


2018/02/17(日) ジャンル:微ファンタジー

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